No.235 豆、まめ、豆
大豆ももちろん一袋全量煮ます。
半分は五目豆や切り干し大根などの煮物に。残り半分は酢大豆を作ります。
瓶に醤油、酢、四角く切った昆布、唐辛子の輪切りを入れ、
そこに煮汁ごとアツアツの大豆を入れます。
醤油や酢の量はその日の気分で。
だいたい翌日から一週間くらい先まで、美味しく食べられます。
そのままごはんに、おつまみに。私は鶏肉や豚肉の大根との煮物に入れるのが好き。
酢のおかげで肉のアクがとれ、味に深みがでます。
冷蔵庫にあるとなにかと、便利な一品です。
そして、黒豆は赤ワイン煮に。豆をよばすつけ汁は赤ワインとブドウジュース。
プルーンや干しぶどうも一緒に漬けて、一晩。そのつけ汁ごと煮ます。
豆が柔らかくなったら様子を見ながら、少しお砂糖を。こちらも酸味が加わり、
プルーンがとろんとなって、複雑な味に仕上がります。
みんなが大好きな黒豆の赤ワイン煮です。
黒豆の赤ワイン煮とウズラ卵のピクルス、テイク・アウトの写真です。
これらの料理は自称ズボラ料理研究家、奥薗壽子さんの乾物料理の本から学びました。
京都出身の奥薗さんの料理はどれも私好み。手軽にできるところも魅力です。
ところで、クリスマスにお出しした「レンズ豆の煮込みフォアグラのせ」のレンズ豆は、
今や給食にもでるそうで、子どもたちもその名を知ってます。
大人のほうが「レンズ豆?」と。
年末に眼科の先生たちの会食があり、一人の先生が、
「レンズの名前はどこからきーたか?」とお子さんにクイズ。さすがに眼科医の娘。
「豆!」「ピンポーン」と正解が飛び出しました。
ええっ、レンズに似ているから、レンズ豆じゃないの、と思いこんでた私はびっくり!
それから良く考えてみると、確かにレンズより、豆のほうが古いことにハタと気づく。
レンズ豆に似ているから、レンズなのか…と、
自分の思い込みをひっくり返された一瞬でした。
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