no.312 壊す
自宅の近くにある大手M電機会社の社宅(鉄筋コンクリート4階建て)の解体工事が、
8月末から始まってます。
まず屋内の撤去作業が始まったところで、建物の1階にしかホロがかかってなくて、
うちの2階ベランダはほこりっぽくて、洗濯物の出し入れには、
帽子とマスクが必要となる。
店のタオルやクロスなどもあり、
洗濯物の量は半端じゃなく多いわが家にとっては大問題。
すぐ工事会社に電話してホロかけを頼むと返事はよかったけど、
いっこうにやってくれない。
何度かのやり取りの後、わかったことは、ホロかけの指示が、
西と東で間違ってたんだって。
向こうは平謝りでその日のうちに建物には全てホロがかかり、
ほこりも音も少しはましになったけれど、
かわいそうにハウスダストのアレルギー値が非常に高いうちの娘は、
工事の始まりから、すっつかり体調を崩してました。
やれやれと思ったのも束の間、今朝から建物本体の撤去が始まり地響きと轟音で、
とても家にいられないほど。
おっかなびっくり見に行くと、爪を大きくしたようなアームがついた重機が、
コンクリートをつかみ、右や左にねじりながら、
引きちぎっているという感じで大変危険な作業なんだと改めて思いました。
作るも大変だが、壊すのにもそうとうなエネルギーがいるんだな、と。
壊れかけた建物は、先日来、テレビから流れていた広島の集中豪雨の後、
また、東日本大震災の後の建物を思いださせました。
一つの建物を壊すのにも、すごい重機で何日もかかるのに自然災害は、
一瞬にして多くのものを破壊する。そのエネルギーは想像を絶するものだと思いました。
解体されつつある建物には親しくしていた方々が何人もいらっしゃいました。
一抹の寂しさと共に、今は早く、無事に工事がおわってと願ってます。
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