NO.555 営業時間変更のお知らせ
10月29日(土)ディナータイムは、
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10月29日(土)ディナータイムは、
お客様でごった返していた金曜日の夜、
いつもご利用いただいているSさんからのご予約で、いらっしゃったのは、
おかみさんのSさんとほんまもんの舞妓さん。
たまたま、近くで仕事があり、早く終わったので、
私を「びっくりさせてあげようと思って」来て下さったそうです。
びっくりしたのは私だけではなくて、お客様みんなもです。
なんせほんまもんでっせ、と思わず京都弁で言ってしまいそうでした。
京都では、観光客が舞妓さんコスプレで歩いている姿は見かけるけれど、
ほんまもんには、さるべきところに出かけないと、
お目にかかることがありません。
でも名古屋にもちゃんと名妓連があり、
芸妓さん、舞妓さんがいらっしゃることはあまり知られていません。
(私も知りませんでした。)
艶やかで、あでやかな舞妓さんに私もうっとり。
思わず「お写真いいですか?」とお声をかけてパチリ。
鮮やかな着物や、凝ったかんざしの付いた桃割れ髪を、
じっと見てしまいました。
舞妓さんの芸名は「うさぎ」さんです。
ぜひご指名をとPRもしっかりしていかれました。
でも、誰がどんな時にどうやってご指名するのかしら?
謎ワールドですね。ひょとして、弟子入りされた日に、
おかみさんに連れられて、お母さんと3人でいらした、
あのお嬢さんでしょうか?だとしたら、本当によく頑張りましたね。
もちろん、厳しい芸事の道はまだまだ続くのでしょうけれど、
堂々とした、礼儀正しい、舞妓さんに出会い、気持ちが明るくなりました。
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シェフの友人近藤謙一さんが、
フランス滞在中の出来事を記した著書「フランス日記」に、
本場イタリアのアルバの白トリュフ市に出かけ、
白トリュフを堪能した話を読み、シェフはうらやましい限り。
早速、出入りの業者さんに、取り扱いはないか尋ねていました。
飛んできた業者さんが言うには、30g、2万円。
「ご予約でもあったんですか?」と。
2万円にも怯まず、「自分が食べて見たいから」と言うシェフに、
その方は、「そんなの食べたら、死にますよ。30gですよ。私も触るけど、
食べたことはありません」と端から売る気無し。
代わりに1本数千円の白トリュフ・オイルをふんだんにかけることを、
薦めてくれました。
二人のやり取りに笑いが止まらない私でしたが、
内心、それでも白トリュフをと言えば、どうしようと、ドキドキ。
結局、シェフは 業者さんの薦めに従い、白トリュフオイルを購入。
そんなわけで、
今、限定メニューで、「マッシュルームのサラダ、白トリュフの香り」を、
800円でお出ししています。
さて、その香りは...。本当に強烈です。
何か、かいではいけない香りと言うか、人を幻惑させる、
いけない香りがしました。調べてみると、
催淫効果があると書いてあるものもあり、さもありなん。
他の子も、「嗅いだことのない香り」と言ってました。
日本の松茸のなんと上品なことか。
しかし、実に魅惑的で、くせになる感じ。
そして味わいは、かみしめると、じわっとした、
甘味が口いっぱいに広がりいつまでも続きました。
いまだに人工栽培もできず、世界でもイタリアにしかなく、
こぶし大で10万円もするらしい、超レア物ですが、
日本に空輸する段階で90%香りが飛んでしまうそうです。
やはり、本場へ行ってこその味わいのようで、
業者さんの言うことを聞いて、白トリュフオイルにしておいて正解でした。
興味のある方はぜひどうぞ。写真はミニサイズ600円です。
おお、なんて、庶民的なお値段なんでしょう。
こちらは、新潟産のジヤンボマイタケ。
八百屋さんでいい香りを放ってたので、即、購入。
フリットかハーブバターソテーでお召し上がり下さい。800円-~です。
浅野屋、プチキノコ祭りです。
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先日92歳の誕生日を迎えたシェフのお母さんが、
東区の芳野にある片山神社に、
自分のお父さんとおじいさんが寄進した鳥居があるというので、
一緒に見に出かけました。
神社のお祭りで竹燈籠や屋台も出るというので、少し暗くなってから、
お母さんと、私と娘との女3人でルーツの鳥居探検です。
少し手前のコインパーキングに車を停めると、
すぐそこが、お母さんの実家。
そのあたりをうろうろしてると、「ここが同級生のまるまるちゃんの家」、
「ここが尼寺だったところ」、「ここに自転車屋があった」と、
スラスラと昔の思い出が飛び出してきます。
片山神社は、お家からすぐです。
開かれたのが、709年、平城京が710年なので、1200年もの間、
この地にある神社と知りびっくりです。
そして、ありました!!立派な鳥居が、夜空にそびえてました。
石作りの鳥居の裏をみると、
確かに「大正6年」 おじいさんの名前、松次郎、
お父さんの名前金松と鳥居の足の片方づつに彫ってありました。
これまた、100年もの間、戦火からも免れ、そこに立っているのでした。
境内でおしるこを振る舞っていた、
ご婦人方もどこの誰が寄贈したのかもご存じなく、
宮司さんまでもが、驚いていらっしゃいました。
お母さんの思い出は次々出てきて、
神楽殿でお神楽の奉納があったこと、境内でにわか芝居を見たこと、
そして兄弟が、ここで結婚式を挙げたことなど、楽しそうに話していました。
きれいに掃き清められた境内はほのかな竹燈籠でライトアップされ、
とても幻想的で素朴な味わいをだしていました。
私達も心静かにお参りをして、
お母さんはここが、みんなに大切にされていることがわかり、
満足げで帰りも楽しいおしゃべりが止まりませんでした。
噂には聞いていた鳥居。なかなか立派でした。
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毎年、ご注文いただき、恒例となっている運動会のお弁当。
無事納品しました。
お天気には、本当にヤキモキさせられました。
3連休の土日は雨予報。けれど、
強い雨ではなさそうで本当によくわからない予報。
前日の夕方に、開始時間を遅らせて開催という連絡がきたので、
キャベツを切ったりサツマイモを炊いたりして、準備を進めましたが、
さて、当日の日曜の朝起きてみると、土砂降りの雨が降ってます。
本当にやるんかいな?
でも、さすがに、衛星画像のおかげで天気予報も精度が上がってますね。
遅らせた開始時間の頃には雨も上がり、無事に開催、
お弁当も無事に納品できました。
去年もヤキモキ雨で延期、その前の年は台風だけれど、
午前中のわずかな時間に強行決行。
やれやれ、毎年ヤキモキの連続です。
エビフライとメンチボールのお弁当に、
サツマイモのハニーマスタードとハムのマリネ、フルーツなどが入った、
素敵なお弁当は、老若男女を問わず、大好評だったとの連絡を受け、
ホッとしました。
日曜ランチは他にもお弁当の注文があり、
そのまま慌ただしくランチ営業も始まり、
1時間早出のスタッフ一同、ヘロヘロな一日でした。
みんなお疲れ様でした!そして、ご注文いただきありがとうございます!
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先日のお休みの日に、
新栄のライブハウス”プチ・パリ”さんへご招待いただき、
シャンソンライブを楽しませていただきました。
当日は、台風直撃の時間かと心配したけれど、
際どくずれてくれて、無事開催。
一歩足を踏み入れると、ここはどこ?
まるでパリのサロンそのままのようなプチ・パリさんには、
いつもお料理をお届けに上るだけでしたが、その日は仕事を離れて、
素敵なピアノと歌を堪能させていただきました。
シャンソンはライブハウスがよく似合う音楽だなぁ~と、
以外にアグレッシブなんだな~と、一曲一曲、引き込まれて行きました。
世界には色んな人がいるように、色んな歌があって、
色んな音楽があって、
でも、きっと生きてると歌わずにはおれないんだろうな。
何曲も心に残った曲があったけれど、
私はアムステルダムという曲がすごく気に入りました。
歌っていたのは大久手でカラオケバー、
ステッチをやってらっしゃる小雲和志さんです。
実は先日の台風の日に、
小雲さんのところにケーキをプレゼントに行ったご縁で、
「僕、出るから見に来て下さい」とチケットをいただきました。
なぜか台風がとりもつシャンソンになりました。プチ・パリさんは、
小さなライブハウスでとってもアットホームなところです。
たまにはシャンソンの世界を覗いて見ませんか?
本当に楽しい時間でした。
表に出演者の名前が出てました。
「ピアノ アルバイト田中」?そこまで書くのか?と思ってたら、
アルベルト田中さんでした。
太い指のアルベルトさんのとっても素敵なピアノ演奏でした。
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