No.1086 和えサラダ
いつの間にか、10月も終わる-。
暑かったり、涼しかったり。忙しかったり、暇だったり。
なんだかんだと、今年も後少し。ブログ前進せずに、すんませーん。
さて、お知らせも色々とあることながら、今日はサラダのお話です。
知人から、美味しいサラダの作り方教えてという、問い合わせ。
それでは、お店では絶対にやらない、
美味しいサラダをお教えします。
コツは、すべての具材をよく和える、
ということです。
みんなが大好き、浅野屋のサラダのドレッシングは、
シェフが、シェリー酢や米油や、
色々なものを混ぜて作っているけれど、
家では、ごくごくシンプル。
私はオリーブオイルと塩をボールでよくかき混ぜるだけ。
オリーブオイルは、結構高価なんで使い惜しみしてませんか?
油の酸化は美味しいサラダの大敵かつ身体にも良くないです。
開栓したら、さっさと使ってしまいます。
次は具材。
刻んだナッツ(クルミ、アーモンド、カシューナッツなどからお一つ)、
カットしたフルーツ(りんご、梨、いちじく、オレンジなどからお一つ)、
よく水を切ったしゃきしゃきレタス、
あれば、トマトなどのいろんな野菜や大豆などの豆類。
今はスーパーにもレンズ豆などのしゃれた茹で豆の小袋も売ってます。
いろんな食感が感じられるものを入れます。
基本、ナッツ、フルーツ、レタス、豆の中からあるものだけで。
そして、モッツァレラやハム、ツナ、茹で卵とか、
サーモン、アボカドなどごちそう類もランダムにカットして投入。
まあ、ほんとにその日のあるものだけで。
最後に隠し味でアンチョビを刻んだもの。これを入れるとぐーんと味アップ。
そして後はよくよく和える。よくよく混ぜる。
完成。
人数分に分けてお皿に盛ると、なぜか均等に具材は混ざって、
不公平にはならないはず。
面倒な様だけど、ワンディッシュ、ワンボールでできます。
色々なもの、食感の違うものをよく和える。
シェフによると、ボールに色々な具材を入れて、
中身を放り投げながら作るサラダを「トスサラダ」というそうです。
これをどうして、お店でやらないか、は、
混ざったサラダはぺしゃんこになって、見栄えがよろしくないんです。
そのため、店ではドレッシングを上からかけて、
サラダが潰れないようにしています。
またドレッシングの粘度も濃いめになっています。
でも、うちだと、美味しければオッケーじゃない?洗い物も少なくてすむし。
私は、この和えるという「和」という字が好きです。
均一な美しさもあるけれど、異質なものがよく混ざった妙味。
そんな世界を大切にしていきたいです。
ある日のサラダ。
この日は生のマッシュルームをぱりっと仕上げたかったので、
あえて和えずに、最後にオリーブオイルをかけました。
あれれ、ごめんね。
パルメザンチーズも、固形のチーズを一つ買い、
おろし金でおろせば、いつでも上等サラダ、上等パスタができますよ。
パルメザンチーズは紙に包んで、ビニール袋に入れておくと、長持ちします。
私はいつもお店の残りの、ちびたパルメザンをおろしているけど。
.
« 11月のカレンダーです | トップページ | No.1087 お米の話 あきたこまちとのお別れ »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- No. 1089 カキフライ始まってます (2024.11.21)
- No.1087 お米の話 あきたこまちとのお別れ(2024.11.06)
- No.1086 和えサラダ (2024.10.30)
- No..1079 すいか対メロン(2024.08.09)
- No.1076 チーズ色々入荷(2024.07.29)