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2024年12月

2024年12月26日 (木)

No.1095 新しい「たわし」

しいたわしと書くと、どう読んでも、「新しいわたし」に読めて、

あえてかぎかっこにしました。わたしは新しくならず、古くなるばかり。

のれんに続き、新年を前に、たわしとスポンジを新調しました。

たわしは、よく使われている、キクロンスポンジのメーカーのもので、

さすがに「亀の子束子」は名乗れないようだけど、母の実家近くの会社。

和歌山はシュロの産地で明治以降たわしを作っていたようです。

今はスリランカ製と書いてあります。

シュロの安定供給の為、スリランカへ工場も移転してる様です。

たわしを調べていると、日本三大発明のひとつになっています。

さて、後の二つは、二股ソケットと地下足袋とのこと。

二股ソケットはナショナル(現パナソニック)の松下幸之助さんが売り出し、

地下足袋はブリジストンの創業家の製品です。

たわしの歴史もなかなか奥が深く、

書き出したら切りがありません。

スポンジは、ワイングラスを洗うため、

パックスナチュロンスポンジという裏にざらざら面が張り付いていないものを使っています。

パックスナチュロンは油脂を使った石鹸や化粧品を作っている会社で、

お肌に優しく、私もお世話になっています。

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スポンジを環境に配慮した天然素材で作ろうとしたけど、

無理で、それならと、耐久性を高める方向にしたようです。

実際、長持ちしますし、使い勝手もよいです。

新しいスポンジとたわしで、お店の食器や鍋もピカピカにして、新年を迎えたいです。

 

 

 

2024年12月21日 (土)

No.1094 新しいのれんん

新しいのれんが届きました。

字がボロボロになり、補修のかいもなく、

綻びが広がるばかりなので、発注していました。 

新しいのれんで気持ちよく新年を迎えられます。よかった。

雨の日も、風が強い日も、

何よりこのところの酷暑に耐えてくれたのれん。

ありがとうございました。

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のれんを守る。

のれんに恥じず。

のれんを継ぐ。

のれん分け。

のれんの味。

のれんを下ろす。

はたまた、のれんに腕押し。

等々、日本にはのれんにまつわる言葉が

たくさんあります。

昨年、飾り物をするのに、百均でのれん棒を買ったら、

英語表記もnorenでした。海外にはのれんに当たる言葉は見当たらないのかな?

単に店の名前を表記して、知らせる以外にのれんの持つ重みを感じます。

浅野屋洋食店の、のれんは、

亡き私の父が開業の時に揮毫してくれました。

26年間こののれんに、文字通り、

守られて、歩んできた気持ちがします。

年の瀬となってきましたが、

また、ぜひ新しい浅野屋ののれんをくぐって下さい。

お待ちしております。

 

 

 

 

 

2024年12月18日 (水)

No.1093 アイガモ米届く

休日にタイミングよく、お願いしていたアイガモ米が届いたので、

早速、玄米おこわを炊きました。

富山に住む、次女の紹介で、無農薬、不耕起、

アイガモ農法を実践されている方の貴重なお米です。

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米や味噌の隙間には、

自生で30年以上、実がつくというカボチャが、

パッキンがわりに入っていました。

食べれば、米の持つ力が身体全体に行き渡るのがよくわかります。

他のおかずは、おみそ汁(今年は収穫した大豆から作ってられる味噌も購入)と

お漬物で十分です。

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今年を振り返り「戦争や地震があって、おめでとうという年賀状を書く気になれない」と

言われたお客様がありましたが、私もそのようなに感じます。

温かい食事がいただけることは、なかなか「有り難い」ことです。

アイガモ米の生産者さんは、効率優先の世の中にあって、

大変な労力と時間を費やして、お米や大豆を作られています。

良心のこもったものは、ピカッと光りますね。

ささやかでも、このような人の営みがあることは幸いです。

我が家も今年は、何かとものが壊れ、バタバタしました。

最大は給湯管の破裂でしたが、洗濯機も壊れ、

昨日、車のバッテリ-が壊れました。

年内、これが最後になることを願います。

色々壊れても、温かい食事が取れる自分と、

地震や戦争で十分な食事も取れない方たちの世界は、

実は地続きなこと、忘れたくないです。

庭仕事をしていると、知らない方から「つわぶきの株を分けて欲しい」と

申し出がありました。

お礼に、タチツボスミレの苗をいただき、種が採れるかな?とのこと。

探したら、こんなきれいな種が。

自然の力、自然の美しさに目を見張る。

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2024年12月11日 (水)

No.1092 営業のお知らせ

年末という言葉が、現実になってきました。

今日、もう、11日。

12月12日木曜日

        13日金曜日

の両日、ご予約が込み合っております。

ご来店のご予定ある方はぜひお電話下さい。

なお、16日月曜日臨時休業

   27日金曜日 ご予約満席

   28日土曜日 ディナーのみ

となっております。

年内の営業も残り少なくなって来ました。

温かいお食事と美味しいワインをぜひ、

お召し上がり下さいませ。

店内ささやかなクリスマス飾りでお待ちしています。

趣味のフラワーアレンジメントも

年末年始はおお忙しだけど、楽しい時間です。

今年と近年のアレンジメントを上げますね。

ご覧下さい。

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2024年12月 6日 (金)

No.1091 料金改訂のお知らせ

12月5日より、メニュー価格を改訂させていただきます。

お米や野菜等、諸物価の値上げの影響が避けられません。

今年2度目の値上げで、大変心苦しく思っておりますが、

ご理解の程、よろしくお願いします。

なお、人気商品のメンチボール定食(牛肉100%)(税込み)と、

から揚げ定食のお値段は従来通り、1300円に据え置きしています。

以下、新価格のメニューは、こちらでご確認下さい。

これからも浅野屋洋食店をよろしくお願いいたします。

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2024年12月 2日 (月)

No.1090 つわぶきの輝き

12月1日。

いつの間にか12月。今年も後、一ヶ月。

いつの間にそんな日が過ぎたのか。

朝、草花に水を遣ろうと、玄関を出ると、

シニアカーを押したおばあさんがうちの前で佇んでいらっしゃいました。

「あんまりきれいだから、見せてもらっていた」と、

満開の黄色いつわぶきの花の前にいらっしゃいました。

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冬枯れで、色の乏しい晩秋の庭を彩ってくれる明るいつわぶきの花。

花火みたいにも見える。

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暑い夏にはバッタに食われ、花が終わったこれからも寒さに耐えて、

常緑の丸い葉を楽しませてくれます。ほんとに頭が下がります。

温暖化の波は、すぐ身近に来ていて、種を蒔いても腐るからと、

作れなかったキャベツは、一玉850円にもなり、

同じ理由でトマトはひとつ350円になり、

洋梨は木から腐って落ちるので、青いうちに摘み取られ、

その値段の上がり下がりや味に一喜一憂しているのが私です。

木々や草花は、自力で暑い夏も、寒い冬も耐えて、

CO2を吸収してして、小さな生き物のねぐらとなり、

人々を寒さ、暑さから守ってくれてます。

知らぬ間に、道行く人の慰めとなっているつわぶき。

なんか、レベルが違うなぁ。

すごいなぁ。自分が恥ずかしくなった今朝。

 

 

 

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