No.956 話さずにはおれない
しばらくご無沙汰の当ブログ。
通常営業に戻り、10月31日、11月7日と、
日曜日のディナーが予約でいっぱいになり、
フラフラしていました。
もうすでに、十分なご予約なので、お断りしかないね、
と相談していても、何度か入れなかった方からの再度のご予約だったり、
すごくお久しぶりの方がひょっこりとお顔を出して下さったり、と、
とにかく調整に次ぐ調整。手と体を動かし続けて、ああ、終わった。
身体はフラフラでも、皆さんの活気から、元気をもらいます。
そんな中でも、久しぶりのお客様からは、ご自分のご病気、
親御さんの看とり、仕事の話しなど、
話さずにはおれないお話しをお伺いました。
ご飯を食べて、誰かに聞いてもらいたい、
話さずにはおれないことが、誰にでもあるんですね。
浅野屋を思い出してくれてありがとう、です。
また、お立ち寄り下さいね。
話さずにはおれないには以前、こんなお客様もいらっしゃいました。
寒い日でした。お客様は急いで会社に出勤しようと、
コートの上から黒いマフラーを巻いて、会社に到着。
マフラーを、外したら、黒いストッキングを首に巻き付けていたんだと、
気が付き、おかしくて笑いが止まらなかったと。
それを話したくてしょうがないけれど、自分以外は全員男性で、
誰にも話せなかった。ランチに来てやっと話せた。
あー、すっきりしたと、言われました。
ご飯を食べて、たわいもないおしゃべり、時に深刻な話しもあり、
そんなささやかな積み重ねの日常が、
少し戻ってきたのであれば、うれしいですね。
浅野屋でお待ちしています。
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