12月13日日曜日の夜は、ご予約が2組、8人のみ。
今日は、ひまかな?と言いながら準備しながら迎えた5時半。
開店と同時に、次々にお客様が来られ、一瞬でほぼ満席に。
5時頃に一度来られた方も4番目になられて、
お待たせすることになりました。
こんな時、シェフは、半ばパニックになりながら、料理してます。
一つずつ、やるしかないけれど、どうしても運の悪いお客様も。
学生時代からのお客様で、
今は、豊橋に暮らすHさんご夫妻も二人のお子さんを連れ、
新幹線で食べに来てくれました。
とにかくお子さんの多い日でお店は、とっても賑やか。
最後の一つのクレームブリュレを巡って、先にご注文のお客様が、
がっかりしているよそのお子さんに、譲る場面もあり、
忙しいなかにも、楽しい浅野屋でした。
シェフが必死で作っている横で、いつも冷静沈着に仕事をこなす、
厨房スタッフのSさん。山のようなお皿を洗いながら、オードブルも作り、
さらに頼んでいたクリスマス用のカボチャを切り始めました。
えぇーやるの?と見ているうちに、どんどん切っていきます。
私も手伝い、大きなカボチャ3個、7kgをあっという間に切ってくれました。
こうなったらやるしかないので、私も仕事がすんだ後、
カボチャのポタージュのための、煮込みをしました。
今日も、営業の後、7kgのカボチャと格闘。すべて裏ごしが済んだら、
帰宅は、深夜となりました。
シェフも牛フィレ肉の下ごしらえなど、やはり深夜まで仕事。
いよいよクリスマスなんだな、という毎日が続きそうです。
と、そこにいきなり飛び込んできた、からすみ。といっても、
からすみになる前のぼらの卵巣、ビッグサイズ!
こんなの見たことないという20cmもある大きなぼらの卵巣が4腹。
これも待ったなしの仕事です。
血抜きをしてヒマラヤの岩塩に付け込むまで、今日はやりました。
この後、焼酎で洗い流し、乾燥させるのですが、
大きいし、今年は暖かいので、首尾良く仕上がるか、神経を使いそうです。
大きなぼらの卵巣がからすみとなり、お出しできるのは、
年が明けてからになると思います。ハァー、疲れました。
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