No.951 ハイビスカス ローゼルの誘惑
今や、どのスーパーでもみかけるようになった地産品コーナー。
たまに掘り出し物があるので、覗くようにしています。
先日、真っ赤な見かけぬものに目が止まりました。
真紅で刺々しているけど、かわいい何かの実かな?
手に取ると、「ハイビスカス🌺ローゼル」と書いてあります。
何か分からないけど、ハイビスカスと言えばお茶かジャムかな?
とりあえず購入で、家で調べて見ようと、レジかごへ、ポン。
やはりハイビスカスのお茶の原料にできるようで、ジャムにもと。
夏に咲くハイビスカスではなく、
晩秋から冬にかけて咲く品種がローゼルと呼ばれているようです。
クリーム色やうすピンクの花が次々咲き、その中心は真っ赤。
花のあとに結実して紅色のがくがたくさんつくそうです。
さて、お茶ように乾燥させようか、ジャムにするか。
考えて、紅玉と一緒に煮て、ハイビスカスアップルジャムを作って見ました。
ネットでは菜箸にさして中の実を抜き、
がくを外すと書いてあります。
でも、やってみると以外に力がいる。
別にがくは煮溶けるから、包丁を使い外しました。
念のため実も取っておきました。
薄切りにして、砂糖をまぶして置いておいた紅玉からは
水分が十分出ているけれど、リンゴはペクチンも多いので、
少し水を足してリンゴジャムを作る。
煮えて透明になってきたところで、ローゼルを投入。
面白いほど、溶けて行き、ジャムが赤くなって行きました。
いい調子。でもちょっと水分足りないな、
とここで、手近にあった赤ワインを投入したら、
あらー、真っ赤になっちゃった。
久しぶりのジャム作り。
ハイビスカスティーは酸味が強いので、
ローゼルにも酸味を期待したけど、自然な優しい酸味。
赤くきれいな色合いと、紅玉とは違う食感を楽しめる、
品の良いお味になりました。
お食事の後のハイビスカスのハーブティーと
ご一緒にお楽しみ下さい。
そして、念のため取っておいた、真っ白の実は、
一緒に煮ることもできるようですが、
来年の種まきに取っておくのですって。
うーん、きれいな花と面白いがく。
お茶よし、ジャムよし、塩漬けよしで育てたい。
でも、これ以上、庭に植物を増やさぬように、注意をされてるし。
今日は一年に一度の楽しみのチューリップの球根を買ったばかり。
私の心は揺れています。
ハイビスカス ローゼルの真っ赤な誘惑。
.
« No.950 モッツァレラあります | トップページ | No.952 内視鏡検査 »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- No.1001 メニューのご案内(2022.06.16)
- No.998 モッツァレラとトマトのサラダ復活(2022.06.03)
- No.993 チーズ、そしてハム(2022.05.14)
- No.990 花と食を巡るディープな京都旅 その4 京極かねよと純喫茶翡翠(2022.04.20)
- No.989 花と食を巡るディープな京都旅 その3 自家製酵母のパンの店はちはち(2022.04.19)