シルクロード写真No.8 ギジル千佛洞
ギジルへは、早朝からビニール袋にトマトや茹で卵を入れてもらい出発。
途中、バスを停めて買ってもらった、できたて、アツアツの素朴な、ナンに心から感謝。
旅行中の心に残る食事となりました。
壁画は保存状態が比較的良く、
東西文化がまさに交ざりあった様子が写されていました。
鳩摩羅汁像
「阿弥陀経」の翻訳でおなじみ、クマラジュはクチャ出身の高僧。 美男子だったという鳩摩羅汁像の前では中国人観光客も写真を撮ってました。 なんと紀元300年頃インドへ渡り、経典の翻訳を数多くされています。 ちなみに、有名な玄奘三蔵が活躍されたのは、600年代、唐の時代です。 このお二人が訳された経典は、今も現役バリバリです。 熱中症で倒れる人もでた、帰り道、 荒野の真ん中でバスの冷却ホースがはずれるというアクシデントが。 復旧して、空港までたどり着けるのか、ハラハラドキドキの約30分。 みんなの協力でなんとかなりました。 本当に遠かったです。 飛行機とバスでも、結構大変だった今回の旅。 私たちは文明の利器に助けられての旅だけど、 昔の方は、体力、知力、五感をもっともっと働かせ、この道を歩まれたんだと思います。 便利さに慣れ、人間の能力はなまってるなあ、と感じたりしました。 色々な経験をさせていただきました。
荒々しい自然の中をバスが行く。
翌朝5時45分起床。
シルクロード写真にお付き合い下さりありがとうございます。
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