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2019年1月29日 (火)

No. 743 フレッシュなカンボジアの胡椒

このところ、各種メディアで取り上げられているカンボジアの胡椒。

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お店でも見かけて手に取ったことはあるけれど、お高いものです。

今日はお客様が「今日、カンボジアのお土産で、もらったの。

この胡椒に合うお料理は何かしら?」と袋入りの真っ黒な胡椒を持参されました。

お肉料理に一粒づつのせて、口の中でぷちっと潰しながら、

食べるととてもおいしいのだとか。

お客様は「鴨とキノコのサラダ」をご注文されて「うん、うん」と

お召し上がりになっていました。

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私たちもお相伴におあずかりしました。

なまの塩漬けですので、柔らかくぷちっっと弾けます。

おお、程よい塩味の後、中々辛い。でも、後の余韻はとても長いです。

苦味も感じられ、中々複雑な味わいでした。

大昔から珍重されていたスパイス。カンボジアでも栽培は盛んでしたが、

長く続いた内戦の間に農園は荒れ、生産者もいなくなってしまったのでした。

たった3本残った胡椒の木を大切に育て、世界中にその名を響かせたのは、

倉田さんという日本人です。最近は各種メディアでも紹介されて、

ご存知の方も多いと思います。

並大抵のことではなかったと推察されますが、彼のお陰で、

カンボジアの人々は立ち上がり、私たちも素晴らしい味覚の世界を教えられました。

12月に訪れたチーズ屋さんでも、

倉田氏のデモンストレーションの案内を目にしたところでした。

今日はすごく寒い1日でしたが、最後においしい胡椒でホットにさせてもらいました。

ちなみに、高価な3大スパイス 1位はサフラン、

干した花2万本から12gとれるだけ、

2位はバニラ、最近本当に高くなりました。

浅野屋コーラに入っています。

3位はカルダモン。カレーには欠かせません。浅野屋のカレーにはもちろん、

コーラにもたくさん入っています。


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