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2014年9月12日 (金)

No.314 突き抜けるおいしさ  東京おいしい街歩き 1

9月8日、9日の2日間、店の連休を利用して、

東京へ食べ歩きにシェフと私と2 人で行ってきました。

念入りな下調べと、

ほんの少しの勘でおいしくて濃密な2日間を過ごすことができました。


1日目、東京駅に着き、はじめに向かった先は、

成城学園駅前から徒歩15分の  "サルメリア69"。


いきなり脳内パンチをくらいました。 "おいしい" の一言では片付かない味。

ハムからは熟成したシエリー酒のような香りがして、

口に含むと空気をまとったようなハムはクリーミーで濃厚な味わい。

長く続く余韻。濃厚なのに食後のさっぱり感がある突き抜けたおいしさでした。

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残念ながらTAKE OUT専門店。

他のお客様はお皿を持参して、"このお皿にいつものように" とオーダーされてました

キャー。 私達は用意した保冷パックにイタリア、パルマの24ヶ月熟成ハムなど数種類と

ハムに合う微発泡の赤ワインを購入してお店を後にしました。


それにしても、この店、どう見てもハム屋に見えないんだけど。

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帰り道、所々に小さな畑も残る、閑静な住宅街を歩きながらシエフが独り言。

「なんでこんなに美味しいんだ」 あまりのおいしさ、

そして意表をつく店構えに驚いたようです。

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電車を乗り継ぎ、次に向かったのは、西荻窪。

夕食までの数時間、古本屋やアーティスティックなお店の集まる、

西荻窪の街を探索です。

西荻窪は迷路のように商店街が入り組んでいて色々なお店がぎっしり。

 昼食は十割り蕎麦の「鞍馬」で軽く済ませ、私のお目当ての古本屋へ。

楽しい時間でした。


歩き疲れたので、休憩にコーヒー店「ダンテ」に入りました。

路地裏にひっそりと見過ごしてしまいそうな小さな店。実は鞍馬へ行く時チェック!

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久々にサイフォンで入れた美味しいコーヒーをいただきました。

サイフォンなんて何年ぶりに見ただろう。

何十年前からお店があるのか、レトロで凝った店内は、居心地よく、

一息つかせてもらいました。

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ダンテのコーヒーで復活。目指すは行列必至の荻窪の「トマト」。

雑誌DANCYUで欧風カレーの専門店として詳しく紹介されて以来、

シェフが行きたがってた店です。

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