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2014年2月 3日 (月)

No.235 豆、まめ、豆

大豆ももちろん一袋全量煮ます。


半分は五目豆や切り干し大根などの煮物に。残り半分は酢大豆を作ります。

瓶に醤油、酢、四角く切った昆布、唐辛子の輪切りを入れ、

そこに煮汁ごとアツアツの大豆を入れます。

醤油や酢の量はその日の気分で。

だいたい翌日から一週間くらい先まで、美味しく食べられます。

そのままごはんに、おつまみに。私は鶏肉や豚肉の大根との煮物に入れるのが好き。

酢のおかげで肉のアクがとれ、味に深みがでます。

冷蔵庫にあるとなにかと、便利な一品です。


そして、黒豆は赤ワイン煮に。豆をよばすつけ汁は赤ワインとブドウジュース。

プルーンや干しぶどうも一緒に漬けて、一晩。そのつけ汁ごと煮ます。

豆が柔らかくなったら様子を見ながら、少しお砂糖を。こちらも酸味が加わり、

プルーンがとろんとなって、複雑な味に仕上がります。

みんなが大好きな黒豆の赤ワイン煮です。

S001

黒豆の赤ワイン煮とウズラ卵のピクルス、テイク・アウトの写真です。


これらの料理は自称ズボラ料理研究家、奥薗壽子さんの乾物料理の本から学びました。

京都出身の奥薗さんの料理はどれも私好み。手軽にできるところも魅力です。


ところで、クリスマスにお出しした「レンズ豆の煮込みフォアグラのせ」のレンズ豆は

今や給食にもでるそうで、子どもたちもその名を知ってます。

大人のほうが「レンズ豆?」と。


年末に眼科の先生たちの会食があり、一人の先生が、

「レンズの名前はどこからきーたか?」とお子さんにクイズ。さすがに眼科医の娘。

「豆!」「ピンポーン」と正解が飛び出しました。


ええっ、レンズに似ているから、レンズ豆じゃないの、と思いこんでた私はびっくり!

それから良く考えてみると、確かにレンズより、豆のほうが古いことにハタと気づく。

レンズ豆に似ているから、レンズなのか…と、

自分の思い込みをひっくり返された一瞬でした。

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