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2019年7月

2019年7月31日 (水)

8月のカレンダーです。

8月のカレンダーです。

お休みが多く申し訳ありません。

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No.783  写真で振り返る7月の浅野屋 その1

いつになく、長引く梅雨に体力を奪われ、フラフラしているうちに7月が終わってしまいました。

気になりながらブログもお休み。店も休み休みしながらでしたが、色んなことがありました。

写真でさっと振り返りますね。

ワイン好きのお客様のご予約あり、少し変わったワインも揃えてお待ちしておりました。

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選ばれたのは、右から

シャンパーニュ リシャール社 13(トレーズ)・オリジナル

テルトル・ブラン 2014(ボルドー、マルゴー村)

シャトーラグランジュ 2014と2015(ボルドー、サンジュリアン村)

シャトーヌフ・デュ・パープ 2013(コート ドゥ ローヌ)

と、素敵なワインばかり。中でも個性的なのは、白ワインのテルトル・ブラン。

ボルドー=ソーヴィニヨンブランと単純に思い勝ちだけれど、

一番多く使っているブドウはグロマンサンという南西部の地葡萄。

それにソーヴィニヨンブランやシャルドネなどの混醸という変わり者。

色はシャルドネのごとく黄色くお味はキリッとサッパリとした夏向きワインでした。

ラグランジュの2014年と2015年の飲み比べは2015年に軍配が上がるなど、面白かったです。

シャトーヌフ・デュ・パープは私の思い出のワイン。

ワインっておいしいんだなと初めて思わせてもらったのがこれ。

面白いのはシラーやグルナッシュなど数種類の葡萄を自由に組み合わせて作られていること。

同じシャトーヌフ・デュ・パープにも色々あって色々な味があるっていう自由さです。

ワインリスト以外に色々集めてくるシェフに脱帽です。

この日はお客様の特別のご要望で、エビフライとステーキのお弁当もお作りしました。豪華 ! 食べたい !

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2019年7月14日 (日)

No.782 いのち

スッキリとした家の庭では、いつもにもまして、ギボシが美しい葉を広げ、

楚そとした花も今が盛りです。

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と、よく見ると、花の先に蝉の脱け殻が。

こんなところで、7年間土の中で耐えた蝉が誕生したんだ!

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八百屋さんからもらったユリ根は、あっという間に30センチ程の草丈になり、

小さなつぼみもつけています。ものみな生きるエネルギーに溢れる夏がすぐそこに。

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2019年7月12日 (金)

No.781 桃始まる

「生ハムとフルーツのサラダ」では、お待ちかね桃が始まりました。

今年もご当地、猿投(さなげ)の桃からスタートです。

もちろん主役はイタリア・パルマの切り立て生ハム。両方の旨味をたっぷりと御堪能下さい。

食べ頃のメロンもおいしいですよ。どちらかチョイスになります。

なお毎年好評のあまーい黄桃は7月25日以降に始まる予定です。

トマトの冷たいスープ、「ガスパチョ」等、夏のおいしいメニューでお待ちしております。

絶対カレーと決めてらっしゃるお客様はご予約のおりに「カレーが食べたい」とおっしゃて下さいね。

時々品切れになりますから。

 

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2019年7月10日 (水)

No.780 ああ、思い込み

池下の古川美術館で、高北幸矢インスタレーション「落花、未終景」を見る。

数日前に高北先生がお食事にいらして、「見に来て来てー」とのこと。

先生は次女の通っていた芸大で教鞭を取っていらっしゃり、そのご縁で浅野屋へもお越しいただいています。

5月から始まった展覧会も終盤。夏に向かうこの時期なぜ椿?と思っていましたが、

高北先生の椿への執念はそんな思いを吹き飛ばすものでした。

どれ程の時間をかけ、彫られたのか、おびただしい花。

また、捨てられるだけの木の板に「これを先生として」、

「木目や節が教えてくれる」と描いたもの。

その場限りのインスタレーションの面白さを引き出してくれる為三郎記念館の建物と相まって、

迫力のある展示でした。

お庭の見える呈茶席でお抹茶を頂きました。

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梅雨空に苔が美しく、その緑の中にも、心憎く、真っ赤な椿がちりばめられています。

偶然隣り合わせた御老体は芸大で日本画の教鞭を取ってらしたS先生。

先生は4月の終わり頃にこの場所を借りて写生をさせてもらったとのこと。

美しい景色をご一緒に眺めさせてもらっていると、

「実は今、気が付いたんだが、建物の板が市松になっている。

板を裏表、交互にはめて凝っている。その時には気づかず、真っ直ぐに書いてしまった。」と。

「でも良くご覧になってお書きになったんでは?」と私が言うと、

「見たつもり。思い込みは恐ろしいね」と静かに話されました。

大家の口から出た思わぬ言葉に背筋が伸びました。

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その後、古川美術館本館で「風景の会 絵画展」を見ました。

ありました。私の写真とほぼ同じような構図のS先生の絵には板塀は真っ直ぐに描かれていました。柔らかな線とタッチで描かれた優しく穏やかな絵です。

先生の心中やいかに。私にも忘れられない一言になりました。

ジャンルを越えて愛知の風景を描いた本館もとても見応えがありましたよ。


高北幸矢インスタレーション「落花、未終景」 為三郎記念館 7月15日まで

風景の会絵画展 古川美術館 7月15日まで

 

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2019年7月 8日 (月)

No.779 時々コース料理

日曜日のディナー営業を終えてほっと一息ついています。

今週は2回もコース料理があり、貸し切りがあったりで、変則営業でお客様にもご迷惑をお掛けしました。いつもの営業以外に準備する事も多く、頭も身体もフル回転で中々ハードな1週間です。(まだ、月曜営業があるし…。)

お客様のご予算、ご要望に応じて、コース料理もご用意しています。

土曜日にお受けしたコースをご紹介します。

メニューを見たお客様から質問が飛びます。

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「パッションフルーツって、どんなでしたか?ブルーチーズと??」,

「ガスパチョ?」「モスタルダ?」等々。本当、何料理屋さんですか?

ですが、定番のお料理の他に季節のおいしいものをお出ししています。

スペインのトマトスープ ガスパチョ ほぼトマトだけでどうしてこんなに美味しくなるの?

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との作る度に思います。優しい甘味、のど越しの良さ。暑くなると食べたくなります。

海の幸のマリネ 白身魚やタコやコンフィにしたエビなどが入ってます。

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そして、ステーキのモスタルダ添えは、以前お食事に行った、

イタリアンのオステリア・リュウさんで生ハムに添えて洋梨のモスタルダが出てきて以来、

いつか作ろうと思ってました。果物のジャムにマスタードを加えて少し辛くしたものです。

今回はルバーブジャムにマスタードを加えて作りました。

ステーキの付け合わせに少し複雑味が加わりとても良くあいました。

本場では、辛いモスタルダを涙を流しながら食べるのだとか。

チーズにかけてもおいしかったですよ。色んなジャムでまた、挑戦してみます。

今回はデザートにクレームド ショコラを作りました。

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ゴムべらを器用に動かすシェフの手つきを見ていて、

またケーキも作ってくれれば良いのになあ、と思ったりして。

 

 

2019年7月 2日 (火)

7月のカレンダーです。

7月のカレンダーです。

お休みが多く申し訳ありません。

 

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