No.814 深夜の宴
12月22日、23日の両日のコースディナーが無事に、終わりました。
22日はランチ営業終了後の準備となりあわただしく、
私は、またしても生春巻きに追われました。
日曜日のランチ終了後に降りだした雨は夕方には本降りとなり、
お客様にはご不自由をおかけしました。
それでも、ご常連のお客様の歓談される声が絶えない、
素敵な時間を両日とも過ごさせていただきました。
グラスワインに特別にご用意した白ワインは開けて驚きでした。
フランス、ロワール河流域のサンセールという地区の、
「サンセールブラン アクメニネ 2010」をご用意していました。
まず、その色に驚き。葡萄品種はソーヴィニヨンブランなんだけど、
少し濁りを感じるくらいのゴールドかかった色。うーん、ほうじ茶を薄めたような。
ソーヴィニヨンブランで、この色、あり得る?という。
そして香りは注いだ瞬間に、あ、栗の花の蜂蜜の香りと私は思いました。
黒い栗の蜂蜜を連想させる色合いに口に含むと甘く、
喉を通る時にはしっかりとした酸味が感じられ、とても複雑でした。さすがにナチュラルワイン。
ソーヴィニヨンブランがこんな風になるんだと、驚きに、ついいついグラスに注ぎ過ぎてしまう、
なんてことになっていました。ワインの一律ではない面白さに出会わせていただいた1本でした。
さてさて、生春巻きも二日目には慣れてきて準備完了。
その頃、デザートのムース・オ・ショコラを作っていたシェフは、
鴨やエビフライの準備に大わらわ。ま、いつものことながらですが。
お客様とのお話しも楽しく、笑い声の絶えない、あっという間の二日間でした。
そして深夜2時。自宅で残ったワインやオードブルで家の宴会。
少しの時間だけれども、ほっと一息つける時間でした。
今年は24日が定休日。今まで休みを経験したことがない日。
近くのスーパーへ行くとこんなものを発見して、思わず買っちゃいました。
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