No.316突き抜けるおいしさ 東京街歩き3
2日目の朝、朝寝坊を宣言していたシェフは置いておいて、私だけ通勤ラッシュの中、
目黒までフルーツサンドを食べに出かけました。
目黒にある、フルーツパーラー「果実園 リーベル」で、
モーニングのフルーツサンドのセットを注文。
フワフワのクリームに季節の果物がたっぷり。
全くくどくなく、さっぱり喉を通り果物好きの私にはうれしい朝のひと時でした。
残るは後2店。
お昼のビジネス街を歩いて向かった先は麹町のフレンチ「オー・プロウ゛ァンソー」。
ここに一日5食限定のハヤシライスをメインにしたコースがあると知り、
予約を入れました。
メインのハヤシライス以外はまったく他のフレンチのコースと変わらず、
オードブル'、メイン、デザートというコース設定です。
普通のコースとハヤシライスのコース、一つずつ頼みました。
オードブルの種類も多く、選ぶのに迷うほど。
やりいかのファルシ、ヴィネグレットソース添えです。
そして肉料理になると、あのセミのマークの付いたラギオールのナイフが出てきて、
話が盛り上がりました。
お土産に頂いたソムリエ・ナイフと同じ産地です。
そしてお目当てのハヤシライスは...うーん、これはハヤシというより、
牛頬肉の赤ワイン煮込み、ライス添え。
赤ワインとポルト酒で黒光りしたソースは、コクとまろやかさをかねそなえ、
肉塊の一つ一つにソースが染み込んでました。
またまた、突き抜けるおいしさ。
力強い味わいのメイン料理でさっぱりしたオードブルと、上手にコースに組まれてました。
最後はデザートのワゴンサービスを堪能。
と、ここで終わりの予定が、オー・プロウ゛ァンソーのシェフが若いコックさんに、
生ハムの切り方を教えているところを発見。
シェフがいつも見慣れているハムより、ずっとスリムで変わってると思い、尋ねたところ、
中国原産の梅山豚(メイシャントン)とスペインのデュロック豚を交配して、
埼玉の牧場で放牧飼育、日本に100頭しかいない珍しい豚を使ったハムとのことです。
夜のメニューにしかないのをお願いして、私達も一口ずつ食べさせてもらいました。
素直な味わい、。肉の香りや味わいがストレートに伝わってきて、後味サッパリ。
思わぬ出会いで、オー・プロヴァンソーのシェフやギャルソンの皆さんと、
楽しい語らいのひと時を過ごすことができました。
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