No.317 突き抜けるおいしさ 東京おいしい街歩き4
いよいよ最後は、再び行列必至の新橋の居酒屋 「魚金本店」へ。
ビジネスマンの街、新橋へまさか行くとは思ってませんでしたが、
ここは東京でイタリア食材関係の仕事をしているH氏のご推薦。
たくさんの魚金の名を冠したチェーンながら、必ず本店へ行くようにとのこと。
4時20分に並び始めたところ、私達の前は三重からいらした、おじいちゃん達3人組。
行列もだんだん長くなってきた頃、時折開く店の中からは、準備に余念のない、
ピリピリとした緊張感が伝わります。
5時の 開店と同時に入店。さっそく赤丸のオススメを中心に注文。
メニューには限定2食とか、5食とか、早く並んでよかったです。
オススメ刺身盛り合わせや、毛ガニの甲羅盛りなど、
普段は口にできないようなメニューが実にリーズナブル。
ネタよし丁寧な仕事よしで、お財布もあまり気にせず注文でき、
ついついお酒も進みました。
あちこ ちでワイワイ、ガヤガヤ、おいしいものを食べ、愚痴をこぼしながらお酒を飲み、
リセットしてまた明日から頑張らないとね。
「魚金本店」。東京の最後にとっても思い出深い店になりました。
席の予約もできますが、直前では無理みたいです。
おいしいって何だろ。日頃常に考えています。
今回欲張ってあちこち歩き回ったお店は、どこも突き抜けておいしかったです。
東京は物価が高いと思ってましたが、手間ひまかけ、良いものを選び、
良い仕事をされた店は、高いどころか、むしろ割安と思われました。
今はどぎついおいしさが多過ぎる。
新しい店、新しい味、新しい形とその刺激はエスカレートしていくいっぽう。
刺激の多い生活は神経を疲れさせます。
本当に味わい深く、おいしいものは、無理なく、無駄なく、
穏やかな味わいを導きだします。
穏やかな味わいは必ずや、人を穏やかにさせてくれると私は思います。
本当に美味しいものを食べれば、わかって来ます。
良い素材を選び、無理のない、無駄のない作りかた、
働きかたをこれからも探っていきたいです。
2日間、素敵な街歩き、楽しかったです。
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