2024年5月10日 (金)

No.1069 墨と紫式部

先日、すごく忙しかった日の夜。

帰宅して、ラベンダーの精油入り、発泡入浴剤のお風呂に浸かり、

ほっーとしていたら、

ふと、墨ってなんでできているんだ?と不思議に思いだして。

多分、ラベンダーの香りが墨の匂いに似ているような気がして、

連想したんでしょう。

子どもの時から親しんでいた墨だけれど何で、

どうやって作っているんだろう?

そして、紫式部はあんなに膨大な字を書いているけど、

どうやって十二単で、墨を摺っていたんだ?と思いだして。

先日、紫式部の硯が見つかったことがニュースにもなっていましたね。

疲れて、ヘロヘロだったけど、お風呂から上がって、

さっそく、墨は何でできているのか調べて見ました。

墨は松やに等を燃やして、煤を集め、

動物の骨や皮を燃やして作る膠を混ぜて、

紙に固着できるようにしたもののようです。

膠が臭いので、香料も入れるようで、

昔はラベンダーはなかったろうけど、

同じシソ等の香りものを入れていたのかも…。

と、ここまでは推測できました。

ユーチューブでも墨の製造工程を見ることができ、

たくさんの灯明から煤を採取しているのは神聖な雰囲気でした。

今でも、ほとんどが手作業です。

でも、十二単で、どうやって墨を摺っていたのか?

シェフはアームカバーのようなものが、あったのでは?と。

そんなばかな。とは言ったものの、疑問です。

翌朝、娘にも聞いてみると、即答で「たすきだよ!」と。

なるほど、たすきか。

そして、今よりもずっと薄かった十二単の話し等も

教えてくれました。

そうはいっても、大量の墨を摺るのは、やはり黒い衣を着た、

お付きの人の仕事だったのかなぁ、なんて思ったり。

大量の墨を摺ると、書く頃には手もヘロヘロだよな、

と思ったり。

男性は黒い衣だからいいのかな?

袖に付いている紐を引くのかな?とか。

色んな疑問が湧いて来ました。

それにしても、不思議ですね。記憶のどこかにしまわれていて、

ラベンダーのお風呂に浸かっていたら、墨を思い出すなんて。

実家の書道教室の墨の清々しい匂いを思いだしました。

浅野屋の看板の文字は亡き私の父が、

特別に書いてくれたものです。

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2024年5月 8日 (水)

No.1068 浅野屋インスタグラムのお知らせ

大勢のお客様にご利用いただいたゴールデンウィーク期間の営業も、なんとか終わりました。

最終日の6日の夜はしょぼ降る雨という天気でもあり、さすがに静かでしたが。

この度、浅野屋では皆さんにできるだけ情報発信を、

こまめにできるようにと、インスタグラムを始めました。

https://www.instagram.com/asanoya2024/

今後は今まで通りのブログでの、食生活を通しての浅野屋スタイルの発信と、

インスタグラムでの、発信の両方向で、

皆さんに親しまれる情報提供をさせていただきます。

特にインスタグラムは若いスタッフからの後押しがありました。

思いおこせば、ブログも若い人に勧められ、

訳も分からず始めたところ、10年以上、1060回を超えました。

手と身体を動かすことが好きな私は、できる限り自分の時間の確保のために、

回避していたインスタグラムですが、

とにかく始めることも大事かなと思います。

いつもバタバタの私たちにどこまで、

できるのか、まだまだ試行錯誤中ですが、よろしくお願いします。

 

 

 

2024年5月 6日 (月)

5月のカレンダーです

5月のカレンダーです。

お知らせするのが遅れて、申し訳ありません。

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5月25日(土)ディナーを休ませていただきます。

ご注意をお願いします。

 

 

2024年4月26日 (金)

No.1067 価格変更のお知らせ

「美味しいものを良心価格で」の浅野屋洋食店ですが、

昨今の諸物価高騰で、

この度、メニューの価格を一部変更させていただきます。

大変心苦しいのですが、これまで以上にサービスを心がけていきますので、

ご理解の程、よろしくお願いいたします。

なお、ホームページでの変更が思うようにできなくなっていますので、

新しい価格はこちらのブログにて、ご確認下さい。

ご不便おかけしますが、合わせてよろしくお願いいたします。

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2024年4月23日 (火)

No.1066 アルバイト募集中!

4月22日より「タウンワーク」にて、アルバイトの募集を開始しました。

22日から、4週間掲載予定です。

ご興味ある方は、スマホ等でタウンワークをご覧の上、ご応募お待ちしています。

 

「美味しいものを、良心価格で、食べて元気が出るお店」

「一人でも、大勢でも楽しい浅野屋洋食店」

 

家庭的な落ち着いた職場を希望されている方に向いています。

浅野屋奥さんが作る、美味しい賄いが付いています。

(かなりな福利厚生です)

 

4月10日賄い「ナムル丼」とアサリ汁

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4月6日賄い「ボイルドポーク トマトソース」と新玉ねぎのスープ

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3月25日賄い「鰆のレモンソース新じゃがと白いんげん添え」と卵のサラダ

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もちろん、全部浅野屋の美味しいごはん付き。

いかがでしょうか。

 

 

 

2024年4月 9日 (火)

No.1065 梨がピンチ

少し前の新聞に、梨の花粉輸入禁止の記事があり、

あれ?と目が留まりました。

花粉の輸入とはどういうことなんかな?

調べてみると、梨は結実するためには、

人工受粉が必要で、しかも他品種からの受粉が必要とのこと。

例えば、大きくてジューシーな「幸水」には、

「豊水」の花を受粉させるそうです。それで、次々と新しい品種ができてくるのね。

私の子供の頃には「20世紀梨」しか無くて、

それもきっとその頃に品種改良されて商品化されたんでしょう。

花粉は中国からの輸入に頼っているそうです。

その中国で果樹の木に「火傷病」という伝染病が流行り、

日本への飛び火を回避するため、

農水省が輸入禁止を決めたとのことでした。

昨年8月の決定ということで、農家は花粉を譲りあったり、

自力で木を育て、花粉を採る、多大な作業に追われているそうです。

こんなものまで、輸入に頼っていたとは。

りんごも梨と同じようなことらしく、やはり花粉の輸入が禁止されたようです。

昨年は梨が長引く暑さで、不作。

口に入る前にほとんど姿を消していました。

そして、今年は、どうなることやら。

浅野屋スタッフの農学部の子に聞いてみると、ぶどうの種を無くす作業は、

花の一つづつに刷毛で薬剤を塗るそうで、首と手がとても痛くなると。

梨やりんごは経験ないけれど、小さな花に受粉させることは、

大変な労力が必要とのことでした。

輸入禁止といえば、2022年のイタリア等で広がった「アフリカ豚熱」を回避するため、

イタリア産のハム加工品がすべて輸入禁止になったことが思い出されます。

農水省の決定も致し方ないとは思いながらも、

いまだに続く禁止はハム類の価格の高騰をまねいたままです。

今回の梨花粉もいつまで禁止になるかの先は全く見通せないとのこと。

なんでも手に入るご時世。豊かなものに囲まれて、暮らしてはいるけど、

その足元はなんとも危ういものです。

昨年知り合いになった農家の方は、合鴨農法、不耕起農法で

美味しいお米を作ってられます。

玄米や、玄米糯米を少量購入して、その味わいの違いに驚きました。

少しのおかずと玄米ご飯で満足できるので、

お休みの日の食卓は美味しくて、簡単になりました。

追加注文しようと連絡したら、今期の分はすべて売れたとのこと。

本物は人手がかかり、量産できない。

その農家さんも兼業されて生計を立てていらっしゃいます。

私たちの食卓はどこへ行くのか?

本当の豊さを考えさせられます。

最後の玄米糯米おこわと新じゃがの煮物の今日の夕食

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2024年4月 5日 (金)

No.1064 マスク外す

2020年、2月に旅行先のインドから戻って来て、

すぐにコロナ禍となりました。

すでに町にはマスクが無くて、マスクを求めて長い列を作ったり、

不織布マスクを洗って何度も使ったり、

コロナについてもよくわからないまま、

恐怖感ばかりが、先行していた頃。

それから、4年がたったこの4月に、

浅野屋では、やっとマスクを外して接客(任意)、パーテイションも外しました。

余りにも長かった行動規制期間に、

これが、今までの普通であったことも忘れてしまうほど。

マスクの煩わしさは無くなったけど、4年の歳月は戻らず、

マスク無しはうれし、恥ずかしの複雑な気持ちです。

さて季節は、もの皆麗しい清明。桜も満開で、気持ちの良い季節ですね。

カキフライは終わったけれど、「生ハムとフルーツのサラダ」は

台湾パイナップルが始まりました。

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とってもジューシーで、少し酸味もある台湾パイナップルは、

これからの季節にピッタリ。

イタリア産のパルマの生ハムの輸入規制は相変わらず、

続いていて、ハムはスペインのハモンセラーノです。

モッツァレラもイタリアからの空輸ものは

以前の2倍以上の値段となり、使えず。

やっと見つけた国産の良心的なものも、定期的には入らず。

食材を取り巻く状況は物価高の影響を受けて厳しいものがあります。

そんな中なんとか工夫して、よりよいサービスを心がけております。

スタッフも学年が上がり、卒業生もありました。

みんな長く働いてくれるので、助かっています。

浅野屋でお待ちしています。

 

2024年3月30日 (土)

4月のカレンダーです

4月のカレンダーです。

よろしくお願いします。

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2024年3月26日 (火)

No.1063 ワインを楽しんで ワインを表現する その3

一口、ワインを口に運んでみて、口中全体、前とか奥とか、

喉元を通る感触等で味わってみます。

この時の感触で、フルボディなどのワインの性格を感じます。

「骨格がしっかりしている」とか、「軽やかな」とか、「重厚感がある」とか、

「重い」とか「レッグが長い」、「余韻が長い」「エレガントな」等々、

様々な表現をします。

まずは、フルボディ。

よく聞きますねぇ。一口にいえば、濃くて、濃厚なワインです。

ただし濃い中身はもう少し複雑です。

熟成が進み、タンニンが豊富で複雑な味わいがするワインと、

日照が十分で、果実味の濃いワインと二種あると思います。こ

のあたりをうまく伝えられると、好みのワインが見つけ易いと思うのですが。

具体的には、ボルドーのカベルネソービニヨンやメルロ-の混醸のもの、

できれば熟成が進んだものが前者の代表的なもの。

ブルゴーニュのピノノワールも、

優れた生産者はフルボディのピノノワールを作り出しています。

ローヌのシラーズとグルナッシュなどの混醸のものも、フルボディが多くあります。

イタリアでは、ピエモンテのバローロ等がフルボディの代表的なものです。

また、イタリアのモンテプルティアーノやネッロダボラ等が、

凝縮した果実味が味わえる後者の代表的なものと言えると思います。

次はミディアムボディ。ミディアムなんで、中くらいの感覚です。

サンジョベーゼや若いピノノワール、ボルドーでも、若いワインはミディアムと表現されると思います。

どんな食事にも合わせやすく、飲みやすいです。

そしてライトボディ。

アルコール度数は低め、さらさらと飲める若く、透明感のあるワインです。

ボージョレヌーヴォ-を連想してもらうとわかりやすいかな。葡萄はガメイ種です。

イタリアでは、バルベラ種等がこのタイプです。

簡単だけど、ここまで書いてみて、ボディを云々するのは、そう、赤ワインなんです。

白ワインの表現は、辛口、甘口なんです。

もちろん、白にも重いや軽いはあるんですが、ボディは使わないです。

後はお料理との相性ですが、

ワインやバターをたくさん使った重めのお料理や赤い肉のお料理には、フルボディを。

魚貝を使った軽やかなお料理には、ライトボディや辛口の白ワインを合わせると考えれば、

色々なお料理と合わせたい時はミディアムボディを選んで見るのもよいと思います。

色々なワインを飲んで、色々な表現をしてみてください。

感じ方は人それぞれなので、とても顕著な時を除き、

あまり味わいを言わないようなサービスを、私は心がけてます。

最も私の経験不足でもあるけれど、でも、自分の感じを大切にしてほしいと思っています。

「まずい酒なんて、あるのか?酒はなんでもうまいぞ」と

おっしゃったお客様がいらっしゃっしゃいました。全くそうですね!

でも、そうじゃないときもありますね!

私だけの表現で、ワインのおいしさを、私も皆さんと共有したいです。

ワインの話しは一先ず、これにて終了。

イタリアやスペインのワイン等まだまだ話題は尽きませんが、また折々に。

 

 

 

2024年3月24日 (日)

No.1062  ワインを楽しんで ワインを表現する その2

グラスに注がれたワインは、まず目で見て、色合いを見ます。

明るいとか、濃いとか。ここでワインの性格や熟成度がわかります。

赤ワインは、若いワインは明るい紫の色合い、

紫が段々と濃くなり、熟成が進むとやがては、れんが色になり、

透明感もでてきます。

白ワインは、若いワインや冷涼な地方のワインは緑がかった黄色み。

熟成が進むにしたがって淡い黄色いからゴールドや

やがては琥珀色となってきます。

もちろん温かい土地で育ったものの色味は濃いです。

次にグラスを回しながら、香りを楽しみます。

グラスを回した時には、

グラスに残るワインの粘着度でもそのワインの性格がわかります。

ワインの雫の後がゆっくりと残るものは、

総じてアルコール度数が高く、濃いワインが多いです。

そして、ここの香りの表現に、たいてい四苦八苦するんですよね。

赤ワインなら、ラズベリーやチェリーなどのフルーツに例えられたり、

スミレやバラなどの花に例えたり、

コーヒーやハチミツ、スパイスなどの嗜好品に例えられたり。

白ワインでもりんごやレモン、

洋梨やアプリコットなどの、フルーツに例えられたり、

ミントやジンジャーなどのハーブ類に例えたりします。

これは日常的に香りに興味を持つことで養うしかないもので、

時々、西洋さんざしとか言われても?ということもしばしば。

なかなか難しいけど、意識していると、

はっとすることがありおもしろいですよ。

いよいよ、口に含み、口内全体で味わいます。甘味、酸味、渋み(タンニン)、

そして、余韻の長さや感触等です。

この感触がよく耳にするボディ。

フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディというものに当たると思います。

これはまた最後に書きますね。

一口に、表現と言っても、見て、香りをかいで、飲んでみる。

この3つに整理して、意識してみるとわかりやすいと思います。

細かな表現は、言い出せば、きりが無く、大変。

 

 

 

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