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2022年1月12日 (水)

No.973 伝え続けたい日本の味 その1

お正月を迎えるために作ったお節料理。

結婚以来、何十年と年末年始は京都の実家で過ごし、

母のお節やお雑煮を手伝って、色々とご馳走になってきました。

その母も、近年は高齢のために、自分で詰めるお節セットを購入。

自分でも何品か作り、私も作りで、半分既製品、

半分自作のを、31日に私が詰めるスタイルでした。

その他にも、ご仏前にお供えする鏡餅のお飾りや、

正月花の活け込みなどの私の仕事はお嫁さんが、引き継いで下さり、

昨年からは、私たちは1日の日帰りでのお参りと、

お正月の過ごし方が変わりました。

一昨年の年末、お節を作るかどうか、考え、

お重に1段分、次女の家庭の分と少しだけ作って見ました。

長年、大勢の家族が揃い、いただいていた、お節料理。

お正月のま新しい光が差し込む中で、開けるお重の蓋。

普段は使わない特別な食器。そしてお屠蘇と、

やはり改まった気分は、一年のスタートとして、

私の中では忘れられないもの、高揚感があるものです。

今回は、28日の営業の後に、黒豆をスタート。

29日は買い物と出汁。30日に煮しめを作り、

31日に残りの料理とお重詰めをして、2段重と次女の家庭の分、

母にも試食分と3軒分のお節を作りました。

さて、食べたのはお一日の夜とはなったけれども、

京都から帰宅して、蓋を開ければすぐに食べられるお節はありがたいものでした。

数の子や昆布巻き、かまぼこ以外は手作りして、達成感十分。

しみじみ、お節料理を母たちが、

「煮しめ」「お煮しめ」と呼んでいた意味が分かりました。

年末に準備をして、煮た、黒豆やゴボウやクワイが、

煮、締められ、味が染み込んでいます。

料理は冷たいのだけれども、なんとも味わい深く、

数の子やごまめの祝い肴とともに、身体も心も温まるものでした。

詰めていた横からつまみ食いをしていた娘を、

怒っていたけれど、美味しいのは、その後、でした。

さてさて、お休みを十分にいただき、納得がいくお節も作ることができました。

今年の年末を、早、思い描く私は、良い重箱が欲しくなり、

「1年に1回しか使わないのに」と渋るシェフを

「1年に1回、後、15回くらいはやれるから」と夢を描いています。

作り続ければ、母の手仕事を見て育った私のように、

娘たちにも受け継がれていくことでしょう。

実家の方も、なんと母の孫(私の姪)とお嫁さんと母との3世代協同で

3段重を作っていました。お節料理は伝え続けたい日本の味です。

まだまだ途上で、お見せするのは気が引けるけど、

今年の我が家のお重です。

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