No.399 自家製サングリア
昨年の夏、雑誌「dancyu」に赤ワインにフルーツを付け込んだサングリアの作り方が、
紹介されていました。
スペインバルも市民権を得たこの頃、
サングリアは比較的飲む機会のあるお酒になりました。
私も赤ワインをオレンジジュースで割り、フルーツを浮かべて、
シナモン風味にして、お店でもお出ししたりしてました。
でも、東京、目黒のバー、「ベネンシア」のサングリアを紹介した、
その記事に果物ずきの私はすっかり魅了されてしまいました。
雑誌の写真から、本物の空気と美味しさがあふれてました。
陽気も良くなり、サングリアを飲むにはいい季節。
よーし、ゴールデンウィークに向けて、仕込みを開始!
少しずつ色々な果物を揃え、赤ワインの他にも色々なお酒を揃え、
昨日のお休みに付け込みました。先に作った、京都の娘から、
「お母さん、高いバナナを入れると美味しくなるよ」と助言があり、
プレミアムの高ーいバナナを奮発。
りんご、オレンジ、レモン、
そして季節の果物として香りのよい、土佐文たんも入れてみました。
お酒も半端ではありません。3Lの果実瓶、2本分を作ったので、赤ワイン約3L、
グラスワインなどの残ったものも赤、白、総動員して、さらに、甘味のあるお酒、
ういきょうの香りがすごく好きな、ペルノ-、甘口シェリー、そしてねずの実の香り、
ジンも入れました。私の好きな香りばかり。
それぞれに美味しくなーれと、願いながら、最後に菩提樹のハチミツと、
シナモンを入れて蓋をしました。
そして丸一日、自分の誕生日の今日、果物を残しながら、
お酒の上澄みを取っていくという、根気のいる作業をして完成。
クリアーですっきりとしたサングリアが出来上がりました。
でも、あんなに香りの出るものを入れた割りには、ちょっとお上品過ぎるかな?
高かったバナナがいまひとつ甘くなかったことに少しがっかりもしたけれど、
まずまずの出来上がりではないでしょうか。
皆さんにお出しする準備ができ次第、またご案内しますね。
雑誌には、付け込んだ果物は潔く捨てることとありましたが、
果物ずきの私はそんなことできません。
引き上げた果物に砂糖を降りかけ、美味しくいただいています。
さすがにお客様には、ちょっとお出しできないけれど、これだけで、十分酔えます。
あー、美味しかった!頑張ったおまけ。
では、ゴールデンウィークは浅野屋のサングリアで乾杯を。
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