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2018年4月

2018年4月26日 (木)

No.692  五感を刺激するコーラ    

一気に暑くなりましたね。でも、うんと冷えたりと、

その気温差に体調を崩しやすいこの頃です。

暑くなるという予報のゴールデンウィーク前に自家製コーラが完成。

黒砂糖の自然な甘味と柑橘類の爽やかな酸味。

そして数種類のスパイスが絡み合った複雑な味です。

飲んでいただいたお客様からは「美味しい。これ、本当にコーラですね。」

「複雑な味わい」と評判も上々です。

問題は色。見慣れたコーラのようには黒くない。

黒砂糖の穏やかな茶色です。味や香りは充分爽やかなコーラを感じるのに、

ビジュアルが黒くないので、脳がコーラと思わないようです。

人間て面白いですね。コーラは黒い飲み物と認識してるんですね。

ついでに身体に悪いとも、認識しているようです。

なのでキャッチコピーは「身体にいいコーラできました」なんて勝手に思ってます。

さて、お父さん、ラムネに風邪薬を入れたような味に近づいていますか?

五感をフル稼働して、5月の爽やかな風とともに自家製コーラをお楽しみ下さい。

お食事にもよく合いますよ。

自家製コーラ 500円(税込)

自家製ジンジャーエール 500円(税込)


2018年4月19日 (木)

No.691 コーラを作る

コーラの仕込みしています。コーラ、作れるんです。

正確にはコーラのようなものですが。

料理雑誌で、コーラを手作りする記事を読み、びっくりでした。

材料は、黒糖などの砂糖の他にレモンやポンカンの皮、

そして、カレーに入れるスパイス、カルダモンをたくさん、

クローブやナツメグ、シナモンなどです。

シェフの持ってるカレー用スパイスがそのまま使えるし、これは作るしかないと!

さっそく取りかかりました。

S008

そもそも、コーラって、いつ飲んだっけ?どんな味だっけ?という私。

いつか飲むかもと自宅の片隅に、眠っていた赤い缶のコーラを試しに飲んで見ました。

元々はアフリカ原産のコーラの木の実を抽出した飲み物ですが、

工業的に作られたコーラにも甘さの中に少し酸味がありました。

子供の頃に苦いと思ったのは何故?

この味なら、なるほど雑誌の材料でいけると思いました。

特にクローブが薬臭い匂いでコーラになりそうでした。

私が小さい時に、バイクに乗って外出先から帰って来た父が

「コーラというものを飲んできた。これからすごく流行るらしい」と言います。

味を尋ねると、「ラムネに風邪薬を入れたような味だった」と言ってたことを思いだし、

大笑いです。

すべての材料をさっと煮出して、今は漬け込み中。

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自家製ジンジャーエールのように炭酸で割って飲みます。

さて、首尾よく、皆様にお出しできるでしょうか?

乞うご期待!


2018年4月11日 (水)

No.690 名古屋vs.京都

結婚して、名古屋へ来て、早、30数年。とっくに生まれ育った京都にいた時間より、

名古屋で過ごした時間のほうが長くなりました。

生活しやすい町、名古屋が好きで、

自分ではけっこう名古屋人としていけてるつもりだけれど、

未だにお客様からは「関西でしょ。どこ?」と言われます。

京都大好きな人が多い名古屋では、「京都です」と答えたとたん、うらやましがられ、

お客様の京都愛を聞くこともしばしば。

本当に皆さん京都のことはよくご存知です。

先日も同じような質問が男性のお客様から。その方は大阪ご出身だとか。

「関西バレバレよ」といわれ、しばし、京都や大阪と名古屋の食べ物の違い談義に。

漬物の「スグキ」「日野菜」「壬生菜」みんな知らんねえ。

おいしのになあと言われます。

お隣の女性はキョトンと、まるで知らない言葉のようです。

名古屋へ来てのカルチャーショックはなんだったかと言われ、

私は「普通のお揚げちょうだい」と言って、

豆腐やのおばさんから「これが普通の揚げや」と怒られた話をすると、

男性はおでんやさんで「飛龍頭」(ひろうず)が通じず、

「がんもどき」と言い直されたと言います。どちらも揚げやね。

そもそも京都では、「揚げ」などと呼び捨てにはせず、「お揚げさん」どす。

その他、煮ても煮ても柔らかくならない味噌煮込みうどんに面食らったり、

どす黒い味噌に浸かっている味噌おでんにびっくりしたりの話が続きました。

お雑煮に入れる金時人参で12月31日にけんかになった話をすると、

男性はコンビニで「豚まんちょうだい」というと笑われ、「肉まん」と訂正があったと。

「大阪では、誰も蓬莱で肉まんちょうだいといわへんよ」って。

ところ変われば変わるものです。私の最大のびっくりは、

デパートの店員さんに「こちらはお値打ちです」と言われたこと。

京都では、定価で買って、

その掛け紙が掛かっていることに意味があるデパートでの買い物。

名古屋、実質的本音文化vs.京都、建前文化。

私は名古屋はとても生活者に優しい町と思いますが。


2018年4月 5日 (木)

No.689 春満開

暖かさを通り越して、夏日にもなる名古屋。

我が家のずぼら庭も球根や宿根草で春満開です。

玄関先で毎年咲いてくれる水仙たち

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昨年は忙しくて球根を植えられなかったチューリップですが、

毎年出てくる原種チューリップが今年は2倍に背が伸び、花いっぱいに。何で?

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ポツポツ灯る灯りのようで、大好きな山吹の花。

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昔、宇治の平等院へ出かけた時、

父が庭の山吹を見て私の子どもたちに「何の花か知ってるか?」と尋ねました。

私はそれが大好きな花だったので、子どもを差し置いて答えると、太田道灌と山吹の話しをしたかった父は話の腰を折られ、苦笑い。

そんな思い出の花です。

ビオラやムスカリやクリスマスローズや桜草と、

花芽をいっぱいつけたジャスミンにお日様に向かって伸びる鳴子と

次々の開花が楽しみな季節です。

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No.688 あれから1年 そして…

昨年3月末に、今の浅野屋の工事が終わり、

厨房機器の搬入が、3月29日、コンテナに預けていた家財道具の引っ越しが30日、

その後はバタバタと開店準備になだれ込んで行きました。

あれから1年たつんですね。

本オープンまでに本当にお客様をお迎えして、ここで料理を作れるのか、

プレオープンで初めてのお客様をお迎えしたのが4月12日でした。

過ぎてみればあっという間の1年をなんとか乗りきったという感じです。

色々と至らないところだらけですが、大勢の方々に支えられ、

なんとか店らしくなってきました。

このところ、以前の浅野屋のお客様が見つけて来てくださることが続いています。

再開と再会を喜び、「懐かしい味」と口々におっしゃいます。

煮込みハンバーグだったり、エビフライだったり、

特段変わったメニューではないけれど、「時々無性に食べたくなる」とか、

「この味、懐かしい味」とおっしゃって下さることが、うれしいことです。

そして、お客様から、「毎年、周年記念で記念品くばってましたね、今年は?」と

聞かれます。うわー、大変。リクエストですよ!

一応、初めの浅野屋を始めて、6月で丸19年になるので、

6月には企画したいと思っています。

ていうことは…来年が無事に迎えられれば20年。もう驚きですよ!

1年たった内山の浅野屋から「これからもよろしくお願いいたします。」

今週のおすすめ

フルーツトマトとスナップえんどうと水牛のモッツァレラのサラダ 1200円

  フルーツトマトがめちゃくちゃ甘いです。季節限定の味をいつもより100円

    プラスでの、ご提供です。


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2018年4月 1日 (日)

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