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2016年9月28日 (水)

NO.548 心浮き立つ玉手箱

京都の旅行から帰った翌日は、祭日でもあり、近くでお祭りもあり、

バタバタと過ぎて行きました。

その翌日、店は定休日でしたが、貸し切りのご予約をいただいていて、

営業。

台風が直撃の時間帯とあり、本当にお集まりになるか、

気をもんだけれど、先方からは、行きますとのご連絡。

幸い、皆さんがお食事中に台風は通り過ぎて行ってくれ、やれやれでした。

京都旅行でご一緒した、新潟は南魚沼のHさんから、

宅急便が届いたのは、土曜日。営業を終えて帰宅すると、

採れ過ぎて困っているとおっしゃっていた、

カボチャが16個入った重い箱がドーンと玄関に。

S003

うわー、本当に送って下さったんだ。

箱には、ミニカボチャの他に栗や色鮮やかなパプリカ、

シソやバジルなどのハーブ類も色々入っていて、

蓋を開けるとすごく良い香りが、玄関いっぱいに拡がりました。

嗅覚鋭い娘が、またまた、

「なんかいい匂いがする」と2階から降りて来たのはいうまでもありません。

営業後でふらふらだったけれど、泥を落とした綺麗な野菜、

いがから外したつやつやした栗、

良い香りに、すぐさま私の手が動きだしました。

栗を蒸し、穂シソを軸から外し、

塩漬け、酢漬け、キュウリとの和え物を作りました。

S007

穂シソの塩漬けは、おにぎりに、酢漬けは酢のものにと、重宝します。

翌日の朝食はハーブいっぱいのトマトサラダ。

S011

すごく美味しく、売ってるハーブと全然違うと感心ひとしきりでした。

が、次の日の朝、もう一度袋を開けてびっくり、

普通の香りになっていました。

ああ、こういうことね。本当においしいものは、一瞬、採りたての、

恵みを味わわせてもらいました。

Hさんは、「冬はキュウリを食べない、だってないから。

どうしてもの時は、買うけど、美味しくはないわね」とおっしゃってました。

雪深い、Hさんのお宅を数年前の夏にお伺いしたけれど、

本当に残しておきたい日本の風景、

清らかで、静かで、慎まし暮らしを思い起こしました。

カボチャはほこほこ、そしてすごく大変な、栗剥きを敢行して、

お休みの今日、栗おこわを炊きました。

S022

自分でも、栗剥きなんて、手が痛くなるから辞めたほうがいいよな、

と思いながらも、おいしいものをみるとついついやってしまう。

冷凍庫に寝かしてあった甘鯛の掃除をして、

スープを作り、ハーブをいっぱいのせ、栗おこわといただきました。

S023

大変なんだけれど、ホッとするんです。

キチンと作ったご飯、家族みんなが満足でした。

もうすぐ92歳の誕生日を迎える、シェフのお母さんへのお祝いです。

本当は同じ日に誕生日を迎える、京都にいる娘には、届かなくて、

ゴメンね、と思いながら。

おいしい玉手箱をが届いた、私のワクワクした時間でした。



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