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大変勝手ながら、2月28日火曜日は、臨時休業させていただきます。
火曜日の昼営業がお休み多くなり、申し訳ありません。
よろしくお願いします。
先日お客様から「このエスカルゴバターは、すごく美味しい! この甘みはチーズだね」とお声をかけられました。
さすが!ご名答!!
色々なハーブ、ガーリック、チーズ、アーモンドなど、たくさんの味が混然となったエスカルゴバター。
このエスカルゴバターを使った、「エスカルゴのハーブ風味」は787円です。
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大好評につき、注文が入ったので、レモンカードを再再仕込みしました。
2月24日金曜、25日土曜、26日の3日間のみ、限定6個です。
なくなり次第終了させていただきます。
なお、お試し価格525円は、今回が最後にさせていただきます。
お客様でお茶の先生をされている方から、「トイレに置いてある炭は、どこかで購入しているの?」とのお尋ね。
お伺いすれば、炉の炭を注文していたお店のご主人が病気になられ、配達が困難とのこと。
すごい! 炉で炭をいこして、お茶を点ててらっしゃるんですね!
トイレの脱臭のためのほかにも、浅野屋では、意外なところで炭が大活躍。
ひとつはフライを揚げるフライヤーの中に炭が敷き詰めてあります。
油の酸化を防ぐための工夫で、高電圧を流す、効率をよくする働きをしてます。
フライはカラッと軽く揚がる秘密はコメ油のほかにも、こんなところにも。
もうひとつは、コーヒーなどをおだしする、水のタンクにも、大量の炭が!
こちらも水の粒子を細かくする働きを助けてくれます。
コーヒーをいれた時の豆の泡立ちがちがい、ねっ、美味しいコーヒーでしょ。
たまにコーヒーメーカーに炭の粉がつまり、故障なんてこともありました。
美味しいための色々なしかけ、見えないところで働いてくれている炭のお話でした。
私のジャム作りは、厨房が完全にあいてから。
今日は営業中の隙間時間に準備をしておいた、三重県産のメイヤーレモン2キロのマーマレードを仕込みました。
ジャム作りの一番気をつかう点は、(それは、一番うれしい瞬間でもあるのだけど)いつ、火を止めるかということです。
強火でガンガン煮ていくと、鍋の中が一瞬ピカッとひかる時がくるんです。
その時、迷わず火を止める。暑いんだけど、手を休めず、かき混ぜつつ、じっと見ていないといけない。
その頃には、最初の果物の量は半分以下になってます。
本日の終了、午前零時36分。
ジャムは明日まで寝かせ、固り具合いや、甘さの様子をみます。瓶詰めやら消毒やら、ラッピングやらで、レモンマーマレードがならぶのは、24日金曜以降になるかな。
2月16日には、娘が通っていた、美大の陶芸部の皆さんが、卒業生を送る会で、ご利用いただきました。
昨年に続き2回目で、皆さん美味しいお料理に期待満々でした。
学生さんなので、リーズナブルに、それでも、オードブル2品、メインのメンチボールとエビフライ、コーヒーとケーキを召し上がってもらいました。
美味しい料理とワインでとても盛り上がって、いい夜になったことと思います。
お祝いのお席は私達も楽しい気持ちになります。
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店がお休みの今日、女流書法家の越川晏僲さん宅のお仕事場を訪問させていただきました。
お客様の越川先生とは、店内入口の私の父の書、「無礙道」の額の字がとりもつご縁でした。
書の歴史や字の成立ちなど、中国の歴史を踏まえてのお話。
日中両国で前人未踏のご活躍をされてきた先生の博識ぶりに、圧倒されるばかりです。
派閥や会派は大嫌い、私は私の道を行くと言われるが、興味をもたれたことは謙虚に教えを請い、徹底的に向き会われる姿勢に頭が下がります。
そんな先生のエネルギーの源は、とても素直なキラキラした好奇心ではないかと、お話を伺いながら感じました。
とてもチャーミングで敬愛できる、人生の先輩に又一人出会い、元気をもらいました。
「年老いても、咲きたての薔薇」茨木のり子さんの詩の一節を思い出しました。
三重県産レモンのレモンカードができました。
カードは、レモン味のカスタードのようなもの。
三重県産のメイヤーレモンにバター、卵、砂糖をいれ、焦がさないよう、煮詰めます。メイヤーレモンはニュージーランド産が有名だけど、三重や鹿児島でも作られるようになり、うれしい!
皮が薄く、柔らかく、とってもジューシーなんですよ。
甘くて、酸っぱくて、こくがあるレモンカードは、パンやホットケーキ、マフィンなどにぬってね。
きっと、びっくりのお味です。
残念なのは卵が入ってるので、日持ちしないこと。今週土曜、日曜、月曜ぐらいには、買いに来てね。
限定5個(1個160g 525円)です。
(これ以上は一度に作れません)
ご案内したばかりですが、柚子マーマレードは完売しました。
しょうがのコンフィも残り2個となっています。
手作り、少量生産につき、ごめんなさい。
しょうがのコンフィは順次、ジャムは次回は国産レモンのマーマレードをご案内しますね。
少し前のお米のはなしに続き、基本食材のお味噌のはなしです。
フレンチ分野で長年仕事をしてきた私達にとって、味噌は、小さい頃から食べてはいるが、仕事として扱うとなると未知ゾーン。
しかもシェフは生粋の名古屋赤味噌育ち。私は京都白味噌文化圏。
色々な味噌を買っては試してはみたものの、うーん?と首をひねるばかり。
(一時期、家の冷蔵庫はいろんな味噌でいっぱいに…)
そんな時、高山の大野屋醸造の赤味噌に出会いました。
豆味噌の風味が香り高く、キレが良い。
これだ!と思ったけど、どこで購入したのやら。(なにしろ味噌だらけだったんで)
結局名古屋では入手できないことがわかり、今も高山から送ってもらってます。
少々塩味が強いので、名古屋の方には慣れ親しんだ、八丁味噌をブレンドして、味をマイルドにする工夫をしました。
一杯飲めば、だしの力とあいまって、体の底から力が湧いてくるお味噌汁です。
高知産の大生姜を2種の砂糖で炊き、じっくり、ゆっくりオーブンで乾燥させた、しょうがのコンフィ、お待たせしました。
やっと仕込みできました。
そのまま、お茶受けに、美味しいお茶と、また疲れた時にポリポリ。
甘くて、辛くて、のどと身体にいいですよ。(50g 294円)
そのほかに、今は自家製高知産柚子マーマレードがお勧め。
残り後わずかです。
手作りジャムの話はまた後日ゆっくりとね。
昨年末に届いたイタリア、トスカーナの初搾りオリーブオイルは果汁をおもわせる豊かな香り。
生で色々なものにかけるのがお勧めです。
市販されてないもので、こちらもお分けできるのは後わずか。
旬の味覚を大切に。
浅野屋の手作り食品とお勧め食材です。
2月14日火曜日は、勝手ながら、臨時休業させていただきます。
本来なら年末にするべき、大掃除ですが、日が取れず、年明けになってしまいました。
(しかも、何故かバレンタインデイ)
店内きれいにして、気分一新、リフレッシュして頑張りますね!
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。
今から13年前、店をオープンする時に、「ごはんが美味しい店はなかなかない」と母がいいました。
色々な産地の色々なお米を食べみるうちに、秋田県大潟村で減農薬で栽培されているアキタコマチに出会いました。
お米がツヤツヤしていて、かむほどに味があり、しかもさっぱりしていて、料理の邪魔をしません。
以来13年、お金を出せば、いくらでも良いお米は買えるけど、皆さんに安心して、食べていただける価格設定を心がけているので、制約のある中、精一杯の努力をして、決して安くはない、このお米をお出しし続けています。
信頼のおける米屋さんから、少しづつ精米して届けてもらっています。
一杯105円のごはんの底力を知って下さい。
ぜひ味わって食べて下さい。
冬の味覚カキフライ。
皆さん楽しみにして下さっていて、10月頃になると「カキフライはいつから?」との声。
今シーズンは宮城産が壊滅状態で、三重、広島だけでは、安定した供給がないのでは、と心配してました。
開始は少し遅れたものの、今年も美味しいカキフライをお出しすることができました。
各産地の漁師さんが、手を取り合って、頑張って下さってるとの報道。時には三重浦村産のカキが届くこともあり、本当に美味しいです。
カキフライといえば、結婚当初、今から約30年まえは、「カキは安くて助かるなぁ」とよく、カキフライ、カキご飯を作りました。
今では考えられない!
また、長女を妊娠中には生カキの亜鉛が身体に良いと聞き、生カキをパクパク!
こちらも今では考えられない!
色々な思い出が詰まったカキ。
今シーズンも後わずかです。
縮みがない加熱用のカキを使った浅野屋のカキフライ。
食べ応え充分です。