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2016年3月10日 (木)

NO.486 よろしく ベルチエロ

あいにくの雨降りとなった、9日、

店の定休日に1月にオープンしたばかりのイタリア料理店、

ベルチエロ行って来ました。 

Tさんが、いつかご主人とイタリアンのお店を持ちたいと、

浅野屋のホールで働いてくれていたのは、10年以上も前のこと。

まだお二人は新婚さんでしたが、しっかりした夢があり、

ご主人は名古屋でも有名なイタリア料理店で、

一生懸命働いていらっしゃいました。

その後、ご主人は、さらに何軒かのお店のキッチンを経験され、

Tさんにはお子さんが生まれて、浅野屋は退職されたけれど、

私たちはお二人の夢が現実になる日を心待ちにしていました。

浅野屋のランチタイムにいつも働いてくれている、

Iさん、Yさん、私の主婦3人で、ランチタイムにお伺いしました。

ベルチエロは、名古屋新栄、CBC放送局の真迎えの日興ビルの地下1階。

センス抜群のTさん、どんなお店かな、ワクワクしながら階段を下りました。

ゆったりとした店内にはおしゃれなシャンデリア。

でもなぜかとても落ち着くのは、さりげなく取り入れられてる、

和テイストかな。

S005

テーブルにはシックな輪島塗のお盆と、お箸がセットされていました。

オードブル、パスタ、デザートの2700円のランチをいただきましたが、

ふんだんに使われた野菜、

それぞれの素材の食感や味を活かしたお料理は、目にも楽しく、

そして何より胃に優しいお料理でした。

シェフにお話を伺いましたが、年齢が上がるにつれ、

だんだん和食が好きになってきた。

日本人の味覚に合う、イタリアンを自分たちも食べたいから、とのこと。

なるほど、イタリアンもたくさんあって、

みんな色んなお店に行って見るけれど、また行きたい、

時々行きたくなるお店って中々ないね、と主婦3人も満足でした。

アンティパスト ヒラメのカルパッチョ、スダチ鶏の燻製、ヤリイカのあぶり

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パスタ  アサリと大葉のスパゲティー

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ドルチェ  ガトーショコラとバニラのミルフィーユ仕立て エスプレッソがけ

S011

明るく気さくなマダムの悩みは、まだお子さんお二人が小学生、

家庭とお店の両立は難しいな、体が二つ欲しいとおっしゃってました。

わかりますよ。私もいつも難しいなと思ってます。

私は体が3つくらい欲しいかな。店での拘束時間が長い分、

家事は時間との闘い。でも子供も家庭も大切にしたいから、

どうしたらいいのかな?とのこと。

大切にしたいことは大切にした方が良いと私は思います。

お子さんはまだまだお母さんが必要な時期。

一生を行き抜くためにお母さんが大切な時期です。

でも悩みながらも歩んで行けば、なんとかなると思います。

仕事と家庭は実は地続き何じゃないかな?

大切にしたい家庭があるから、頑張れる。

仕事があるから家庭も守れる。

大切にしたいことを大切にする姿勢は、きっとお客様にも通じると、

ちょっと先輩の私は思いました。

でも、これは永遠の問題ね。到達点はないかも知れないけれど、

日々やって行くしかないよね、と自分にも言い聞かせたりして。

シェフとマダムの笑い声が絶えない、素敵なベルチエロを応援しますね。

ベルチエロ  052-898-7081

ランチ 2700円 4500円

ディナー 6000円 8000円

ちょっと高めですが、ここ一番満足したいお食事に、どうぞ。

S001



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