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2023年8月18日 (金)

No.1043 娘から母へ

子どもの頃は、食事の度に、自家製のぬか漬けが出てきました。

ぬか漬け担当は、同居していた叔母の役目。

隣家との境の細い通路のような日陰に、大きな漬物樽があり、

大きな石が乗ってました。

叔母が、毎日、糠を掻き混ぜ、世話をしてくれてましたが、

年をとり、いよいよ石が持てなくなって、漬物樽は終了。

その後は即席漬け器が登場したりしたこともあったけど、

買ってきた漬物を食べるようになってきたのかな?

いつ頃まで、やってたのかな? 

どこの家庭でもやっていたぬか漬けも、

高度成長期以降は見かけなくなった気がします。

いつのまにか漬物は買ってきたものを食べるようになったのは、

我が家だけでは無かったと思います。

ともあれ、漬物(つけもん)は、子どもの頃からの大好物。

中でも、うりの糠漬けが大好きでした。

名古屋へ来てからは、うり漬けは醤油漬けで、

ぬか漬けは無く、寂しい思いをしてました。

店もあり、忙しくて、自分で作るぬか漬けはあきらめていました。

そうしたら、娘がやりたいと言いだし、

「毎日掻き混ぜ無くてはいけないし、大変よ」と言う私にはお構いなく、

小さなチャック袋に入ったキットで、

冷蔵庫保存で一人用ぬか漬けをさっさと始めました。

その後、掻き混ぜにくいと、12cm四方程の小さなホーロー容器に変わり、

冷蔵庫でせっせとキュウリやかぶを浸けてます。

Sdsc_3279

時々いただくと、やっぱり美味しい。

それに冷蔵庫なので、できない日は掻き混ぜてもないけど、

なんとかなってる。

いいなあ、って思って見ていたけど、

この夏、娘からホーロー容器の糠漬けを譲り受け継ぎました。

普通、逆。母から娘へなんだけど。まあ、いいでしょ。

小さいことと、冷蔵庫保存がミソのようです。

とにかく、手軽なんです。

さっそく、キュウリ、茄子、そして瓜などを、

容器の大きさに合わせて短めに切って、

私の好みで、少し深漬けにしています。

娘は浅漬け派だったので。

漬物は古くから野菜保存のために色々と作られてきたけれど、

ぬか漬けは意外に江戸以降とか。

白米が広く食べられるようになってからだと言うことです。

ご飯に切り立ての野菜の塩気、酸味、糠のほのかな甘味。

食欲が落ちる日本の夏を凌ぐには、無くてはならないもの。

先人の知恵に脱帽です。

自家製のぬか漬けの贅沢がこの夏に彩りを沿えてくれました。

買ったものでは味わえない、穏やかで、優しい味わいに、

心をほぐされています。

 

 

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