No.624 営業日のお知らせ
すでにお知らせしているように、
7月24日(月)は臨時休業させていただきます。
25日(火)定休日
26日(水)定休日
と、3連休になりますので、ご注意下さい。
7月27日(木)はすでにご予約多数ですので、ご来店にはお電話でのご予約をお勧めします。
28日(金)はご予約につき通常営業をお休みに変更になりました。
来週は変則営業でお入りいただける日が少なく、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
« 2017年6月 | トップページ | 2017年8月 »
すでにお知らせしているように、
7月24日(月)は臨時休業させていただきます。
25日(火)定休日
26日(水)定休日
と、3連休になりますので、ご注意下さい。
7月27日(木)はすでにご予約多数ですので、ご来店にはお電話でのご予約をお勧めします。
28日(金)はご予約につき通常営業をお休みに変更になりました。
来週は変則営業でお入りいただける日が少なく、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
先回、当店のビーフカレーをご紹介した時に
「フォンドボーをベースに」と書いた後
「フォンドボーを説明できるか」と自問。
「仔牛の骨を…」で詰まってしまいシェフに助けを求めました。
シェフも「仔牛の骨と香味野菜で採っただし」と教えてくれたものの、
ブイヨンとフォンの違いなどはややこしいことと言われ、調べてみました。
ブイヨン …… 魚や牛や鶏肉と野菜を煮込んだ出し汁
ポタージュやソースの元になる
フォンドボー …… 牛肉でとったブイヨンにさらに焼いた仔牛の骨や
香味野菜を入れて煮込んだ出し汁 ソースの素
ついでによく聞くコンソメ …… ブイヨンに牛すね肉をひき肉にしたものを
加え豊かな味わいにしたスープ、それにあわ立てた卵白を加えて
余分なものを取り去り、綺麗に澄んだスープにしたもの
すべての素はブイヨン、そこから手を加えて澄んだスープをコンソメ、
ソース系をフォンと考えればよいようです。
当店では、牛ほほ肉と香味野菜を煮込んで出るブイヨンが
料理の基本です。
コンソメやフォンドボーは大変てまひまのかかったものであることが
わかり、おいしい訳があるんだと納得。
大切に食べ継がれるべきものだと改めて思いました。
少し前に家の近くのパンの有名店にバケットを買いに行った時のこと。
男性のお客様がトレイにパンを
たくさん乗せていらっしゃるのを見た店員さんが
「そちらは全粒粉のパンです」と声をかけられました。
そのお客様は「え?全粒粉て何?」と素朴な疑問。
店員さんは即答できずに困っている様子。
「全粒粉は…ちょっと変わった風味のものです。」
その答えを聞いた男性客は「じゃあ、やめる」とパンを返していました。
あーあ、パン屋で働くなら全粒粉とは何かに答えてよ、
と思いながら、案外身近にありすぎて、
こういう足元の答えができないものよね、
自分ならどういうかな?と考えてみました。
「小麦の製粉時に胚芽ごと挽いた、玄米みたいなもの」とか?
帰ってシェフに話すと「小麦を胚芽ごと挽いたもので、
栄養価が高く、風味の良いもの」との答えが返ってきました。
その時、一つ一つの疑問を大切に、
普通に使っている言葉をきちんと説明できなきゃな、
と改めて考えさせられました。
そこで、フォンドボーを考えることとなりました。
こんな疑問はまだまだいっぱいありますねぇ。
.
7月15日(土) ランチ、ディナー営業
16日(日) ランチ、ディナー営業
17日(祝) ディナーのみ営業
となります。17日の(祝日)のランチ営業はございませんので、
ご注意下さい。
さて、本格的な夏の到来を感じさせられるこの頃ですが、
夏といえば、ビーフカレー。始まりました ! お待たせしました !
フォンドボーをベースにしたこくのあるカレー・ソースに
牛ほほ肉がとろとろ、
さらにシェフ特製のホット・マサラ(温めて作るガラム・マサラ)で
香り高いカレーの出来上がりです。
甘くて、最後に結構辛くて、とてもよい香りは一度食べれば、
忘れられないお味です。
甘味はフルーツのチャツネをふんだんに使用すると言う、
大変手間がかかったものです。是非一度ご賞味下さい。
特製ビーフカレー ミニサラダ付き 1300円
大盛 1600円
カレーに欠かせない、
クミンやカルダモンがたっぷり入ったホット・マサラ
いい香りが漂ってきます。
.
カレンダーに間違いがありました。
日曜日のランチ時、店の前に停まった車から、
こちらを熱心にのぞいている人影。
ご案内に出ると「浅野屋さんですね。車停めてすぐ来ます。」
そしてカウンターに座られ「ハヤシライスの特盛お願いします。」とのご注文。
ご注文をお伺いしたMさんと私は顔を見合せ「あ!」
そうでした。一年に何度かいらっしゃるハヤシライスの約3皿分を
大皿で召し上がるお客様でした。
「びっくりしたよ。前の店に行ったら、店がなくなっていて」
「なんとか探して来たよ。あって良かった」とおっしゃってます。
そして宴会の時の盛り合わせに使う大皿に特盛にしたハヤシライスを、
本当に嬉しそうに召し上がられました。
よくみんなで、大盛にメンチボールとか、
トンカツとかを食べればよいのにね、と話していたけれど、
カウンターで間近に見ていると、本当に大好きなんですね、と納得でした。
こちらはランチ時のご飯が4人分一気に減ってひやひやでしたが、
なんとかセーフ。
この方のご注文を初めてとってきたIさんが
「ハヤシライスの超、超、超大盛ー」とご注文を叫んだことは
スタッフの間では、今も語り草になってます。
浅野屋のハヤシライスには熱心なファンの方が他にもいらして、
隣を見ては、「次はトンカツ食べて見ようかな」とかいいながら、
次回も必ず、ハヤシライスをご注文されます。
私も好きです。たっぷり使った赤ワインに牛ほほ肉の旨味が溶けだし、
お持ちするときには、ぷーんとバターのいい香りがします。
ハヤシライス ミニサラダ付き 1050円
大盛 1250円
特盛はご飯とルーの量によります。
.
いちじくはほとんど見かけず、メロンもまだまだ少ない中、
桃が出始めました。
今年もきました。「生ハムと桃のサラダ」 1100円
蒸し暑いですね。
こんな時こそ、フルーツの甘味と水分がほしくなります。
まだ、味にばらつきが多少あるものの、
十分に美味しい猿投の桃が手に入りました。
桃を1個まるごと使い、切り立ての生ハムをたっぷりお召し上がり下さい。
生ハムの塩気と桃のジューシーさが、この季節にぴったりです。
塊から切り出した生ハムは市販のものより、ずっと塩分控え目。
フルーツとハムの両方の良さが引き出される、
浅野屋の定番オードブルです。
今は、桃の他に、メロンかパイナップルも選べます。
それぞれ生ハムによく合います。過ごしにくいこの時期を少しでも快適に、
食欲も増してくれる一皿です。
それにしても九州の大雨、よく降ります。
人間の力のまだまだ及ばぬことがあることを見せつけられます。
どうか余り被害が出ませんように。
写真は「生ハムと黄桃のサラダ」.
黄桃は梅雨明けしてからなので、もう少しあとに出て来ます。
フルーツといえば、私のジャム作りはもう少しお休みさせて下さい。
色々作りたいけれど、まだまだ手がまわりません。
必ず再開するので、お待ち下さいね。
.