No.670 冬の美味しいもの その3 ポン鱈の大変身
弟のお嫁さんの里の北海道から送られてくる、
鱈の干物「ポン鱈」をお正月に頂いてきました。
3枚におろした、すけそう鱈を干して、カチカチになってます。
むしって、おつまみとして頂くようですが、何箱もあり、
食べきれずに困っているとのこと。
乾燥鱈といえばおせち料理に入っている、棒だら。
以前、祇園の乾物屋で棒だらを水につけて戻した状態で売っていて、
「今から戻してたら、間に合いまへんやろ」と言うお店の方の言葉になるほど、
と納得。
12月31日の夜でした。そこから大急ぎで煮ても「間に合いまへんやろ」と思うのだけど。
それにしても、壱の重に入る棒だらも、味付けが甘くて、今風ではなく、
肩身が狭い存在。高価なものなんですけどね。
以前、韓国料理屋で干し鱈のスープを頂き、とてもおいしかったことを思い出しました。
早速、ポン鱈をハサミで切り、昆布と一緒に水につけること、一晩。
翌朝、まだ火をいれる前から、良い出汁が出ています。
ゆっくり弱火で、煮ると、想像以上に美味しい出汁が出ました。
ここに大根や人参などの根菜類を入れてことこと煮、豆腐やくずきりも入れ、
仕上げにネギをいっぱい入れました。
身体が温まるいいスープができました。鱈の身の方は、柔らかくはなったけれど、
味は全部スープにいったようでした。
棒だらが高くてなかなか作れなかった、乾燥棒だらのスープをおいしく頂きました。
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