No.920 モノクロのテレビ塔とモノクロの絵画
名古屋久屋大通のテレビ塔内のギャラリーで開かれている
湯浅景子さんの個展を見に行って来ました。
昨年9月にリニューアルした久屋大通公園に、
リニューアル後に行くのは初めてです。
シェフの実家が戦前はテレビ塔辺りにあったということで、
親近感のある場所です。
名古屋テレビ塔 ザ タワーホテル4階のギャラリー、on hold。
当日は雨が降ったり止んだりで
テレビ塔がモノクロに見えます。
ギャラリー内やエントランスには古い鉄骨でしょうか、
むき出しの黒い鉄骨が突き刺さっています。
曇天の光が入るギャラリーには
湯浅さんの身近にある様々な「容れもの」が何点も並んでいます。
少しひしゃげた帽子や塵取り。
力が抜けたように見える絵に、計算された余白や紙のよじれを発見して、
すごくおしゃれで面白いです。
版画のようにも見える絵が、
クレヨンとアクリルで書かれているのは、驚きです。
曇天の空が作品を優しく包んでいました。
エレベーターを降りながら見えたテレビ塔の外階段を、
シェフが「昔はあそこを登れたんだよ」といったので、
びっくり。帰って調べたら、何の、今も登り降りできるそうです。
まあ、やりたくはないですけど。
ドライ・ミストの出る大きな水辺があるおしゃれな公園だけれど、
1階のパブはコロナ禍で閉まっていて、寂しいですね。
湯浅景子 個展 iremon
5月30日まで
at on hold THE TOWER HOTEL NAGOYA 4F
12時~17時 入場無料
感染予防のため入場は基本電話予約がベターなようです 。
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