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2025年5月

2025年5月30日 (金)

5月31日 ディナーは貸し切りです

ご案内が遅くなりましたが、

5月31日土曜 ディナーは貸し切りとなっております。

通常営業はお休みさせていただきます。

なお、ランチは通常営業です。

よろしくお願いします。

No..1110 歌行燈本店 三重旅その4

桑名は木曽三川が流れる河口で汽水域のため、

穏やかな海で育った蛤がつとに有名です。

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私たちはこのお店でお土産を買いましたが、

他にもアサリやしじみの佃煮を商うお店も多く、

夕方で片付けが始まっていた近くの貝専門店では、多くの人が働いていました。

街中の雰囲気を楽しみながら、夕飯には、

歌行燈本店で蛤料理をいただきました。

チェーン展開されているし、お値段もとってもリーズナブルなので、

どうかな?と思っていましたが、旧東海道に面した本店は趣きのあるたたずまい。

東海道で尾張の熱田、宮の渡しから、桑名側の七里の渡しへ。

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約28kmは海路だったんですね。

その渡しから程近いところにある本店には、船で着いた旅人が、

釜揚げうどんを啜ったという昔の屋号「志満屋」の看板も残っていました。

二階の看板の細い所に「志満屋」の文字があります。

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熱々で具された蛤焼売、おいしかったです。

お昼はバターたっぷりのエスカルゴだったので、

私は軽めに大蛤のおうどんのコースにしました。

蛤のエキスがよく出たおうどんはもちろん、他のお料理もすべておいしかったです。

店のメニューには、「日本の海が変わってきています。未利用魚はいかがですか?」と

あまりなじみのない魚の天ぷらなどがのっています。

そして、お値段からして、桑名で撮れる蛤ではない、

中国から輸入した蛤を蓄養と言って砂に戻して元気にして、出していることも、

きちんと書かれています。もちろん地蛤と呼ばれる天然もののお料理もあります。

おいしいお料理をいただい後は、暮れかけた旧東海道を七里の渡しまで、

歩きました。

予約の取れない、蛤料理の超有名店「日の出」はすぐ近く。

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今は堤防が築かれているけれど、そこだけ少し切れていて、

伊勢路の玄関口として「伊勢国一の鳥居」が建っています。

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夕暮れの気持ち良い風に吹かれての散策は旅の締めくくりに良いものでした。

エスカルゴも、蛤も、人間の乱獲によって、希少価値となっています。

自然界を取り巻く環境もずいぶんと変化してきました。

私たちは何を食べて、何を残していくのか。

考えさせられることが多い旅となりました。

食生活の変化に至っては、自分の子ども時代を考えると、

全く別物と言っても過言ではありません。

豊かになりました。でも、失われたものもたくさんあります。

名古屋から三重。

すぐお近くですが、三重と言えば伊勢志摩まで、

飛んでしまいがち。

近くても楽しい一日が、すぐ側にありました。

 

 

2025年5月27日 (火)

No.1109 松阪街歩きから桑名へ 三重旅その3

名残惜しく、エスカルゴ牧場を後に、

松阪へ行ったら松阪牛を扱っている店にも行ってみたいと、街中の肉屋さんへ。

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お目当ての肉屋さんは、精肉、コロッケなどの揚げ物、

お土産用の時雨煮等が、対面で並んでいて、お客様も多く活気がありました。

名古屋でも、一昔前前まで、店頭でコロッケを揚げる精肉店があったけど、

すっかり見かけなくなっています。

注文してから揚げてくれるコロッケや松阪牛フィレ肉の串かつ等

珍しいものやお肉等、お土産や家庭用も購入。

町の中心部で、八百屋さんや蜂蜜屋さん、

そしてかの有名な和田金などが立ち並んでいる広い道から少し入ると、

豪商の町として知られる古い町並みが残っています。

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家に帰った後、お肉で時雨煮や炊き込みご飯等作りましたが、

味わい深く、燻製のような香りがしました。

コロッケも昔ながらの味。これが1ケ120円にも驚き。

名古屋で見る、松阪牛のお値段より、だいぶ安いように感じました。

途中、道の駅にも寄りながら、

次の目的地、桑名を目指します。

桑名で行きたかったのは、安永餅本舗柏屋さん。

安永餅は東海圏では、気軽に買えるおやつだけれど、

近鉄京都駅では赤福は売っていても、

安永餅は売っていません。

また以前にいただいたビニル個装していない、

へぎに乗ったバラの安永餅がほしかったので、柏屋本店へ。

夕方あるあるの完売。ちーん。

予約しておけばよかった。

気を取り直し、ちょっと調べていた、

桑名駅改札横のファミリーマートでも売ってる情報をお店の人に尋ねて、

ダッシュで近鉄の階段を駆け上がる。ビニ-ルには入っているけど、

残りわずかなものをバラで無事購入することができました。

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本店で残っていた、「のしもち」も良いお土産となりました。

普通の餅より伸びが少なくさっぱりした餅は

安永餅のさっぱりに通じるものがあり、素朴な味を堪能しました。

煮餅にするとトロトロになりましたよ。

桑名駅の正面から、少し横の隅っこ、

目立たない場所にある柏屋さん。

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道は店の横から急に狭くなり、調べてみると、そこが旧東海道でした。

なるぼど、桑名の安永の地に一服する茶屋だったんですね。

本店へいけばこその発見が色々ありました。

 

 

 

2025年5月26日 (月)

No.1108 エスカルゴの生態 三重旅その2

ここからは、私が聞いた範囲のことで、間違いがあるかも、だけれど、

おもしろかったエスカルゴの生態について少し書いて見ます。

エスカルゴは夜行性。夜9時くらいに起き出してごそごそ餌を食べ出すと。

水もあちこちに飲めるように置いてありました。

落ち葉の下に産卵したり、子供が隠れたりしているとのこと。

雌雄同体で、生殖の時にオスとメスに別れ、

産卵したあとに、メスはオスになる。

その後オスとなった成体はメスに一回射精したら死ぬんだそうです。

一匹の固体がメスとオスの両方を体験する。

射精の後、死ぬのは、少し前に読んだ蜂の生態と同じで、

多くの動物が子孫を残すための成り行き、一生と思いました。

高瀬社長のエスカルゴにかける情熱はすごいものです。

奥様もよくついて来られたと思います。(あえて失礼ながら、穏和な田舎のおばちゃん)

後、2年くらいで辞めるかな、、とおっしゃっていました。

せっかく45年もの長きに渡って研究された技術は、ここで途絶えるのでしょうか。

シェフは、「空調管理にお金がかかり、どこでも、誰でもできるものではない」と言います。

「少し前に話題になった近大マグロや水耕レタス等も空調設備など

養殖のためにお金がかかりすぎる。

もっと自然に任せて、放牧に近くできないと無理じゃないか。」

それには、成体になるのに時間がかかる。うーん。難しい。

私たちは何を食べてきて、これから何を食べていくのか。

今、まさに話題沸騰のお米もどうしていくのか?

回りは麦畑と稲のたんぼが交互に現れる、

三重ののどかな景色の中、色々な思いが湧いて来ました。

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2025年5月24日 (土)

No.1107 行って来ました エスカルゴ牧場 三重旅その1

孫が7歳にして、エスカルゴの味の虜になり、毎回のリクエスト。

エスカルゴを色々と調べていると、三重県松阪市に、

世界初となるエスカルゴの完全養殖に成功した、

エスカルゴ牧場という施設があることを知りました。

施設の見学とエスカルゴ料理を食べさせてくれるとのこと。

浅野屋スタッフに松阪出身のNさんがいるので、

尋ねてみると、Nさんのおじいちゃんがそこのお手伝いをしていると。

そこで働いているわけではないが、詳しいことは孫であるNさんたち家族にもよくわからないとのこと。

早速調べてみるとユーチューブにもおじいちゃん登場!! 

よくわかりましたよ。もうびっくりで、これは行くしかないと、松阪への旅決行。

畑の畦道の先に、突然現れたエスカルゴ牧場の建物。

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エスカルゴにとりつかれたとしか言いようのない高瀬社長がお出迎え下さり、

すでに用意されたテーブルで、まずは研究の末たどり着いた味、

エスカルゴブルギニョンコースをいただきました。

ブルギニョンーそう、同じエスカルゴでも、

フランス本家本元はエスカルゴブルゴーニュ種を

食用として珍重しているとのこと。

卵も透き通ってとても奇麗です。

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私たちが、業務用として使っているアフリカマイマイとは全く別物との説明は、

食べてみて納得です。

肉質には嫌みがなく、柔らかく、研究を重ねられたソースは、

ニンニクも使用しているのに、

刺激的な味もなくとてもさっぱり、そして味わい深いものでした。

一緒に具された、パセリサラダも自家栽培の無農薬野菜との説明。

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繊細なパセリはシェフもセルフィーユと間違うほどの癖のない味わいでした。

食事の後、エスカルゴブルゴーニュ種を実際に触らせてもらい、

いよいよ施設見学です。

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残念ながら、こちらはカメラ禁止でした。

ブルゴーニュの森を再現するために、

日本の酸性の土をアルカリ性にしていく土を作っているところ、

山の葉っぱを集めて腐葉土を作っているところ等を通り、まずは産卵棟。

続いて養殖棟。と主に二つの施設が、

厳格な温度管理の元稼動していました。

始まりは、お土産にもらったエスカルゴ。

そこから、ご自身の私財を投じての、施設開発。

フランスへも何度も行かれ、初めは37匹の個体を譲り受け、

毎年のように行かれて、1000匹のエスカルゴを譲り受けられるまでになり、

農水省の許可も取り付けられています。

面白いのは、エスカルゴが陸貝となっているのに、魚類の許可とのこと。

自然界では3年かかる成長を独自の餌の開発で3ヶ月に短縮。

本家のフランスでも、個体数が減り、

保護動物に指定されていることからも、その有用性を説かれていました。

餌代がかかる牛や豚に変わり、これからはこのようなものを食べて行くのではとは、

二酸化炭素の放出が多い家畜からの方向展開を予測してのことか。

でも、御年78歳。さすがにお疲れも見え隠れします。

「有名なシェフ、大学の先生、農水省の役人、タレントさん、

いろんな人が来るけど、2回目はないね。」

その言葉に先駆者としての寂しさを感じ、

同時に考えさせられることがいっぱいの見学となりました。

高瀬社長には、本当に敬意を表します。

もっともっとお話を伺いたかったです。

お土産に、店でもお出しできるように調理されたものを購入してきました。

が、ごめんなさい。

すでにお話ししてあった方々から、予想以上のご予約が入り、

ご予約は今回は終了です。

どうしてもという方は通販をされているとのことです。

ご利用も可能です。ちょっとお値段はしますけど。

 

 

 

 

 

2025年5月16日 (金)

No.1106 ご無沙汰です

ブログは大変ご無沙汰しております。

インスタもぼちぼち。

ゴールデンウィーク前半に入る直前、突然声が出なくなり、

内科へ行くも、芳しくなく、すごい声で接客していました。

日曜日が終わり、月曜日の朝、いきなり高熱。

耳鼻科にかかると、コロナ、インフルは陰性。

カメラの診断で、副鼻腔炎と診断されました。

そこから、スタッフに急遽助けてもらったり、

臨時休業したりして、なんとかゴールデンウィーク営業が終わりました。

お入りになれなかったお客様も多く、申し訳ありませんでした。

ブログには書きたいことも山積み。

完全回復までにはもう少しかかりそうですが、少しずつまた再開しますね。

お客様には、ご心配おかけするようなことですが、

快方に向かっていますので、どうぞお気遣いなく、お願いします。

長年の疲労が蓄積したのは、私ばかりではなく、

なんとワインオープナーのスクリューが、コルク栓の中で折れてしまいました。ボキッ!

少し前にすごく固いコルク栓があったんだけど、長年お疲れ様。

ヘンケルのソムリエ・ナイフでしたが、20年くらい使いました。

非常に丈夫だったのですね。

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調子悪くなる前、山菜の洋風調理に目覚めて、

わらびのマリネやフキノトウのオイル漬け、ウドの低音調理等々、

季節の恵みをゆっくり味わえる楽しみを考案中。

天ぷらだと、一瞬なんだけどね。

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冬の間、一束300円だった小松菜が、

トマト箱に満載で198円プラス消費税。

2月、動物園の陸亀が小松菜をいっぱいもらってるのを

うらやましく思っていたけど、これは主婦の味方。

早速スムージーにしたり、お浸し作ったり。

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先日、お客様をお見送りに外へ出たら、真っ赤な大きな太陽が、

ビルの間に沈むところでした。思わず拝みたくなります。

山の端ではなくビルの谷間にも等しく太陽が昇り、沈む。

5月12日  18時45分くらいかな?

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