2018年4月19日 (木)

No.691 コーラを作る

コーラの仕込みしています。コーラ、作れるんです。

正確にはコーラのようなものですが。

料理雑誌で、コーラを手作りする記事を読み、びっくりでした。

材料は、黒糖などの砂糖の他にレモンやポンカンの皮、

そして、カレーに入れるスパイス、カルダモンをたくさん、

クローブやナツメグ、シナモンなどです。

シェフの持ってるカレー用スパイスがそのまま使えるし、これは作るしかないと!

さっそく取りかかりました。

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そもそも、コーラって、いつ飲んだっけ?どんな味だっけ?という私。

いつか飲むかもと自宅の片隅に、眠っていた赤い缶のコーラを試しに飲んで見ました。

元々はアフリカ原産のコーラの木の実を抽出した飲み物ですが、

工業的に作られたコーラにも甘さの中に少し酸味がありました。

子供の頃に苦いと思ったのは何故?

この味なら、なるほど雑誌の材料でいけると思いました。

特にクローブが薬臭い匂いでコーラになりそうでした。

私が小さい時に、バイクに乗って外出先から帰って来た父が

「コーラというものを飲んできた。これからすごく流行るらしい」と言います。

味を尋ねると、「ラムネに風邪薬を入れたような味だった」と言ってたことを思いだし、

大笑いです。

すべての材料をさっと煮出して、今は漬け込み中。

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自家製ジンジャーエールのように炭酸で割って飲みます。

さて、首尾よく、皆様にお出しできるでしょうか?

乞うご期待!


2018年4月11日 (水)

No.690 名古屋vs.京都

結婚して、名古屋へ来て、早、30数年。とっくに生まれ育った京都にいた時間より、

名古屋で過ごした時間のほうが長くなりました。

生活しやすい町、名古屋が好きで、

自分ではけっこう名古屋人としていけてるつもりだけれど、

未だにお客様からは「関西でしょ。どこ?」と言われます。

京都大好きな人が多い名古屋では、「京都です」と答えたとたん、うらやましがられ、

お客様の京都愛を聞くこともしばしば。

本当に皆さん京都のことはよくご存知です。

先日も同じような質問が男性のお客様から。その方は大阪ご出身だとか。

「関西バレバレよ」といわれ、しばし、京都や大阪と名古屋の食べ物の違い談義に。

漬物の「スグキ」「日野菜」「壬生菜」みんな知らんねえ。

おいしのになあと言われます。

お隣の女性はキョトンと、まるで知らない言葉のようです。

名古屋へ来てのカルチャーショックはなんだったかと言われ、

私は「普通のお揚げちょうだい」と言って、

豆腐やのおばさんから「これが普通の揚げや」と怒られた話をすると、

男性はおでんやさんで「飛龍頭」(ひろうず)が通じず、

「がんもどき」と言い直されたと言います。どちらも揚げやね。

そもそも京都では、「揚げ」などと呼び捨てにはせず、「お揚げさん」どす。

その他、煮ても煮ても柔らかくならない味噌煮込みうどんに面食らったり、

どす黒い味噌に浸かっている味噌おでんにびっくりしたりの話が続きました。

お雑煮に入れる金時人参で12月31日にけんかになった話をすると、

男性はコンビニで「豚まんちょうだい」というと笑われ、「肉まん」と訂正があったと。

「大阪では、誰も蓬莱で肉まんちょうだいといわへんよ」って。

ところ変われば変わるものです。私の最大のびっくりは、

デパートの店員さんに「こちらはお値打ちです」と言われたこと。

京都では、定価で買って、

その掛け紙が掛かっていることに意味があるデパートでの買い物。

名古屋、実質的本音文化vs.京都、建前文化。

私は名古屋はとても生活者に優しい町と思いますが。


2018年4月 5日 (木)

No.689 春満開

暖かさを通り越して、夏日にもなる名古屋。

我が家のずぼら庭も球根や宿根草で春満開です。

玄関先で毎年咲いてくれる水仙たち

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昨年は忙しくて球根を植えられなかったチューリップですが、

毎年出てくる原種チューリップが今年は2倍に背が伸び、花いっぱいに。何で?

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ポツポツ灯る灯りのようで、大好きな山吹の花。

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昔、宇治の平等院へ出かけた時、

父が庭の山吹を見て私の子どもたちに「何の花か知ってるか?」と尋ねました。

私はそれが大好きな花だったので、子どもを差し置いて答えると、太田道灌と山吹の話しをしたかった父は話の腰を折られ、苦笑い。

そんな思い出の花です。

ビオラやムスカリやクリスマスローズや桜草と、

花芽をいっぱいつけたジャスミンにお日様に向かって伸びる鳴子と

次々の開花が楽しみな季節です。

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No.688 あれから1年 そして…

昨年3月末に、今の浅野屋の工事が終わり、

厨房機器の搬入が、3月29日、コンテナに預けていた家財道具の引っ越しが30日、

その後はバタバタと開店準備になだれ込んで行きました。

あれから1年たつんですね。

本オープンまでに本当にお客様をお迎えして、ここで料理を作れるのか、

プレオープンで初めてのお客様をお迎えしたのが4月12日でした。

過ぎてみればあっという間の1年をなんとか乗りきったという感じです。

色々と至らないところだらけですが、大勢の方々に支えられ、

なんとか店らしくなってきました。

このところ、以前の浅野屋のお客様が見つけて来てくださることが続いています。

再開と再会を喜び、「懐かしい味」と口々におっしゃいます。

煮込みハンバーグだったり、エビフライだったり、

特段変わったメニューではないけれど、「時々無性に食べたくなる」とか、

「この味、懐かしい味」とおっしゃって下さることが、うれしいことです。

そして、お客様から、「毎年、周年記念で記念品くばってましたね、今年は?」と

聞かれます。うわー、大変。リクエストですよ!

一応、初めの浅野屋を始めて、6月で丸19年になるので、

6月には企画したいと思っています。

ていうことは…来年が無事に迎えられれば20年。もう驚きですよ!

1年たった内山の浅野屋から「これからもよろしくお願いいたします。」

今週のおすすめ

フルーツトマトとスナップえんどうと水牛のモッツァレラのサラダ 1200円

  フルーツトマトがめちゃくちゃ甘いです。季節限定の味をいつもより100円

    プラスでの、ご提供です。


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2018年4月 1日 (日)

4月のカレンダーです

4月のカレンダーです。
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2018年3月28日 (水)

No.687 桜満喫

忙しい一週間だったけれど、やっと定休日。必ず休みは来る。

友人と約束していたお花見に、今年は名城公園へ出かけました。

北区の友人の自宅から、堀川沿いに延々と桜並木の下を自転車で進むと、

20分ほどで名古屋城横の名城公園へ到着。

途中、今噂の八王子中学(前川氏公演)の横を通り、

名古屋に八王子?の現場も見て来ました。

公園前で他の友人とも合流して、一気に暑くなった青空の下、

さっそくお弁当を広げて、

おばさんたちの近況報告などよもやま話にも、花が咲きます。

名城公園は大勢の家族連れで大にぎわい。

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特に御深井池の周りは池の水面に桜が映り、とても綺麗でした。

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ミモザの木も満開。

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車での行き帰りに名鉄瀬戸線にも桜のアーチの箇所を発見。

日本は桜に彩られた国。春の訪れを素直に嬉しく、満喫した一日となりました。

2018年3月26日 (月)

No.686 千手観音にもなれない

季節はすっかり春。凍える寒さの冬を乗りきり、乱高下した3月も後半になり、

あっという間に桜満開。春休みも始まり、浅野屋も忙しくなってきました。

ご予約貸し切りが続き、ご迷惑をおかけしていました。

17日にはマックスの16名を超える19名の貸し切りを自宅から椅子を持って来て、

なんとか乗りきりました

力を貸してくれた大学4年生のバイトの子たちもいよいよ卒業。

昨日の満席時には1年生のT君が頑張っていました。

お客様へのお茶やおしぼりだし、次々入るオーダーへの対応、そして大量の洗い物。

慌てる彼にシェフが「T君、深呼吸して」と叫んでます。

ついには側まで来て「正しい深呼吸の仕方を知ってるか?」とレクチャーしだすので、

ただでも忙しいT君は大変。

そんな事より早く料理を作ってよ、ってね。私も笑えてきました。

そういえば、ずっと前に、今よりずっと忙しい時に、長大なオーダーが入り、

読み上げれば、シェフの顔色が真っ白になると思いながら、

オーダーを読み上げ出したとき、

大変過ぎて笑いが止まらなくなったことがありました。

昨日もなんとか終わり、賄いを食べながら、私とシェフでT君に慌てないコツを伝授。

生真面目な彼は、なんとかお客様をお待たせしないように、早くしようとして

あわてていることに気づかずにいると言います。

深呼吸もいいし、わざとゆっくり歩いたり、ゆっくり動作をするのもいいよ、

といいながら、それでもどうしても大変な時は、お客様を見ないようにする! 

という奥の手まで伝授。

必ず終わる、順番に料理は出る、そう思うと焦る気持ちも多少はましに。

まあ、なるようになると腹を括るということかな。

その日もなんとか片付けも終わり、賄いまできました。

誰しも千手観音にはなれません。

色々な経験が難局を乗り越える糧となるんですよね。

一つづつやっていきましょう。


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2018年3月16日 (金)

No.685  目から鱗の「メキシこけし」展

新聞に紹介されていた「メキシこけし展」を見て来ました。

聞き慣れぬ「メキシこけし」とはなんぞや?

東北の伝統こけしの木地をメキシコの職人さんや作家さんが絵付けすると、

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てな具合になり、まさに目から鱗でした。

写真は「メキシコのサザエさん一家」とは会場の案内の女性の言葉。

日本のこけし作家さんも負けてはいません。

メキシコをイメージして作ってもらったというのはこちら。

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基本は伝統的なこけしのシルエットがこんなにイメチェン。

この展覧会、メキシコ観光局の職員の日本人女性が、

東日本大震災の影響で観光客が減り、

販路に困っているこけしの工人さんたちの支援と

メキシコ文化の発信をと考えられたのが始まりだそうです。

とはいえ、伝統のもの作りをされている工人さんたちに

趣旨を説明するのは大変だったのでは? 

また、メキシコの職人さんや作家さんを回り、

説明して作品にしてもらうのもこれまた、大変だったのでは?とお察しします。

会場はそんな私の想像とは裏腹に

ラテンの陽気なパワー溢れるたくさんのこけしや、民族人形でとてもにぎやか。

私も元気をもらいました。

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絵付けあり、ビーズ作品あり、糸のこけしもあり、陶器もありました。

大胆だけれど、とても繊細な絵柄、

それぞれに伝統とユーモアと温かい心を感じました。

昔はどこのおうちにも茶の間の茶箪笥に1個は乗っていたこけしも、

すっかり見かけなくなっています。

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でも、ちょっと発想を変えると、こんなにポップになりました。

このちょっと発想をずらすことができる人を、私はとっても素敵と思えます。

見慣れた日常もきっとキラキラさせることができる方なんだろうな、と。 

こけし文化の再発見。かわいい!

日本とメキシコ地震の被災地の寄付になるということで、私も1体購入しました。

81歳の日本おばちゃん作のかわいいこけしに胸キュン!

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2018年3月15日 (木)

最新版 3月の営業日変更のお知らせ

たびたびの変更となりますが、ご予約満席の日が増えました。
3月17日(土)ディナー
  19日(月)ディナー
  23日(金)ディナー

です。ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。

3月末にはやはりお集まりの機会が増えるようです。

ご来店にはご予約ヲおすすめします。

2018年3月14日 (水)

23日貸切のお知らせ

17日(土)23日(金)のディナー・タイムは貸切営業になります。

申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
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