No.269 珍しい食材 part1 アーティチョークを料理
八百屋さんでアーティチョ-クを勧められる。
その美味しさはわかっていても、調理のためにすごく手間がかかることを思うと、
つい二の足を踏んでしまう。
きっとシェフに怒られるだろうなという私の気持ちは無視で、
八百屋さんは荷物にアーティチョークを紛れ込ませてました。
シェフもみたら、なんとかしようと、今日のランチ時から、
合間をみては、コツコツ下ごしらえ。
バースデーケーキの注文もこなしながら、夕方にはゆで上がってました。
アーティチョークは和名朝鮮あざみといい、10cmくらいもある、
おおきなつぼみで売られています。
花が咲くと紫のあざみそのものだけど、背丈は2mほどにもなる大型の花。
私も一度花屋さんで買ったことがありました。
大きく固いがくを半分切って、
中にびっしり生えた雌しべなどを根気よく骨抜きで外していきます。
中が丸くあいてから、ゆで、冷たくさまして、いただいきます。
ディナーに、タイミングよく、いつもご利用いただくM夫妻がいらしたので、
食べていただきました。
食べるのも結構大変。周りに残したがくをはずし、その根元をしゃぶる。
全部外れるとやっと、花の付け根が現れ、ここをナイフできりながら、
タルタルや塩コショウでいただくのです。
お味は小芋のヌメリがないものって感じです。コックリしていてホクホク、
自然な甘みを味わいます。M夫妻も一度食べてみたかったと、大変満足されてました。
シェフお疲れ様。さて、後、1個あるんだけど、今度運よく当たるのはどなたでしょうか。
勝手ながら5月31日 (土) のランチはご予約満席となっております。
よろしくお願いします。