No.822 インド 仏陀のみ跡を慕う旅1
インドからなんとか生還して、早や10数日経ちました。
その間、続々とお客様がいらっしゃり、中々ブログにも向かえませんでした。
お休みが続いたので、心配下さった方、インドの話を楽しみにご来店下さった方など、
私は改めて旅の目的やら、どうお伝えするかを考えさせられた期間でした。
私にとってはごくごく身近な「お釈迦様」が、一般には仏教の開祖、
ぐらいの認識で、その生涯はあまり知られていないいないのだなあと気づくのに、
時間がかかりました。簡単にそのご生涯と、足跡をお伝えできればなと願って、書き始めます。
今から約2500年前に、今はネパールになっている北インドの小国の王子としてお生まれになったお釈迦様。
29歳で国も地位も捨て一人の修行僧として歩み出されます。
艱難辛苦の果てに35歳でお悟り。それを人々に伝え、
北東インドの広い範囲を旅から旅へのご生涯は実に80年にも及びました。
王位継承の争いがあり、請われればそちらに赴き、教団内で揉め事があればその都度その都度、
ご自身の身をかけて根本解決の道を示された生涯です。
私たちは釈尊がたどられた道をバスで10日間に渡り、たどらせていただきました。
お誕生の地(ルンビニー、ネパール)、成道の地(ブダガヤ)、
初めてご説法をされた地(初転法輪)(サルナート)、お亡くなりになった地(クシナガラ)の4大聖地を初め、
「大無量寿経」や「観無量寿経」、「法華経」などが説かれた霊鷲山(りょうじゅせん)、
布教のための拠点となった祇園精舎やナーランダなどをお勤めをさせてもらいながら回る旅です。
この内、ルンビニーとブダガヤとナーランダ大学跡は世界文化遺産です。
ルンビニーに建つ新摩耶堂 広大な公園として整備され続けています
サルナート、初説法の地に建つダーメクストゥーパ
ナーランダの僧院跡
お亡くなりになったサルナートの地に建つ涅槃堂
浄土教の聖地、霊鷲山で沈む夕陽を見て合掌
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