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2016年6月

2016年6月30日 (木)

NO.519 熱狂!イエモンライブ

行ってきました、イエローモンキー スーパー ジャパンツアー 

名古屋公演。

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復活ライブ最高でした。3時間たちっぱなしでずっと歌っていて、

最後は声もかれ(私がですよ)、履いてたサンダルも壊れました。

メンバー全員が50歳前後だけれど、全24曲、ステージは全開でした。

会場のノリも、休止期間16年分のマグマが噴出したような熱気でした。

色々な時を経て、色々な経験を経て、歌われた「球根」では、

涙があふれました。

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会場に向かって「ありがとう」を言うロビン(吉井和哉のニックネーム)に、

私も何度も「ありがとうロビン」を言いました。

  「許されない 誰にも 喜ばれない

   おまえが咲くならば僕は穴掘ろう」
   
  「世界はコナゴナになった

    でも希望の水を僕はまいて」

       「土の中で待て 命の球根よ

   魂にさあ根を増やして

    咲け   花」        吉井和哉 「球根」

30日からの、浅野屋開店17周年フェアがんばります。

そして、いつもご利用して下さってた、

お客様のKさん、転勤になり、最後にいらした時に

お祝いのお花をいただきました。

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いつも楽しい会話をありがとう。

去る人あれば、来る人もあり。

私も浅野屋も色々な時を経て、なんとかやっています。

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2016年6月25日 (土)

NO. 518 開店17周年記念フェアのお知らせ

ご案内が遅れていますが、今年も、例年通り開店記念フェアを行います。

 6月30日(木曜)~ 7月2日(土曜) の3日間
          
           ご来店のお客様に選べる粗品を進呈。

いつもご利用いただいているお礼に、

ランチもディナーもご来店のお客様全員に、記念の粗品を差し上げます。

さて、気になる中身は。昨年大好評だった、

店で使用している、モンゴルの岩塩、

こちらは多めにご用意させていただきました。

タオルハンカチ、フルーツグラノーラ、などなど。

協賛のサントリーさんからは、

響のネームが入ったブリジストンのゴルフボールも、

たくさんご用意していただけました。

今日、記念品にシールを貼ったり、袋に詰めたりして準備を始めました。

ご案内を差し上げたお客様からは、

「もちろん来るよ、子供達が小さい時から、

ずっとお世話になってるもんね」。

 「色々好きだったね、お兄ちゃんはこれが好きだったね」と、

お話が弾んでいました。お子さんたちはもう立派な社会人。

年月の流れを感じます。

いつも応援してくれる友人から、お祝いのお花をいただきました。

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毎年、気にかけ、早めに送っていただきます。

今年のメッセージ、「おめでとう。ところで、何年だった?

長くなって、分からなくなったよ」と。

そこで、「18年だよ~、ありがとう」と返事し、

お店での掲示も「開店18周年記念フェア」と書いてご案内していました。

ところが、スタッフのSさんから、

「おかしいですよ。15周年は2年前でしたよ」と指摘をうけ、

アララ、そうだったのか。1年さばを読んでたか。

自分の年齢も、子供の年齢も、はたまた、結婚何年かも、

どんどん忘却の彼方。店の開店記念まで、間違ってしまう始末。

期間中、何度でもお越し下さいね。

そして、これからもよろしくお願いします。



2016年6月24日 (金)

NO.517 おニュー

3日間お休みをいただき、失礼しました。

この3日間で新しくなったキッチンに食器などを戻し使えるよう、

頑張りました。

何もない、真新しいキッチンにまたまた、道具を運び込み、

使えるようにするのは、大変だったけど、気持ちのよいもの、

仕事がはかどりました。


お掃除のプロ、エピコンサルさんに言われたよう、収納する時、

もう一度捨てるもの、要るものを選別しました。

最初の一つを捨てる箱に入れると、後は結構、簡単に判別できました。

六割収納にはちっよととどかなかったけれど、八割は守れたかな?

ものが少なくなると気持ちもすっきり

、必要なものが、さっと取り出せる快適さを、よく覚えておこうと思う次第。

ここまでたどり着くのは大変でした。

シェフのお母さんの頭に、倒れてきた建築資材が直撃。頭を縫う事態に。

幸い、外傷だけで、脳内には異常なく、

日常生活も普段通りおくれています。

毎日のガーゼ交換の通院やCT検査など、想定外の時間でしたが、

91歳のご本人は、案外、平気で強い、強い。

気持ちも新たに、また仕事も頑張りますね。

娘にもらったマグカップを下ろして、始めて作った朝食。

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整理していたら、出てきた骨董市で昔買ったホーローの皿も、

日の目を見ました。

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飾りとしても可愛いし、熱いものをちょい置きするとき、

結構、役にたってます。




2016年6月19日 (日)

NO. 516 臨時休業のお知らせ

大変勝手ながら、

  6月20日(月)から22日(水)まで連休させていただきます。

ご連絡が遅くなり申し訳ありません。

2016年6月16日 (木)

NO.515 ほっぺたが落ちる

前述のエピコンサルさん、すごいですね。改めてエピさんのブログを見て、

感心することしきり。

いわく、『「いる」「いらない」を決断することは、意外にエネルギーがいる。

日頃から自分で決断する癖をつけ、小さな決断を積み重ねるように、

やがてそれが大きな決断につながる。』と。

さて、そのエピさんの浅野屋での定番メニューは、

「くるみとチーズのサラダ」なんですが、

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その日も、もちろん召し上がり、

最後にハヤシライスをみなさんでシェアされました。そこで一言。

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「うーん、ほっぺたが落ちる」。いや、久しぶりに、この言葉を聞きました。

おいしいものに目がなく、料理も好きだった、

私の叔母が、よく言ってました。

そして、一昔前には多くの人の口からも漏れた言葉だったと思います。

ところがこのところトンと聞きませんし、自分でも使いません。

思うに、今は美味しいものがあふれていて、そしていつでもご馳走で、

そのありがたみを感じること自体が薄くなっているんじゃないかな?

そう思うと少し悲しくなります。

ちなみに叔母は「ほおべたが落ちる」と言ってました。

また、ご馳走ができると

「さあできたよ。いいかあ、ほおべたをくくっときなよ」と

よく言われたものです。落ちる前に予防させるくらい期待してね、と。

帰宅して、娘にこの話しをすると、

「おばあちゃんがね、新聞広告を見て、毎日ご馳走と旅行ばかりや、

とポツンと言ってね、私、ハッとしたんや。おばあちゃん、

広告と新聞の区別がつかない見たいで、

この頃は新聞も服を売るようになったな、とかいうんだけど、

見るとこは見てるね」

という娘の言葉に私もハッとさせられました。

美味しいものをみなさんに食べていただき、

心豊かにと思ってきたけれど、当たり前の毎日になっていないか、

深く考えさせられる一言でした。

うちの近くのどんぐり広場で自由に伸びているたちあおい。

すごい生命力です。

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2016年6月15日 (水)

NO.514 プロ直伝収納術

30数年お世話になった自宅のキッチンですが、

1年ほど前から水まわりの調子が悪く、

ついにシステムキッチンの導入を決心しました。

少しずつ、片付けては、不要なものを捨て、

また使うものは箱詰めしてきたけれど、

いよいよ、明日から工事という前日は、

ディナーも早引きさせてもらったにもかかわらず、

半徹夜の作業となりました。

なにせ台所にあるものをすべて出してからっぽにするのですから、

大変です。シェフが帰って来てから、段ボールを他の部屋に運んでもらい、

それでもやりきれないなかった、

冷蔵庫の中身は朝、直前までかかってなんとか片付けました。 ヘロヘロ。

夜、店に出ても元気が出ません。

そこへお客様でご利用いただいている、お掃除と片付けのプロ、

エピコンサルさんが、みなさんでお食事にいらしゃいました。

私は経験したばかりの片付けの大変さをお話すると、

数々のアドバイスをいただきました。

まず、収納は六割と。食器棚でも入れるものを六割に絞ると、

出し入れが億劫ではなく、片付け易くなると言われました。

「六割と言っても実際は八割になるしね」と。うんうん。

六割を守れば、収納便利グッズなど買わずとも、

いつもきれいに片付けられると。なるほど。

「食器棚が小さくなるんですよ」というと、

「いいですよ。いるものを絞り、好きなものを大切に、

六割ならがちゃがちゃならずに割れないしね。

本当に使うものは少ないんですよ。」と。

ここまで思い切ってたくさん捨てましたが、

収納するときにもう一度見直し、さらに不要なものがないか、

チェックするとよいとのことでした。六割収納の薦め、早速実践です。

慌ただしかったですが、前日の片付けを始める前に、

翌日の賄いを一品だけ作りました。

でも、最後にどうしても作りたいものがもう一つありました。

それは、この台所を作ってくれたシェフのお父さん(今は故人ですが)と、

お母さんに食べてもらいたい、調子の良い時も悪い時も、

いつも私に寄り添ってくれるお粥です。

最後に大好きなお粥を炊き、元気をもらって片付けに取り掛かりました。

翌朝、まだ冷蔵庫の片付けが残っていたけれど、

毎朝決まって作っているお茶を入れたいと思い、

やかんでお湯を沸かしました。使い慣れた急須も一週間ほど前から、

ひび割れでお湯が漏れるようになり、台所の新調とともに、

その役目を終えることになりそうです。

届いた新茶の雁がねを入れもう本当にこのキッチンとお別れだなと、

気持ちに整理がつきました。

30数年お世話になりありがとうございました。

エピコンサルさんにこの話しをすると、

ありがとうがこもったいいお別れができて、本当によかったですね、

大事な事ですよねと一緒に喜んでくださいました。

色々な思い出をありがとうございました

しかし、シンクや食器棚が無くなってみると、意外に広かったです。

エピコンサルさんのホーム・ページです。

http://www.epi-consult.jp/

教えていただき、ありがとうございました。

左下にあるブログのリンク「お掃除の恵み」も、

エピコンサルさんのブログです。



2016年6月 9日 (木)

NO. 513 ルバーブジャム

八百屋さんで真っ赤なルバーブがピカピカ光っていました。

それも、束になって。

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もうこれはルバーブジャムを作るしかないと、その束を買って帰りました。

このところ、店の通常営業や、

家事をしていると寝る時間が遅くなるばかり。

お客様からは「ジャムないの?」と尋ねられるし、

自分のためのものもないし、だけれども無理しちゃいけないなと、

目をつぶっていました。

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でも今回ばかりは素通りできないピカピカさでした。

国産ルバーブが出回るようになって、始めてこんな束を見つけました。

ルバーブはふきのような茎を食べる野菜。でも赤い色からして、

ほうれん草の茎のようなしゅう酸臭さがあり、

砂糖で味つけをする以外にあまり調理法はないようです。

繊維質が多く、ヨーロッパでは肉の付け合わせとして、

ポピュラーなものです。

筋をとって、ザクザク切って、砂糖とレモン果汁と煮れば、

すぐに溶けだし、おいしい匂いがしてきました。

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今回はイタリアの白ワインを投入。すぐに良い香りが立ち上り始めました。

ピカッと光ったら、火を止め完了。

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冷蔵庫で一晩寝かし、再び火にかけてから瓶詰めです。

適度な酸味があり、爽やかな味わい。

パンにもヨーグルトにもよく合います。

今までは、イチゴやりんごなど、色々な果物と合わせて作っていましたが、

ルバーブだけで作るのは今回が始めてでした。

想像以上の味わいに、

久々のジャム作りの醍醐味を味合わせてもらいました。

長野産ルバーブジャム  160g   480円   で販売中。




2016年6月 3日 (金)

NO.512 60th

私事ですが、4月の誕生日で60歳になり、還暦を迎えました。

いまどきでいう「アラ還」。

この言葉の意味は「アラウンド還暦」らしいですが、

私はずっと「アラ~、還暦」と思ってました。

「アラ~30」とか、「アラ~40」とかね。

「いつのまにやら……」という意味だと思ってたけど、

まさしくいつのまにやら還暦で、

一昔前に見ていた60歳とはまるで違う気がします。

とは言え、体力、気力、知力、

あらゆる面で下り坂に差し掛かっていることは実感せざるを得ません。

娘からプレゼントとともに、

「怒涛の60年だったね」との言葉がきましたが、

私には「意外性の連続の60年」という言葉が思い浮かびました。

本当に意外な事の連続で、

今の自分がここにおらせてもらっている気がします。

約半分の30年は生まれ育った京都で過ごし、

結婚してからの約30年は名古屋です。

そしてそのうちの18年は浅野屋で様々な人に出会い、

様々な経験をさせてもらいました。

もう一つ、これまでも、そしてこれからも、

好奇心とおせっかいな私がいます。

小学校1年生の担任の先生が通知表に

「人のお世話もいいけれど、自分の事をさっさとしましょう」と、

書かれた事を思い出します。さすが先生。見抜いています。

さて、この先があるのや、否や。

が、しかし、これからも一日一日が、

意外性の連続であることには変わりない気がします。

母がお祝いだからと食事をご馳走してくれました。

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母と弟夫妻と、父の思い出話に花が咲いた、素敵な一夜になりました。

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ちなみに、この菖蒲の花は器の一部で取れませんでした。

最近、ある方から「好きな色は?」と尋ねられ、言うのをためらったピンク。

弟夫婦からピンクの花束をもらい「なんで、私にお花を?」

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「赤、入れなくてゴメンね」で始めてプレゼントの意味を知る。(自覚無し)

みなさん、これからもよろしくお付き合い下さい。

シェフには白ワインのギガルの「コンドリュー」をリクエストしてもらいました。

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私の中では特別なお祝い感のある、

コート・デュ・ローヌのヴィオニエという名前の葡萄を使った白ワインです。

家族が揃った時に開けようと、楽しみにしています。

2016年6月 1日 (水)

NO.5116月の営業のご案内

6月20日(月)~22日(水) 3連休させて頂きます。

ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします。

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NO.510 お勧めメニュー その2

そしてお待たせしました。「いちじくのタルト」がはじまりました。

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名古屋は、近郊の安城がいちじくの産地で比較的よく食べますが、

北の方の方々はあまりなじみがないらしく、珍しがられます。

オードブルの「生ハムとフルーツのサラダ」でも、

いちじくをチョイスできますよ。

いちじくの旬は晩夏から初秋でまだまだ先ですが、

出始めの今は、瑞々しさについ手が伸びます。

ケーキは今、「ベジシフォン」のグリンピース味も初お目見えしています。

ほんのり塩味、優しいお味です。

初夏の訪れといえば、お待ちかね「ニース風サラダ」がはじまります。

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たっぷりのサラダとゆで卵やツナなどの具だくさんサラダで、

みんなの人気もの。今週末ぐらいからを予定しています。

広小路通りを挟んで、浅野屋の向かいは、今、こんな風になってます。

さてみなさん、ここは以前は何だったのか、

意外と思い出せないものですよね。

8階だてぐらいの(私もぐらいのとうろ覚え)大きなビルと、

もう一つ小さなビルと二つのビルが建っていました。

取り壊しが終わり、今は錦通りに面したビルがよく見えています。

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来月からは工事が始まり、17階建てのマンションができるとのこと。

窓から見える景色が変わりそうです。



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