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2015年4月

2015年4月28日 (火)

No.398 天気がいいので、ぶらっと

世の中は早くも、大型連休モード。

店は明日の祭日には目をつむり、

今週は火曜日、水曜日といつも通りのお休みをいただきました。

あんなに降り続いた雨の後は、一気に気温が上がり、

半袖の人も見かけるぐらいの陽気に誘われ、私もアウトドア気分。

午後も3時を回ってから、ぶらっと、都心のオアシス、

矢場町のフラリエ(旧ランの館)へシェフのお母さんと出かけました。

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入場料が無料になった分、立派だったランの温室はほとんどが商業施設になり、

明日からのお休みを控え、バーベキューの準備などがされていました。


でもこの時期きれいな石楠花(しゃくなげ)の道は残っていて、

皆さん本当にぶらっと気軽な散歩を楽しまれていました。

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少しの時間だったけれど、

私もお日様の光と木陰のチロチロした小路の散歩でリフレッシュです。

おいしいデコポンの木

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先日、お作りしたお弁当に、

もう一食軽食をつけてと言うご希望で作ったサンドイッチボックス。

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色々なご注文が入ります。



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2015年4月27日 (月)

No.397 お辞儀 その2

最近、コンビニやスーパーで、またテレビで見るコンパニオン達に、

肘を張りだし両手をおへその当たりで揃え、

頭を下げるお辞儀をよく見かけるようになりました。

小さい頃から腰を折り、頭を下げていた私には、とても違和感があったのだけれど、

レジなどでは、前に棚やカゴがあるからかな、と思っていました。

このお辞儀をめぐり、ネット上も騒がしくなってるとは思いもかけなかったです。


日本古来のお辞儀は両手を脇に添わせ、腰を曲げて頭を下げる。

その時、手は自然と膝頭の方に向くというもの。

両手をおへその前で揃えるのは、韓国式でチマチョゴリが乱れないよう、

押さえるお辞儀だと言うのです。


ところが、You tubeで見るお辞儀はこの韓国式、

おへその前で手を揃える若い方々がほとんどでした。

You tubeでそれに異議を唱える人もいて、意見が分かれていました。


お腹の前で手を組むのはお腹が痛いときのポーズ。

また張り出した肘も偉そうに見えると言う意見に私は賛成です。

ただ、手の位置は私は前で揃えていましたが、

これも、古武術では陰部を隠す仕種で、人前でするとみっともないとのこと。

ただし、女性らしい仕草として、デパートで推奨されていたこともあり、

馴染みのある格好だと言う解説もありました。


一度身についた動作を治すのは中々難しいもの。

私も美しいお辞儀を意識して、実践中です。


考えて見れば、人に「ありがとう」と言う言葉や、

その気持ちを表すお辞儀をしないのは赤ちゃんだけではないでしょうか。

ただし、赤ちゃんはやってもらったことが嬉しければ、必ず笑い返し、泣き止み、

そのことによって、こちらとも気持ちの通いあいがあります。

返し、返され、お互いの気持ちの通じあいが現れるところが、

お辞儀であり、挨拶だな、と気づかされる、新人多し、この頃、4月

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2015年4月25日 (土)

No.396 お辞儀 その1

ただいま新人さん特訓中。

飲食店では、お料理をお作りしてお出しするのはもちろんのこと、

スタッフには実に色々なことを覚えてもらわねばならず、

社会経験の少ない大学生が、

ひとわたりの仕事をやれるようになるまで、教えるのにも中々骨が折れます。


例えばレジ。

お札を縦に持って、指で挟んで数えた経験のある子はほとんどいません。

お札の数え方、お客様への受け渡し。

また、領収書はもらったことがないので、もちろん書いたこともない。

電話の取り方、駐車場までのご案内。

すべて相手がいるので、マニュアル通りという訳にはいかないことばかりです。


そんな中でも、私が注目して見ていることは、挨拶とお辞儀です。

大きな声で挨拶や返事ができているか、

また、きちんと腰を曲げ、頭を下げてお辞儀をしてお見送りしているか、

の2点に注意を払っています。


特にお辞儀は、人の世を渡っていくには必須スキルとも言えるもの。

心を込めて、「ありがとうございました」という気持ちの現れるところだと思います。

でも友達同士ではほとんど出番がなく、学生さんにはあまり馴染みがないようです。


お辞儀をするタイミングでは、お客様は後ろ向きに出て行かれますが、

他のお客様がそれを見ているし、出て行かれた方も必ず感じられるところです。

学校でも「起立、礼」が授業の始まりの合図、(過去形だったのかな?)。

子供の頃、お客様がいらしたり、道で知り合いに出会ったりしたとき、

親から「きちんとご挨拶して」と言われ頭を下げたものです。


ちなみにインターネットで「お辞儀」を調べたら、

これが中々奥深い世界だということに気づき、次回はお辞儀のお話しを。



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2015年4月22日 (水)

No. 395 ゴールデンウィークの営業のお知らせ

来週から始まるゴールデンウィーク期間の営業のお知らせです。

 4月28日(火) 定休日
   29日(祭、水)定休日

    5月5日(祭、火) 営業
            6日(祭、水)定休日
             7日(木)      臨時休業

 それ以外は通常営業です。なお、

  5月1日(金)のランチは1時半、オーダーストップ2時閉店とさせていただきます。

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4月も半ばになり、ようやく春らしい日差しが戻ってきました。

例年にない雨続きで、お客様の出足も鈍りがち、野菜は高値、

私の右手の痛みも引かず、何かと気持ちの落ち込むこの頃でした。


やっと晴れたので、何はさておき、庭木の手入れをした今日。

先日の大風でぽっきり折れたチューリップは残念でしたが、

あちこちから次の季節の花や新芽が芽生えていて、私もリフレッシュしました。

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それに、どうやら、庭のバッタも活動を始めたらしく、

ツワブキやクリスマスローズの若葉がやられていました。

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生き物達が、動き出した土の上。

静かなんだけど、地面近くはきっとザワザワなんでしょうね。

ほんの小さな庭だけど、外から帰って来ると、緑が目に飛び込んで来て、

ひんやりした空気感があります。


ゴールデンウィークに向け、また楽しい企画を考えますね。



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2015年4月16日 (木)

No.394 大きな白い皿

名古屋は3日続きの雨。

特に火曜日は切れ目がない大雨で、店のクロスなどの洗濯物を抱えて、

気持ちがどんよりとしてました。

久々にコインランドリーの乾燥機のお世話なりましたが、

今まで10分100円だったところが、8分100円に値上がりしていて、

ここでも気持ちがどよ~ん。

2分の差でもう一回分回すことになるんだよね。世の中厳しいなあと、

雨の中なんとか乾いた洗濯物を持って帰りました。


さて今日は、朝の大雨が止んだ後はなんとか天気ももち、夜のケータリングに向け、

慌ただしい一日でした。今月は、店内での貸し切り営業と、

ケータリングと二回水曜日の仕事が入り、なかなかハードです。


シャンソンの演奏会の打ち上げのお料理のため、納品は午後9時30分と遅め。

いつも好評なハムとチーズの盛り合わせの他にも、

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今が旬のワカサギのエスカベーシュ、そら豆と春野菜のキッシュなど、

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新しいメニューも組み合わせてみました。豚ヒレとレンコンの串揚げも初登場

が、ここで、いつものシェフの悪い癖が。一口カツじゃないって、大きいって!

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 蟹入りドリアやサンドイッチ、ケーキまで9品目、真っ白なお皿、23皿のお料理を、

名古屋の中のパリ、東新町のプチ・パリさんまでお運びしました。

新しいメニューの中から、お店でも何か出せないかなと考えています。

まずは、ワカサギのエスカベーシュが、出ますよ。



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2015年4月13日 (月)

No.393 アシスタントにシェフ

昨日、帰宅後、例によって深夜の賄い作り(作っているのは、次の日の夜の賄い)。

一人で奮闘中に、シェフが家に帰って来たので、

「ちょうどいい時に帰って来た。手伝ってー。」と、肉を焼くのをお願いしてみました。


献立は、「ポークのカレー風味トマトシチュー」。

豚肉の角切りを炒めてもらったけど、横で見ていると、フライパンの持ち方、振り方、

はしさばきなど、実に流暢な動きで、長年の経験を感じさせられました。

「はい、そこで、お酒を入れて」と言うと、料理酒をまわしかけ、

フライパンを大きく回して、絶妙なタイミングで火を止めていました。

いやぁ、さすがだな。いいもの見せてもらったな、と、

後の鍋洗いは免除してあげることにしました。


シェフをアシスタントに、

「ポークのトマトシチュー、カレーの壷風味」(ぴりっと辛い)が完成。

他に春キャベツをたくさん刻んで、、コールスローも作りました。

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今週は、水曜日にケータリングのご注文があり、まだ仕事が続きます。

おいしい賄いは元気の元。疲れて帰る毎日だけれど、

家に帰ると、もいちど、台所に立っています。

今日の夜、本当に何年ぶりだろう、懐かしいお客様がいらっしゃっいました。

お声をおかけすると、お仕事の都合などで、来れなかったけれど、

「ブログ、いつも読んでますよ」と言われ、うれしくなっちゃいました

雨の中、お越しいただき、ありがとうございました。

春全開のうちのにのお花達。

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2015年4月 9日 (木)

No.392 春爛漫イチゴジャム全開

桜もそろそろ散り始め、春爛漫のさなか、花冷えを通り越して、

雪が舞うほどの寒い一日でした。


それでも八百屋さんに行けば、そこは春全開。

今日はちょっと余力があるかと、竹の子とわらびを買って帰りました。

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ふかふかの、ぬかも分けてもらい、竹の子を大鍋で茹で、

穂先はワカメとお澄ましに、

メインにはナマリブシ(カツオを蒸して、保存食にしたもの。関西ではよく食べます)と

竹の子を一緒に炊いたもの

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さらに、残りで、ごま油香る、こんにゃくと竹の子のきんぴらも作りました。

わらびはお揚げと薄味で煮て、トロンとした食感を楽しみました。

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少しぐらい寒くても春を感じられる休日の夕食でした。

さて、こちらもシーズンのイチゴ。先回のルバーブ入りイチゴジャムは、完売。

次は、イチゴとあまなつのジャムを作りました。

あまなつ?と不思議がられるけれど、私はイチゴをトロンとさせる何かを入れたい。

あまなつは適度なペクチン分があり、

イチゴジャムに程よい酸味と微かな苦みを足してくれています。

見た目も、食べた感じもイチゴのみのジャムです。


  イチゴとあまなつのジャム 160g  480円です。

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私のルバーブのストックが無くなったのを、知っていたのか、

八百屋さんの荷物を開けると、

今年初もののルバーブが入っているではありませんか。

季節は確実に春全開ですね。



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2015年4月 5日 (日)

No.391 そして誰もいなくなった、ではなく

4月3日のディナーは、いつもご利用いただくお客様のお誕生日とのことで、

ご本人には内緒で娘さんからのサプライズのご予約がありました。

お母様の80歳のお誕生日をお好きなお料理のビーフシチューなどでお祝いされ

なごやかな雰囲気。とても喜んでいただきました。

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その日のディナーもぼちぼち終わろうかという、9時ちょっと前、1本の電話が。

翌日のランチにお弁当を27個作ってほしいというご依頼です。

ランチの通常営業時間を変更しないいといけないし、

細々したおかずの準備も買い物の時間もないし、なにより人手が足りませーん。

一旦お断りしたのですが、先方のどうしてもというご依頼で、急きょ、スタッフ増員。

幸い心良くYさんが出てくれることになり、買い物も大急ぎで。

みんなで力を合わせて、無事にお弁当を作ることができました。

お客様には、営業時間を変更してご迷惑をおかけしましたが、

お渡しと同時に店内営業も始まりました。


やれやれと思ったのも束の間。すぐにディナーの時間に。

2月いっぱいで4年生が卒業して、そして誰もいなくなった、というところだけれども、

残った新2、3年生の子達が本当によく頑張ってくれています。

頼れる先輩がいなくなり、自分でやらねばとなった時、頑張る力を発揮してます。


私からは、客席をよく見ること、大きな声で接客すること、

返事をきちんとすることを、普段からお願いしてます。


相変わらずの人手不足でお客様にはご迷惑をおかけすることもあるかと、

思いますが、みんなで力を合わせています。

よろしくお願いします。

桜が各地で満開。うちの庭にも春が来ました。

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2015年4月 3日 (金)

No.390 営業時間変更のお知らせ

  4月4日(土) ランチの営業時間を


   12時30分からに変更致します。


  急な御予約が入り、直前のお知らせになり、大変申し訳ございません。


  よろしくお願いいたします。

2015年4月 1日 (水)

No.389 お花見日和 御用水跡街園

一気に暖かくなり、色んな花とともに桜が満開!!

私のお休みに合わせてくれていた、友人達とのお花見にはベストな日になりました。


今回は友人の一人、名古屋市北区に住むKさんのお家の近くにある、

お花見としては穴場的な御用水跡街園へ出かけました。

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北区は私にはなじみのないところで、黒川という地名は知っていたが、

本当に黒川という川があるとは知りませんでした。庄内川から取水して、

名古屋城のお堀としてお城をぐるっと取り囲んだ後、街中を堀川と言う名で、

港まで延々と続いている用水路。

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狭い川沿いの両岸に、桜並木が延々と続いていて、なかなか見応えがありました。

川べりは、あしたからの雨予報の前に桜を満喫しようと大勢の人で,

賑わっていました。

その人出が途切れ出したところに、ひっそりと黒川樋門が現れました。

1663年に開削を開始したと言うから驚きです。

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飲料水として、水を保護するために水温が上がらないように松並木だったとのこと。

また、名古屋城落城の折には、

定光寺への逃げ道としての用途も考えられていたとのことに、

先人の知恵を知りました。

門にキラキラと日があたり、お花見の賑やかさとは、

別の時間が流れているような感じがしました。


水門からは折り返し、川の対岸を歩き戻りました。

友人のKさんは去年、大切な家族をなくし、

つらい毎日を「なんとか生きてるよ」と言いながら、今日、私達を迎えてくれました。

心に残るお花見の一日でした。

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