厳しい現実
ランチ終了後に賄いを食べていると外でピーヨ、ピーヨ、小鳥の鳴き声。
見ると店先に大きな鳥が来てました。
あまり鳴くので、外へでてみると、いました。体長10cmにも満たない小さな鳥が。
店の前の大きなイチョウの木から、飛ぶ練習中に落ちたのか、少し飛んでは着地、
うまく木に戻れません。このままでは、カラスかネコに狙われるか、
自転車にひかれるか…。ハラハラドキドキしていると、
なんと広小路通りに向かって飛びたち、力つきて、車に激突。
そのまま次々通る車の下敷きに…。あー、あまりにも無残。
ほかにも鳴いているので、見上げていると、他のヒナ鳥が、カラスにさらわれ、
親鳥は必死の追撃でしたが、相手はカラス。かなうはずはありません。
残る一羽が梢の上にいたけれど、その後どうなったのか?
厳しい現実を目の当たりにし、みんなで、ガンバレーと空を見上げてました。 小鳥は形、鳴き声から、多分ヒヨドリ かと、思います。昨年の今頃も、 親鳥が車にひかれ、仲間の鳥が入れ替わり立ち替われやってきてました。 一人前になるためには、飛びたつ練習が必要。でもそれは、いつも死と隣り合わせ。 小鳥の話しだけど、 実は私たちも同じような現実をくぐり抜け今に至っているのかもしれません。 胸がキュンとなる夏の夕暮れでした。
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