No.1095 新しい「たわし」
新しいたわしと書くと、どう読んでも、「新しいわたし」に読めて、
あえてかぎかっこにしました。わたしは新しくならず、古くなるばかり。
のれんに続き、新年を前に、たわしとスポンジを新調しました。
たわしは、よく使われている、キクロンスポンジのメーカーのもので、
さすがに「亀の子束子」は名乗れないようだけど、母の実家近くの会社。
和歌山はシュロの産地で明治以降たわしを作っていたようです。
今はスリランカ製と書いてあります。
シュロの安定供給の為、スリランカへ工場も移転してる様です。
たわしを調べていると、日本三大発明のひとつになっています。
さて、後の二つは、二股ソケットと地下足袋とのこと。
二股ソケットはナショナル(現パナソニック)の松下幸之助さんが売り出し、
地下足袋はブリジストンの創業家の製品です。
たわしの歴史もなかなか奥が深く、
書き出したら切りがありません。
スポンジは、ワイングラスを洗うため、
パックスナチュロンスポンジという裏にざらざら面が張り付いていないものを使っています。
パックスナチュロンは油脂を使った石鹸や化粧品を作っている会社で、
お肌に優しく、私もお世話になっています。
スポンジを環境に配慮した天然素材で作ろうとしたけど、
無理で、それならと、耐久性を高める方向にしたようです。
実際、長持ちしますし、使い勝手もよいです。
新しいスポンジとたわしで、お店の食器や鍋もピカピカにして、新年を迎えたいです。
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