ヴァン・ゴッホの皿
お客様にお料理のおとり分け皿をお持ちしたところ、その方は「わぁー」と、とても驚かれました。黄色の縁にアイリスのヴァン ゴッホの絵が描かれた、いつも使ってるお皿です。
「わぁー、まだ使ってくださってるんですね。こんなところで会えるなんて」と、その方はそのお皿の企画開発をされた方とのことです。他にもヴァン ゴッホシリーズで何点も作られたとのことで、一緒に買い求めた他のお皿もお見せしたところ、一枚一枚とても愛着のある、丁寧な仕事をされたものだということです。
海を越え、アメリカで人気になったこと。ボーンチャイナの名に恥じないよう、牛の前脚の骨を砕いて、何パーセントか入れて、作ってあること。(ボーンチャイナの意味を初めて知りました)
また一枚づつに作品の名前とナンバーがふってあると、皿の裏を見て言われました。(全く気づきませんでした「ルーブルNo.1」 「モンマルトルNo.2」「「パープルアイリスNo.3」の3枚は、よく見ると、油絵の具のおうとつもみてとれる、精巧な作りです。
13年間割れずに、働いてくれてます。今は製造されていないお皿を大事に使ってくれていると、とても喜ばれ、振り返り、振り返り帰っていかれました。
お皿を作られた時の情熱と商品に対する愛着がひしひしと伝わり、思いがけない出会いに、私たちも驚きとうれしさでいっぱいの一夜となりました。
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