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2016年9月26日 (月)

NO. 547霧の比叡山延暦寺

日本列島に台風が近づいていた先週の3連休の最中。

店は通常営業で、シェフやスタッフの皆様にご迷惑をおかけしましたが、

私はお休みをいただき、

京都親鸞聖人のご旧跡の旅に行って来ました。

浄土真宗の開祖、親鸞聖人がお生まれになったのは、1173年、

今から約800年前の平安時代末期です。

お生まれは京都伏見の日野の里。

比叡山でのご修業の後、新潟や関東にも住まわれ、

晩年はまた京都に戻られたので、ゆかりの土地もたくさんあります。

スタートは、今なお、田舎の風情を残す、伏見区日野の国宝、法界寺。

ご生家の菩提寺でもあり、

親鸞様が朝な夕な拝まれた阿弥陀如来像も、

伽藍も800年前の創建当時のままに残っているんです。

観光客が絶えない京都市内にあって、ひっそりと佇み、

穴場中の穴場。

S014

時空を超えた一体感を堪能させていただきました。

翌日は、あいにくの雨でしたが、霧に煙る比叡山延暦寺へ。

S075_2

大雨は免れ、霧雨にすっぽり覆われた比叡のお山も良いものでした。

伝教大師最澄が燈した1200年間不滅の法灯がある根本中堂を皮切りに、

親鸞様ゆかりの西搭、横川へも足を延ばしました。

S080

が、ここで、営業のメールが。ランチに7人で行きますとのこと。

さらにもう一件、ディナーにお弁当10数個の注文メールにも気づき、

さあ大変。すぐに店に電話するも、電波は途切れ、途切れ。

なにせdocomoは圏外。私のガラケーは頑張ったけど、

あっという間に電池残量が1に。

みんなに遅れないように歩きながら、なんとか連絡が取れた頃には、

楽しみにしていた常行三昧堂の見学はすっかり終わってました。

S085

聖域比叡山にも下界の侵入。なかなか完全オフにはならないものです。

それでも最後の横川にお参りして、

市内のど真ん中、六角堂のお参りをして、無事に旅が終わりました

六角堂は、比叡山での修業に行詰まっていた親鸞様が100日間、

お山から参籠されて、聖徳太子のお考えを尋ねられた場所です。

その答えは、20年にも及ぶお山の修業を捨て、

山を下りて法然聖人の念仏の道に入るという、180度方向転換の

大変、重い決断をされたところです。

S118

今も大勢の参拝客が絶えないけれど、

800年前の聖人の決断に思い巡らしながらの旅の最後でした。

雨足の強くなった、京都を後に、もちろん、店のディナー営業に合流。

あっという間の2日か間でした。



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