No.236 ガッビーン、幻の里帰り
2月3日、立春の暦通り、暖かな日となる。桜並木の水道みちの裸の冬の桜、
冬空に精一杯伸ばした枝が心なしかピンク色にそまり、幹の黒色がくっきり見えました。
お昼の営業を済ませてから、私は2泊3日で京都の実家に里帰りさせてもらう予定。
普段より、桜の枝のピンクが濃く思えたのも、そんな気持ちの表れかな。
でも気がかりが。同居してる、
いつも元気一杯のシェフのお母さんが前日から首が痛くなり、寝込んでました。
私が帰宅しても痛みはとれず、まったく身動きがとれない状態に。
結局、救急車出動で病院へ。検査、検査で、家に連れ帰ったのが、夜の11時。
翌日も朝から病院、発熱や嘔吐もあり、大変な1日でした。
首の骨の炎症で、大きな病気ではないが、コルセットをはめ、
相変わらず、介助なしでは起き上がれない状態が続きました。
京都行きはすっかり諦めざるをえなくなり、それはそれで、
年寄りがいれば仕方ないこと。
天気も水曜日には打って変わったように寒くなり、スーパーの買い物の帰りみち、
ダンボール2箱びっちり詰めた野菜など仕入の荷物をカートで押していると、
道のおうとつにつまずき、カートごと、全部ひっくり返してしまいました。ガッビーン!
幸い卵もわれず、牛乳パックも破裂しなかったけど、カートを起こし、荷物を戻す時、
容赦なく私に寒風がふきつけ、その時の気持ちは、ガッビーンって、いう一言でした。
明日は介護申請見直し、ヘルパー依頼と私たちの世代が集まるとこんな話しで、
盛り上がるのです。
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