No.590 天空の非日常
先日の日曜日、天気予報では寒くなるとのことでしたが、
朝起きたら、さほどでもなく、気持ちのよい快晴。
シェフとシェフのお母さんと3人で姪の結婚式に参列しました。
店の営業があった頃には、
日曜日にそっろって出かけることは考えられないことでしたが、
幸い休業中。92歳のお母さんも一緒に参加することができました。
会場は名古屋駅前の高層ビルの42階。
日曜日の繁華街の喧騒とはご縁のない私たちにとっては、
街の賑わいも特別に感じられます。
うちのこどもたちも含めて、いちばん年下の姪もすっかり大人になり、
母親の手作りのウェディング・ドレスで、晴れやかな姿です。
聞けば、入籍や二人だけの海外挙式も済ませ、
親戚や友人の前での人前結婚式とのこと。
名古屋駅前の42階からは、遠く猿投山や伊吹山、御嶽山も見え、
快晴のお天気が若い二人を祝福してくれているようでした。
晴れの日の衣装に晴れの日のご馳走。
天空の非日常を味あわせてもらいました。
下界に降りたら、挙式をした二人にも、私たちにも、
繰返しの日常が待っています。
そんな日常の中で、時たまの非日常をちりばめ、
人の世を飽きもせず、歩んでいくんですね。
私は92歳のお母さんが無事に最後まで、列席できたので、
やれやれでした。
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