No.1022 知られざる競りの世界をのぞき見
火曜日の夕方皆既月食が始まった頃、車の正面に神秘的な月を見ながら、
かかりつけの内科医に到着。
何気なく、待合室で流れていた夕方のNHKの番組「まるっと」を見ていると、
豊田市猿投のジャンボ梨「愛宕」の話題が。
愛宕は年末頃に出てくる、ハンドボール位にもなる大きな梨。
今年は友人のご主人の御実家で育てた、年を越した珍しい愛宕をいただきました。
梨農家だったけれど、高齢になったので今は自家用のためのみと言う貴重品でした。
その日は大きさを競うコンテストがあったとの事で、
はかりに載せたり、周囲をメジャーで計ったりして、
一位は53cm、約2900gもの大きさでした。ええ新生児並の重さ!
と驚いていると次に競りが始まりました。
10人くらいの競り人が固唾をのむ様子の中、見慣れた人がいるではありませんか。
いつもお伺いしている、八百屋さんのご主人が、
一位の梨に手を挙げようか、どうしようか、
迷っている様子に思わず、えー、となりました。
その梨は45万円で競り落とされていました。
スマホでNHKニュースアプリを登録しているので、
家に帰ってもう一度、映像を確認。
うん、手を挙げかけて引っ込めている。
そりゃ、45万円だもの。
翌日、八百屋さんのみんなで、もう一度アプリを見て、
おー、と面白ろがってたけれど、ご本人は恥ずかしいのか見ず。
二位と四位の梨は、今朝まで店頭にあったとのこと。
ちゃんと売れたそうです。お値段は聞かなかったけれども。
因みにあの競りは、何時頃の話し?と尋ねると、
午前6時30分頃とのこと。
と言うことは、計量等はもっと早い時間に…。
色々と知らない世界を少し、のぞき見させてもらいました。
市場に荷物が届くのは、真夜中って言うことですよね。
じゃあ、「朝採れ野菜」の朝はいつ?
思わぬ疑問も湧きました。
最後にも一つ。
一位の梨農家さんは友人のご主人の御実家と同じ名字にびっくり。
猿投地域のお名前なんかな?
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