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雨も多いけど、さすがに春らしい陽気が続き、お客様からも「アイスコーヒー」のオーダーが入るようになりました。
オードブルも冬によくでた、「鴨とキノコのサラダ」や「旬野菜の温製」から、「生ハムとフルーツのサラダ」や「ホタテ貝のマリネ」など、さっぱりとした、サラダ系のオーダーが増えてきます。
人間の身体って敏感に反応するんだなと、いつも感心します。
この時期、私の一押しは、美味しくなってきたトマトです。
浅野屋の「トマトサラダ」は、たっぷりのレタス類に大きなトマトが丸ごと一個、オニオンスライスに、ハーブ、オリーブオイルと、見た目麗しく、よい香り、ひんやりした食感と五感をフルに楽しませてくれる一品です。
身体が喜ぶサラダを、ぜひお試し下さいね。
「トマトサラダ」 630円 「モッツァレラとトマトのサラダ」892円
PS・ 「イチゴとルバーブのジャム」、「イチゴとミックスベリーのジャム」できました。
今回イチゴは地元、岡崎のとちおとめです。適度な酸味があり、ジャムには最適です。
お休みの間に、静岡に行って来ました。
14日に開通したばかりの第二東名から、娘が働いている街が、すぐ近くです。
快適な新しい道は、ところどころまだ桜が残り、新緑のグラデーションが美しい景色、気持ちのいい季節になりましたね。
サービスエリアはどこも超満員!浜松サービスエリアは全く駐車できませんでした。
平日なのにこんなにたくさんの人が押し寄せているなんて、驚きました。
ゴールデンウィークには、どうなることやら。
水曜もいい天気で、気温も一気に上がり、休みをもらえた娘と袋井の法多山へ名物だんごを食べに行きました。
この日は月一度の茶だんごが出る日とあり、早く行かないと、売り切れるとのこと。
私達は「お参りよりだんご」とばかり、たくさんの石段を駆け上がり…無事おいしいお団子を食べました。
リフレッシュ休暇をいただき、また仕事頑張ります。
(リフレッシュしたのは私のみ。シェフは家でお留守番。帳簿の整理をしていました。ごめんね)
4月17日火曜日のお昼の営業をお休みさせていただきます。
17日火曜日と18日水曜日が連休となります。たびたびのお休み、勝手して申し訳ありません。
フレンチのサービスを支えるのは「マダム」、日本料理では「女将さん」、そして洋食店は…ないなあとかねがね思ってます。
私には忘れられないマダムと女将さんとの出会いがあります。
今から20数年前、私達夫婦は、神戸に転勤となった友人夫妻を訪ね、フレンチの名店「コム シノワ」で食事をしました。
夕方の一番早い時間に着席していた私達のところへ、店の奥からマダムが、さっと上着を羽織って出ていらっしゃり、ご挨拶。
私は「うわぁ、かっこいいなぁ」とすっかり見とれて…。
コム シノワで何を食べたか、今となってはさっぱり覚えてないけど、マダムの颯爽とした姿は「私もあんなふうになりたいなぁ」と憧れでした。
うちのシェフはさすがに、「海の幸の冷製コンソメ」が特に印象的だったとのこと。
ほかに「アナゴのソテー」も美味、ワインはブルゴーニュの「オークセイ デュレス」の赤と白を飲んだと言ってます。
そして女将さんはと言えば、静岡県島田市の郊外にある蕎麦の「宮本」。
重厚ながら、しゃれた店の中に、いつ訪れても味にぶれのない蕎麦とつゆと天ぷらなどのお料理。
まことに自然体の女将さんが、それらを運び、お客様にそれとなく気を使い、店の奥にもタイミングを 図ってらっしゃる姿に、いつも感服しています。
ゆったり、くつろがせていただき、女将さんとの何気ない会話が楽しみでもあるお店です。
かねがね、素敵だなと思っているお二人を紹介させていただきました。
さて、洋食店でサービスを担当する私には日本語として、決まった名前がないように思います。
「ママさん」と呼ぶ方あれば「女将さん」と呼ぶ方人あり、「マダム」と呼んでくださったり、一番多いのは「奥さん」でしょうか。
同じように調理を担当しているシェフにも、なかなかピッタリくるものはありません。
私達は呼びやすいので、英語で「チーフ」と呼んでいます。
日本に洋食が紹介されて100年以上、日本独自のスタイルを築いていると思います。
そろそろピッタリくる呼び名があってもなと思いつつ、仕事 してます。
賄いはお昼はシェフ、夜は私(奥さん)の担当です。
私は開業以来ずっと家族と同じ夕食を作ってきました。
親元を離れて暮らす学生さんにも、きちんと食事をしてもらいたいし、みんなでいろんな話をしながらの食事は、楽しく、お互い、学ぶことも多いです。
「奥さんの料理がまた食べたい」とたくさんの学生さんが卒業し、巣立っていってくれました。
先日スペアリブが特売だったので、思いっきって作りました。
「スペアリブと野菜の煮込み」。
時間かかったけど、満足度120%。 翌日シェフも負けてません。
八百屋からフェンネルの大株がきたので「フェンネルと豚肉の煮込み」。
これって賄いじゃなく、お客さんに出さなきゃーです!
こんなおいしい賄い食べませんか?浅野屋は只今キッチンスタッフ募集中です。
清見オレンジのマーマレード、イチゴとミックスベリーのジャム、イチゴとルバーブのジャムができました。
清見オレンジは愛媛、イチゴは静岡の紅ほっぺです。
今回は頑張ってたくさん作ったつもりだけど(私にしては) 、お早めにお求め下さい。
4月3日は大風が吹き、スコールのような雨が降り、雷が鳴り、大変な一日になりましたね。
よりにもよって、その日は浅野屋スタッフのお花見の予定日。
みんなそろって、咲き始めた鶴舞公園へ行く準備をしてましたが、とても無理。
予約していたお花見弁当や生ハム(切り立て)などで風の音をBGMにお店の中で乾杯です。
お楽しみ企画として、「私の思い出の映画」「私の好きな映画」をハガキに書き自己紹介をしました。
60代シェフの初代「ゴジラ」で子どものとき泣き出したにはじまり、平成生まれの18歳「ルパン三世カリオストロの城」の決めぜりふも飛び出し、笑いが絶えません。
お酒も回ってくると「チーフからにっこり笑って鍋の山が毎回来て、洗い場は、たら~」なんて話も。
楽しく飲んでしゃべって、最後に写真をとりました。
その頃シェフはお疲れがでたか、お酒もまわり、涅槃像のごとくお休みでした。