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2020年11月12日 (木)

No. 875 京都あんこの戦い

お休みをたくさんいただき、8月に出産した娘のところへ出かけました。

京都駅で待ち合わせをして、

紅葉も見頃の京都散策…と言うか食べ歩きを楽しみました。

山陰線で二条駅まで移動して、向かった先は森林食堂。

御池通りから上七本松を上がった住宅街の中に、

既に行列が。11時40分頃だったと思います。

運良く、一巡目に入れて、スパイスが利いた、独特のカレーを頂きました。

一皿に2種類のカレーをチョイス。

私は「長期熟成鶏のチキンカレーと柿豚キーマカレー」1200円を頂きました。

スパイスの配合は全然検討がつきません。

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でも雑穀米に少しとろみのあるスパイスの利いたカレーと

彩りの美しいサラダが盛り合わせてあり、ボリュームもあり後味もすっきりしています。

店内は糸紅葉が美しい庭のある古いおうちで、

そこここにエキゾチックな植物が満載の不思議な空間です。

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食堂という店名だけれど、カレーのお店で、若い女性お一人で切り盛りされていました。

またお尋ねしたいお店でした。

次に向かったのは10月に開店したばかりという和菓子のお店の「果朋」。

御池通り沿いの二条城の南側辺りです。店構えもいかにも高級店。

名前の通り果物と和菓子のハーモニーとも言うべきお店で、

お持ち帰りしたフルーツ大福には大満足でした。

洋梨やシャインマスカットがごろっと入っているまわりは、

塩味のほんのり利いた白餡、外は羽二重のようなもちもち生地です。

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他にもわらびもちやようかんを果物のゼリーと一緒に瓶詰めしたシリーズや

伝統の和三盆のお干菓子にフランボワーズなどの果汁をしっかり染み込ませた干菓子など、

美しく、おいしく、贅沢な一時を楽しませてもらいました。

御池通り堀川のゴマの「ふかほり」で香り高いごまの買い出し。

その後堀川を下って三条通り商店街を横切って、

お目当てのあんこ屋さん「都松庵」であんこの買い出しと和菓子を斬新に使ったスイーツを頂きました。

つぶあんのゼリー寄せにアイスクリーム2種、豆乳のホイップクリームのパフェ、

ゴマのガレットがてっぺんを飾っています。

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古くからあるあんこの卸やさんですが、

友人が、しろあんを使ったポルポローネそっくりな不思議なお菓子をくれて以来、

一度尋ねてみたかったお店です。店内に足を踏み入れると、

カラフルなパッケージとケーキ屋の卵の匂いで、どうみても洋菓子屋さんです。

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インスタ映えのするお菓子の数々。白餡と米粉で作った「あんdeクッキー」、

あんことベルギーチョコでビターに仕上がったガトーショコラのような竿菓子。

中でも「コーヒーのためのようかん」はようかんの中に

ドライいちじくやくるみのプラリネが入っていて、今までにない食感を楽しめるようかん体験でした。

地元の人たちが次々に来店されて買い物をされている様子からも、

このお店が進化しながらも、ずっと愛されていることが伺えます。

お値段も買いやすい設定で、随所に工夫が見られました。

少し前から、瓶詰めのわらび餅や、小豆のクッキーなど、

和菓子の洋菓子化が見られましたが、ついにこうなってきたのかと、

改めて考えさせられた1日でした。

三条通り商店街の角には、昔ながらのショーケースを置いた

「三条若狭屋」がひっそり佇んでいたことも印象的な光景でした。

私は都松庵で、あんことおぜんざいのパウチをたくさん買い込んで、

リュックに詰めて、重かった、重かった。

 

11月13日金曜日は、貸し切りとなっており、通常営業はお休みさせていただきます。

また、14日土曜日のランチは12時30分まで貸し切り、

それ以降は通常営業ですが、ご注意下さい。

 

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