「よい子への道」…祝新成人
本棚にそっと立ってるこの本を、ご来店のたびに、何年生になっても必ず読んでる
お子さんたちがいます。
初版の年に、我が家の子どもの読書感想文の宿題のため買ったので、かれこれ18年。
「学校へ持っていってはいけないもの」、「音楽室でしてはいけないこと」など、
ナンセンスの固まり、奇想天外なお話と絵で、爆笑につぐ爆笑、
子どもとかつて子どもだった大人にも人気の1冊です。
あまりの人気に本はボロボロ、紙も18年の歳月で黄ばんできたので、
シリーズ2冊目も含め、新しい本を買おうと思ってました。
いつもよんでる何人かのお子さんたちに尋ねてみると「このままがいい」と。
親御さんも「みんな読んでるんだなぁと安心感がある」と言われ、
かくして本はリニューアルなしで読み継がれています。
ところで14日は成人式。我が子のとき。
まだ早朝の開けやらぬ道を眠い目をこすりながら美容院へ。
着物の着付けが終わったころにはすっかり朝になっていて
「開けない夜はないなぁ」としみじみうれしく成人の日を迎えたことが、
ついこの間のことのようです。
浅野屋のアルバイトの皆さん4人も、今年、新成人です。
まわり道、よこ道、いろんな道を経験して、
これからの人生が実りあるものになりますように。
子どもの心をどこかにそっと、忘れない大人になってね。
「よい子への道」はまだまだ続きます。おめでとう。
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