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2017年10月12日 (木)

No.643 珍しい、糸うり

新潟は十日町の旧知の知人からお野菜が届きました。

昨年、京都の親鸞聖人の足跡をたどる旅をご一緒した後には、

ミニカボチャや取れたてハーブを送って下さり、

どれも美味しくいただきました。

今年は突然に重たい宅急便が届き、開けてびっくりです。

お昼にケータリングがあり、夜は祭日の営業で、

ふらふらになって帰宅したけれど、食いしん坊の血が騒ぎます。

S002

早速、入っていた栗を茹で、パクり! 

中でも目を引いたのは「糸うり」と書かれた30cm近くもある

黄色いラグビーボールのようなもの。

確か「そうめんカボチャ」というんじゃないかな?

S006

調べて見るとカボチャの仲間で、新潟、長岡の特産野菜ということです。

それにしても、あの小さなHさんが畑でこんな大きなものを収穫して、

きれいに洗って、送って下さったとは。

早速、翌日書いてあるように調理して見ました。

固い。大きい。なかなか手強い。包丁でも歯が立たず、レンジで2分チーン。

S009

レンジにもギリギリ入った。少し柔らかくして、輪切りにして、

大きな鍋で茹でる。うーん、一番大きな鍋でも入り切らない。

結局鍋を3つコンロにかけて茹でました。その後は水にとり、

フォークでぐるぐるするとあら不思議、

筋状におもしろいように外れてきます。

S011

後は甘酢につけて、しゃきしゃき、ツルツルいただきました。

美味しいし、喉ごしもよく、良い箸休めです。

S013

たくさんできたので、ご近所にもお裾分けしましたが、

皆さんとても喜んで下さいました。

浅野屋の皆さんには「旬野菜の冷製」に入りますよー。

寒くなるそうだけど、冷製、ま、いいか、美味しい。

Hさんのお手紙には「自分の都合の良いことにはげんでいます」と

書かれていて、笑ったのだけど、

私も忙しくても美味しいことにはげんでいます。

郷土の野菜には滋味溢れるものが多いですね。

今年旅行した秩父には、しゃくし菜という菜の漬物がありました。

50cm近くある長いお漬物でしたが、

シャリシャリした食感がなんともいえずおいしかったです。

京都の堀川ゴボウなども、好きです。

いずれも全国区にならないのは、調理に一手間かかるからでしょうか。

その土地その土地の味が残ることは、まさに多様性。

素敵なことだと思います。


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