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2016年12月

2016年12月30日 (金)

No.580 ファイナル

12月29日に浅野屋洋食店の営業は終了しました。

移転再開予定ですので、正確には、休業と言うべきですか。

28日は、例年、浅野屋で仕事の納会を開いて下さる

職場の方々のお集まりでした。

貸し切りにはなるけれど、長く続けて下さってる会なので、

ここで本当のファイナルにしようと、シェフと決めました。

会も盛り上がり、最後のお料理を出して無事に終わることができました。

ところがここからが大変。シェフは前日から仕込だカレーの仕上げと

パック詰め、私も前日から仕込んでおいたマリネの仕上げです。

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一つづつ、ご注文通りの人数分にパックに小分けする作業が続き

帰宅は何と午前4時でした。

まあ、例年の事なので、覚悟はしていましたが、

お渡しの当日、(つまり、帰宅後の数時間後)に目が覚めず、あせりました。

しかしこちらも無事に終了して、

本当にこの店でお客さまをお迎えは終わりました。

片付けが終わりシェフより一足はやく帰ろうとして、ハット思い、

シェフに「17年間お疲れさまでした」と言葉をかけました。

シェフも「長いこと、ありがとう」と。

ここまで何とかやってこれたのも、二人三脚だったからこそ。

どちらがかけてもできなかったと思います。

それから、学生のスッタフのみんな、誰も音を上げず、

最後まで頑張ってくれました。

卒業、就活に入る人たちですが、お客さまからもよく誉められた、

自慢の子たちです。そしてそして、お昼のスッタフのお二方は、

17年のうちのほとんどをご一緒してくれて、

まるで家族のような存在でした。みんな、みんなありがとうございます。

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お花も頂きました。

ふらふらで帰宅して、もう何もできないと思ってたけれど、

気がつけば、台所で黒豆の赤ワイン煮と

クワイの煮物を作っている私でした。

自分でもあきれるけど、これがなければ、お正月が始まらないから。

皆さん、良いお年を。

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2016年12月29日 (木)

No.579 またお会いしましょう

2016年12月26日で浅野屋の通常営業は終了いたしました。

1999年6月26日にオープンしてからちょうど17年6ヶ月になります。

最後の1週間のディナーは浅野屋の人気メニューを

一わたり食べていただけるコースを

美味しいワインの数々で召し上がっていただきました。

私にとっては、学生時代に時々やった半徹が毎日続く

ハードな日々でしたが、何とか無事に終わることができました。

最終の26日は厳しい倍率をくぐっていらしたお客さまが、

お別れを惜しんで「早くいい場所を見つけて、再開してね」と、

「今までお世話になりました」とお花もたくさんいただきました。

うん? 閉店もお花?とおもいながらも、

花好きの私の好みまでよくご存じのお客様からのプレゼント。

お世話になったのはこちらの方です。本当にありがとうございました。

お客さまをお見送りするとき「またお会いしましょうね」とご挨拶しました。

色々なご縁がそれぞれの方々とあり「またね」の言葉が

今の私の気持ちです。

父が生前体調を崩し、入退院を繰り返していたお正月。

看病で、母までも高熱を出してしまったことがありました。

それでも店の営業があるので、後ろ髪引かれながら戻るとき、

短い帰省を詫びるつもりで、「お父さんまた来るからね」と言うと、

父は「または、無い」と厳しい口調で言いました。

弱り切った父の口から出た、現実をみすえた、厳しい言葉。

底冷えのする京都の思い出は私の原点です。

今回、浅野屋は一旦、閉店、休業させていただきます。

来春には、移転、再開予定です。

たくさんの良きご縁を思い返しながら、「またお会いしましょう」

本年29日までは、貸し切り営業などを行います。

ご用の方は1月中旬まで電話も通じますので、ご連絡下さい。

なお、当ブログは引き続き更新しますので、時々のぞいて下さい。

みんな大好きエビフライ

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イタリアパルマの生ハムと洋梨のサラダ

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お花もいっぱいいただきました。ありがとうございました。

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2016年12月25日 (日)

No.578 クリスマスの思い出

12月24日、25日はクリスマス。

日本人にはおなじみの年末行事となっています。

浄土真宗の聞法道場を開いていた父は厳格で、

私は小さい頃からクリスマスは一切関係なく育ちました。

サンタも来ないし、ツリーももちろんありません。

もちろんケーキもなっかったけれど、一度だけ、

お歳暮としてクリスマスケーキをいただたことがありました。

父は「寺院にクリスマスケーキとは何事だ」と怒っていましたが、

子どもにとっては「ケーキ、ケーキ!」とうれしかったことを覚えています。

そんな私が、

結婚した後はクリスマスケーキ作りに追われることになるなんて、

思いもよりませんでした。

30数年前、

まだまだ珍しかった薪型のブッシュ・ド・ノエルを沢山作りました。

ケーキ作りはとにかく寒い。寒いし、やったことがないことばかりで、

もたもたしていると「巻き寿司くらい作ったことあるでしょ」と言われ、

「なんで私がクリスマスケーキを」と思ったのも、懐かしい思い出です。

クリームを塗った後でフォークで薪に見立てた筋を付け、

「ジョイユー・ノエル」のプレートをのせます。

「ジョイユー・ノエル」て何?の時代でした。

うちの子どもたちの保育園時代には、

連絡帳に「サンタさんのプレゼントは何でしたか?」と書かれていて、

親子共々、絶句……。

そんな訳で浅野屋には大きなクリスマスツリーもなく、

細々とした飾りでお茶を濁しています。

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でも、赤と緑のテーブルクロスですっかりクリスマスバージョンの店内。

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24日は、クリスマスディナーというより、

最後のお食事を楽しむお客様で賑わいました。

25日のディナーはご予約満席となりました。

26日ディナー、残り席、ごくわずかです。


2016年12月24日 (土)

No.577 そして思い出話に花が咲き

ラスト4日間の特別メニューのディナーが始まりました。

皆さんに人気のお料理を取り分けで食べて頂くコース。

ご予約はさすがに、いつもお越し頂くお客様で満員です。

水牛のモッツァレラ、

パルマの生ハムやイベリコソーセージなど

5種類の切り立てハムの盛り合わせ、

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旬野菜の温製とホタテ貝のマリネと、

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皆さんに親しんで頂いたお料理のオンパレードです。

メインにエビフライと最後はメンチボールと揚げじゃがと続き、

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忘れちゃいけないご飯と赤だしでお腹もいっぱいです。

シェフと私は始まりはいつもけんかで、

スタートしてしまえば力を合わせて、乗りきっています。

いつもになく、ブログにも弱気なことを書いたので、

皆さんにご心配おかけしました。温かなお声をかけて頂いてます。

疲れていても「いらっしゃいませ」、

「ありがとうございました」と店に立つと大きな声が出ます。

するとだんだん元気になるのが不思議です。

シェフも一つ二つと作るうちに調子が出て来るのが分かります。

お客様と色々な思い出話が盛り上がった、初日でした。

本当に皆さんから元気をもらっています。ありがとうございます。


今日はお客様同士お知り合いに会われ、びっくりということもありました。

大学教授のS先生のゼミ1期生だったと言う、Sさん。

「年賀状を今日書いたんだよ」と言われる先生との出会いは

20数年ぶりとかで、うれしい出会いに、私も嬉しくなりました。

お二方ともいつもご利用頂いている方々です。

無事に初日が終わり、ホッとしています。

後、3日!! 残りのお席はごくわずかですが、ご予約お待ちしています。

ランチは、まだお席に空きがあります。

ただ、夜の準備のため、早めにオーダーストップになります。

よろしくお願いします。



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2016年12月22日 (木)

No.576  始まりはいつもけんかで

クリスマス期間に突入。例年ならば、シェフと私は、事前の準備でお互いカリカリして、けんかが絶えない時期です。
今年は、後、5日で通常営業を終えるため、クリスマスメニューは、無しにしました。最後の5日間を、みんなで力を合わせて乗りきりたいところですが、今年もやっぱりけんかの幕開け。連日の忙しさに疲れが抜けず、余裕がないことが、主な原因ですが、今年はそれに加えて、移転先がまだ決まらないことも、プレッシャーです。店舗の後片付けや売却、新しい移転先の選定と、慣れぬことの連続に、本当に疲れます。26日の最終営業の後にも、20名の貸し切り営業、ご予約ぶんのお料理のお渡しと29日まで営業は続きます。まあ、毎年、こうしてけんかしながら、一つづつやれば、結局は終わって行くんですが。
泣いても笑っても、けんかしてもしなくても、後、5日。(いや、後7日か)、スタッフ一堂力を合わせ頑張りますのでよろしくお願いします。
なお、オリーブオイルをご注文のお客様に。今年。はイタリアからの到着が遅れたため、お渡しが、28日午後からと、29日の2日間になりました。1月もご連絡頂ければ、お渡し可能です。個別に連絡させていただきますので、受け取り日をお考えください。

2016年12月19日 (月)

No.575 緊急告知 特別メニューのご案内

12月23日(祭日) 24日(土曜) 25日(日曜) 26日(月曜)


ラスト4日間のディナータイムの特別メニューのご案内です。

浅野屋名物料理満載の取り分けコースメニュー 

 お一人3000円 または3300円(税込み)

水牛のモッツァレラとトマト

色々なハムの盛り合わせサラダ

ホタテ貝のマリネ

エビフライ

一口メンチボール

ごはん、赤だし

オプションで「野菜の温製」つきが3300円です。

人気のあるメニューを最後に色々召し上がって頂けます。

お取り分けなので、お気軽です。

お一人の場合は同じ内容を盛り合わせで、お出しします。

なお、その他のメニューについても可能な限り、対応させていただきます。

ラスト4日間、残り席わずかです。

ご予約お待ちしております。

なお、ランチタイムは通常メニューでの営業です。

こちらは、まだお席に余裕があります。

いずれも、ご予約をおすすめします。

ディナーコースにはケーキはつきません。

ケーキのお取り置きもお伺いいたします。

あわせてご予約下さい。


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2016年12月17日 (土)

No.574  営業のお知らせ

営業日も残り少なくなってきて、ご予約が詰まって来ています。

以下の日にちにご注意下さい。

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12月17日(土曜) ディナー ご予約満席 

12月18日(日曜) ランチ 早い時間は満席、12時50分以降可能 

12月23日(祭日) ディナー 早い時間は満席、7時30分以降可能

12月25日(日曜) ディナー 残り席僅か

なおメニューによっては、品切れになってくるものもあります。

牛フィレステーキ、ビーフシチューはできる限りご予約をお願いします。

よろしくお願いします。

ケーキは、ご要望のあった、「シナモン・シフォン」ケーキが出ています。

22日以降は「シナモン・シフォン」と「ショコラ・シフォン」の

どちらかが並びますので、お目当てのケーキのある方はご予約下さい。

その他のケーキは「イチゴのタルト」と「クレームブリュレ」です。

いずれもホールのご注文は、お受け出来ません。ごめんなさい。

今日は、いつも三重県からお越し頂くお客様が、「最後だと思って」と、

ホールのケーキをプレゼントして下さいました。

いつも身近にあるケーキだけれど、やっぱりホールのケーキは、

もらうと特別な喜びがあるものですね。

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サクサクしたパイ生地に

てんこ盛りのイチゴと優しいカスタードクリームが絶妙な美味しさでした。

ところが…そのお客様はその時、満席で入れず!

本当にすみません!そしてごちそうさまでした!

ご来店にはぜひ、お電話を一本お願いします‼ 

2016年12月14日 (水)

No.573 深夜に血糊?

久々のジャム、ブルーベリージャム出来てます。 

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 280g 500円    160g400円

そして、ジャムの残りを少し瓶に詰めて持ち帰りました。

帰宅後は山積みの家事をこなしていると、すぐに深夜に。

寝ようとして、ふと目に入った、

玄関に置きっぱなしにしていたブルーベリージャム。

あわてて袋から取り出すと、

自転車に揺られ帰るうちにキャップが緩んだらしく、中身がこぼれています。

あれれ、不用意に持ったもんだから、

玄関のあちこちにジャムがこぼれてしまいました。

少し具が残ったブレザーブタイプ。

まるで、玄関のあちこちに血糊がべったり着いたみたいな様子に慌てました。

何があったのか、早起きのお母さんがびっくりしそうな惨状に、

あーあ、寝ようとしてからの念入りな拭き掃除。

疲れがドット出ました。ジャムもなくなるし、さんざんな夜。




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2016年12月12日 (月)

No. 572  お電話下さい

いつの間にか閉店まで2週間ほどになり、

連日お別れを惜しむお客様にお越しいただいてます。

時には一緒に写真に収まったり、

皆さん、それぞれの思い入れを感じます。

私たちも、思い出を話したり、ブログにも書いたりしたいな、

と思っていたけれど、現実は、毎日の営業を何とか、

心臓が壊れませんように、願いながら仕事に追われる毎日です。

そんな中、私は最後かな、と思いながら、

ジンジャーエールの仕込みをしました。

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今日はブルーベリージャムも炊きました。

8月の真夏日に友人が、

摘んでくれたブルーベリーをまだ取ってあったので。後少しで瓶詰めです。

シェフは連日ケーキの仕込みに追われています。

なかなか追い付きません。それから、「カニのキッシュ」が出てますよ。

ファンの方も多い一品。ラストまで、品切れになっていくものもあるけど、

また、時々のメニューもお楽しみに。

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「ふぐの白子ときのこのフリット」 850円

「カニのキッシュ」  600円

「自家製からすみ」  750円

学生の時アルバイトをしていた皆さんも次々、顔を出してくれ、

みんなの成長?!ぶり?!も心和ませてくれます。

遠く仙台から、わざわざ来てくれたkさん、

就職で東京に行ったT君も元気な様子。

今日は学生時代、部活の先輩、後輩だったお二人がたまたま、フ

ァミリーで顔合わせ。お二人ともすっかりお母さんになってました。

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キャー、いつの間にか、そんな時間が流れていたなんて!

ご予約が混みあって来ています。ご来店には、ご予約をお勧めします。

12月25日(日)ディナーは、残り席僅かです。

でも、ポッカリ空いたりもするので、とにかくお電話お待ちしています。

毎年、お住まいのブラジルから帰国すると、必ず東京から来てくださる、

お客様のMさんが、閉店を知り、お電話下さいました。

セーフですよ。お待ちしてます‼いつもありがとうございます。 

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2016年12月 8日 (木)

No. 571 自家製からすみ

昨年は、ボラの不漁とかで、

年末ギリギリまで入手できなかったボラの卵巣が、今年はすんなり手に入り、

自家製からすみを制作中。もうすぐ完成です。

昨年から、雨の心配のない、

そして我が家周辺にたむろす野良猫の心配のない、

冷蔵庫での乾燥に切り替えたけれど、仕上がりは上々。

工程は、血抜き、塩漬け、焼酎で洗う、干すと言う、手順。

今年は休業期間もあるので、少なめにと言う私の忠告も聞かず、

「保存できるから」とシェフはたっぷり仕込んでました。

と言う訳でそろそろ出来上がり、お出しできますよ!

なんと言っても、自分好みの塩加減と干し加減に仕上がる、

手をかけた分だけ、おいしくなるのは、手作りの楽しみなところ。

端に付いているボラの身を最後にしごき、

出た油をからすみの表面に塗ると、

テカりが出て、さらにいい色になり、保存性も増すことを、

魚屋さんから教わりました。

ボラの卵巣

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ヒマラヤ岩塩に漬け込む  身が引き締まってくる

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焼酎で洗い塩抜きして、浸ける

S015この後、乾燥、表向けたり裏返したり。最後に香り漬けと保存性を良くするために、ブランデーを何度もぬります。

完成の写真はアップ間に合わず

日本酒のラインナップは今は、

三千盛 180ml 600円

醸し人九平次 180ml 900円

獺祭39純米大吟醸 100ml 850円

ご一緒にどうぞ。 もちろん白ワインも合いますよ。



2016年12月 4日 (日)

No.570  ふらっと入れる店

12月3日はランチもディナーもご予約多数で、忙しい一日でした。

ランチには大学のOB会(70台後半のお元気な皆さん)の間を縫って、

空いた僅かなお席にお客様が入れ替わり入られ、

ディナーも二組のグループの間の少しのお席に、

入れ替わり色々な方々が座られました。


浅野屋の黒板に「一人でも大勢でも、楽しい浅野屋」と書いてますが、

まさにそんな一日でした。

シェフの友人のお一人が、「ふらっと入れる店がほしいな」と、

ふと、言われましたが、

広小路に面した今の浅野屋は、本当に間口の広い店。

先日は大阪の方が通りがかりに入られ、

気に入って、次回のご予約をいただきました。

今日は骨董市に出展されてる九州のグループの方がお食事を楽しまれ、

時々ご利用いただいていることを知りました。

まあ、なんと遠い、びっくりです。

今の場所での閉店まで、一ヶ月を切り、

お客様からも、「次の場所決まった?」とご心配いただいてます。

ご住所をいただいたお客様の数の多さに改めて感謝と、

そして、今よりは、間口が狭くなることの申し訳なさを感じながら、

新しい場所を探し中。

浅野屋の店内もクリスマスの飾りをしました。

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帰宅すると盛岡の友人から立派なリンゴが届いていました。

ありがとうございます。

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2016年12月 1日 (木)

No.569 12月の営業のお知らせ

12月の営業のお知らせです。

26日まで営業させて頂きます。

移転先はいくつか物件があり、具体化を進めています。

出来るだけ早く再開したいと思います。
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