No.1047 ワインの話し その2 シャブリ
シャブリ、キャンティ、ボージョレーヌーボー
ワイン好きであろうと無かろうと、誰だって聞き覚えのあるキーワード。
でも改めて、シャブリって何?と聞かれると、???
そんなこと言うまでもない、と言う方には申し訳ないけど、
少し説明させてもらいますね。
シャブリは、フランスのブルゴーニュ地方、シャブリ地区で、
シャルドネ種(ぶどうの品種名)から作られる白ワインのこと。
良く見かけるシャブリと言う名前から4ランクに分けられていて
お値段もお手頃から、高いものまで、幅があると思います。
魚介類に合わせると良いと一般的に、言われているのは、
シヤープな印象からかな?
色々飲んでみるとシャブリにもいろいろな表情があり、驚かされることがあります。
あくまでも、白ワインで、赤ワインにシャブリを名乗るものはないです。
さて、キャンティとは?
今度はイタリアです。イタリアの2大ワイン産地の一つ、
トスカーナ州(もう一つの産地はピエモンテ州)のキャンティ地方で
サンジョベーゼ種を主にしたぶどうで作られる赤ワインのこと。
気軽に飲める、軽さとフルーティーさを兼ね備えたものから、
キャンティ・クラシコなど力強い味わいのものまで、
こちらも格付けがあります。
それぞれにお値段にも幅があります。
サンジョベーゼ100%のものから、
そのほかのぶどうを少し加えたものまで、色々あります。
最後はボージョレ・ヌーボー。当ブログでも毎年お伝えしています。
フランスのブルゴーニュ地方のボージョレ地区で、
ガメイ種から作られる赤ワインのことで、
その年の新酒をボージョレ・ヌーボーと言います。
毎年11月の第三木曜日がボージョレ・ヌーボーの解禁日となっていて、
フレッシュとフルーティーな味わいを
毎年楽しみにしているファンの方も多いと思います。
さて、シャブリ、キャンティ、ボージョレはいずれも地域の名前でした。
では、有名なカリフォルニアの「オーパス・ワン」は?
こちらは、ワインそのものの名前です。
高いワインの代名詞「ロマネ・コンティ」とは?
ロマネ・コンティはフランスのブルゴーニュ地方にある畑の名前が、
ワインの名前そのものになっています。
色々大変!! はあ-です。
ラベルに大きく書いてあるのは、産地の名前だったり、
ワインそのものに付けられる名前だったり、
ぶどう品種だったり、社名だったり…。
この辺を読み解くにも、ちょっとしたコツがありますよね。
私もまだまだ、勉強中。
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