No.788 不思議な生き物 母親
8月は最終の木曜日28日もお休みをいただき、
台風で臨時休業した15日も含め、結局5回あった木曜日のうち、
営業したのは1回だけというほぼ週休3日の浅野屋でした。
暑いし、アルバイトも手薄で年々無理が効かなくなっています。ご容赦ください。
私は火曜、水曜と昨年男の子を産んだ娘のところへお孫ちゃんの顔を見に行って来ました。
5ヶ月ぶりに顔を見たけれど、
あのふにゃふにゃだった赤ちゃんが両方の足でしっかりと大地に立ち、
何でもモグモグ食べる様に驚き。一年でこんなにも大きくなるんだったっけ?
あいにく一家そろって風邪を引き、お医者さん通い。
そして、2日ともすごい雨降りだったので、家でのんびり過ごすことになりました。
のんびりといっても、こうなると私の血が騒ぎ、お風呂を磨き、ガス台を磨き、
あちこち気になるところの掃除をしてきました。
毎日、10キロ超の息子を抱えては、ふーっふーっ言ってる娘には恵みの助け船。
一息つけば娘と色々な話しをして「久しぶりにお母さんとゆっくり話せて嬉しかった」と
娘にとってはしばしの休息タイムにリフレッシュできたようでした。
考えてみれば、母親とは不思議な生き物だと思います。
うちは二人の娘がそれぞれに不登校経験者。決してスムーズな子育てではなかったし、
成長した子どもたちからは、時に辛辣な子育て中への指摘もあり、
「あーあ、親って損な役だなあ」と思うことも。
それでも、一生懸命大切に大切に育ててきたつもり。振り返る時間は懐かしく、
私にとってはその時できるベストを探しながらの子育ては、大切な経験でした。
娘のところを後にして、少しだけ、自分の母親の顔も見てきました。
今度は私のリフレッシュタイム。母親って不思議だなと思います。
もうすぐ95歳になるシェフのお母さんがこの頃、
おかしくなるの。この二つのお乳をあの人が吸ってたんだよ」と言って笑います。
70歳近くなった息子を前に、95歳になってもやはり母親。
つくづく母親とは不思議な生き物だと思います。
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