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2020年12月13日 (日)

No.881 サービスを考える

お店にお客様がいらっしゃって、お食事をされる。

良い素材で、確かな技術で、美味しいものをお出しする。

当たり前のことだけれど、継続してコンディションを保つには、

細心の注意が必要で難しいものです。

美味しいものをお出しすると同じくらい大切なことは、気持ち良く食事をして、

気持ち良くお帰りいただけるよう、良いサービスができることだと思っています。

新しいスタッフには、「客席を良く見るように」とか、「客席を見るのが仕事」とか言います。

これがなかなか難しいようで、まずは出来ないことが多いです。

目の前には、洗わねばならない食器、出さねばならない皿、温めに注意を払う赤だし、等々。

その上、新規のご来店、ご注文、さらには客席の消毒と、

何から手をつければ良いかが、わからなくなるようです。

でも、サービスの基本は客席を良く見ることだと、私は思います。

今日、ご年配のお客様がいらっしゃいました。

若い人には分かりづらいかもしれないけれど、まず、足元がおぼつかないので、

通りやすいようにそれとなく、お座り易そうなお席にご案内します。

オーダーは少し大きな声で、ゆっくり復唱します。

割りばしが割りにくそうでした。手の力も弱ってきますから、

赤だしの蓋は取って差し上げます。

ここまでのことは、お客様を見ていれば、

自分がどう動けば良いかわかるのですが、これは本当に場数を踏んで、

良く見る心構えがないとなかなか出来なことです。

とにかく、目の前にはやらねばならないことがいっぱいなので。

人は目の前のことに、気持ちがいきますから。

どこかのテレビ番組ではないけれど、「プロフェッショナルとは?」と問われれば、

「良く見ることができる人、良く聞くことができる人」と私は思います。

そしてもちろん私も、道半ばと思っています。

お客様のご負担にならないさりげないサービスで、

気持ち良く食事をして、気持ち良くお帰りいただけるよう、

これからも、良く見ることを心がけたいです。

Dsc_1196

 

 

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