No. 558 トリュフの幻惑
業者さんの言うことを聞いて、トリュフは諦め、
トリュフオイルを購入したシェフでしたが、
おかげさまで、トリュフオイルを使ったサラダは、皆さんんに好評。
ところが思わぬ事態が発生。
そのトリュフサラダを召し上がったお客様が
「今度イタリアに買い出しに行くので、
白トリュフを買って来ましょうか。」
この言葉になんとシェフは、「お願いします‼」とふたつ返事を。
あ~、ついに頼んでしまいました。
冷や冷やしている私をよそに、食いしん坊同士の会話は弾み、
白トリュフのみならず黒トリュフなども頼んでいます。
その方のイタリアからの帰国も近づいてきたこの頃、
シェフはソワソワ、そしてやたら張り切ってます。
トリュフでどんな料理を作れば美味しいか、研究に余念がありません。
結構なことと思っていると、遠方の友人を呼び、
一緒にトリュフ祭りをしようと。
つまり、そのトリュフは自分たちでいただこうということみたいです。
灰の中でトリュフを焼く伝説の料理にチャレンジするんだとの張り切りよう。
あー、・・・もうどうにも止まらず、
まさにトリュフに幻惑されたシェフのこの頃です。
もっとも、私も招待されているので、文句は言えないのですが・・・、
お客様にも提供して下さい!
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