NO.451 W同窓会
10月10日 土曜日の夜はシェフの高3時代の同窓会で、
貸し切り営業させていただきました。
今年で連続開催4回目を迎え、御とし65歳のおじさまたちの近況報告は、
それぞれ熱弁でした。
さすが65歳ともなると言うこともたくさんあるなあ、
と感心している私の耳に、
先生の「65歳か」というつぶやきが聞こえてきました。
かく言う先生は、85.5歳。まだまだお元気で、
教え子達と楽しそうに杯を重ねられるご健在ぶり。
在住の市でボランティアとして寄贈本の整理をやり終え、
6000冊の目録をパソコン入力したとおっしゃってました。
目標をもち、社会と接点を持って老後を生きていってほしいとの言葉には,
説得力があります。
老後、うーん、この言葉が出るような年齢に。
その夜帰宅したシェフを待っていたのは、
ポストに入った敬老パスの申請書。さすがに複雑な心境のようです。
同級生の中には、今も勉学中で、学割と敬老パスの両方を使える、
という方もいらっしゃっいましたが。
そして10月14日水曜日は私の同窓会。
こちらは学校やサークルではなく、
私の実家の浄土真宗の聞法道場に若いとき、
あるいは子どもの時から集まっていらっしゃった方々の集いでした。
久々の邂逅(かいこう)は40数年ぶりという方もあり、
上は70歳から下は50歳代までバラバラ。
遠くはアメリカ、カリフォルニアから、
京都、堺、兵庫と色々な場所から集まって下さいました。
皆さんの持ち寄りのお酒やおいしいお料理、
当店の料理などに舌づつみを打ちながら、
共に過ごした濃密な時間を思い起こし、和やかで心温まる会でした。
皆さん今よりもっと物の少ない、
それでも心豊かに過ごした子ども時代を、
それぞれの言葉で話し合いました。
ウチの聞法道場の2階に下宿していたWさんは、
電気コンロ他、3つの家財道具しか持ち物がなかった、
それで十分だったと。トイレに行きたい時、
人が集まっている場所は通りたくないので、
窓から出て、屋根を歩いてトイレに行ったら、
中に入っていた人がびっくりしたという話しも飛びだしました。
それで思い出したけれど、私も時々2階の窓から屋根へ降りて、
こっそりスリリングな遊びを楽しんでましたっけ。
ちゃんとお手本があったんだね、とおかしくなりました。
今週は2つの同窓会、
その合間に運動会のお弁当が雨で延期になるというアクシデントもあり、
何かと賑やかな一週間でした。
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