NO.512 60th
私事ですが、4月の誕生日で60歳になり、還暦を迎えました。
いまどきでいう「アラ還」。
この言葉の意味は「アラウンド還暦」らしいですが、
私はずっと「アラ~、還暦」と思ってました。
「アラ~30」とか、「アラ~40」とかね。
「いつのまにやら……」という意味だと思ってたけど、
まさしくいつのまにやら還暦で、
一昔前に見ていた60歳とはまるで違う気がします。
とは言え、体力、気力、知力、
あらゆる面で下り坂に差し掛かっていることは実感せざるを得ません。
娘からプレゼントとともに、
「怒涛の60年だったね」との言葉がきましたが、
私には「意外性の連続の60年」という言葉が思い浮かびました。
本当に意外な事の連続で、
今の自分がここにおらせてもらっている気がします。
約半分の30年は生まれ育った京都で過ごし、
結婚してからの約30年は名古屋です。
そしてそのうちの18年は浅野屋で様々な人に出会い、
様々な経験をさせてもらいました。
もう一つ、これまでも、そしてこれからも、
好奇心とおせっかいな私がいます。
小学校1年生の担任の先生が通知表に
「人のお世話もいいけれど、自分の事をさっさとしましょう」と、
書かれた事を思い出します。さすが先生。見抜いています。
さて、この先があるのや、否や。
が、しかし、これからも一日一日が、
意外性の連続であることには変わりない気がします。
母がお祝いだからと食事をご馳走してくれました。
母と弟夫妻と、父の思い出話に花が咲いた、素敵な一夜になりました。
ちなみに、この菖蒲の花は器の一部で取れませんでした。
最近、ある方から「好きな色は?」と尋ねられ、言うのをためらったピンク。
弟夫婦からピンクの花束をもらい「なんで、私にお花を?」
「赤、入れなくてゴメンね」で始めてプレゼントの意味を知る。(自覚無し)
みなさん、これからもよろしくお付き合い下さい。
シェフには白ワインのギガルの「コンドリュー」をリクエストしてもらいました。
私の中では特別なお祝い感のある、
コート・デュ・ローヌのヴィオニエという名前の葡萄を使った白ワインです。
家族が揃った時に開けようと、楽しみにしています。
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