No.1039 叫び
「ええー!」 シェフの叫びを久しぶりに聞きました。
ほぼ満席の店内で、まだお料理も出ていない席もありながら、
お弁当の注文に取り掛かっていた時でした。
ひとしきり食べ終わったお客様からまさかの追加注文が…。
けっこう、びっくり性のシェフには私から、かねがね、
「どんな注文が入っても叫ばないでね」とお願いしてるのです。
しばらくなかったけど、久々に「ええ―!」を聞いた。こちらの心臓にも悪いです。
小さな店で、お客様にも丸聞こえ。
注文したことが申し訳なくなるようなことは、避けたいです。
そんなに難しいご注文でもなかったので、なんとかお出しできてやれやれ。
その翌日、夜営業終わり、片付けも済んで、
シフト連絡していた私が今度は「ええー!」叫びました。
10分前まで「明日はよろしく」と連絡取り合ってたスタッフから、
「すみません。急に気分悪くなり、熱が出てきました」と。
もちろん発熱はお休みです。
明日から始まる三連休。
彼女はたくさんシフトに入っていて、
みんなにヘルプ要請回すも急過ぎて、入れる子無し。
初日、土曜日のランチ、2人で店を回しました。忙しかったけどなんとかはなる。
でもこれが続くのは、さすがに無理と判断して、
申し訳ないけれど、急遽、日曜日ランチの営業をお休みさせてもらいました。
おかげで私たちは息を吹き返したけれど、
あの炎天下、店に足を運んで下さったお客様は、
シャッターの張り紙を見て、きっと「ええー!」でしたよね。
「ええー!」の連鎖。本当に申し訳ありませんでした。
今日のディナーも2人で頑張ります。
すでに予約何件かあり。2人とも叫ばないよう頑張ります。
発熱の彼女は、結局コロナ感染で、
しばらく出勤していなかったので、
このまましっかり休んでもらいます。
たいしたことないといいけど。
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