« No.1131 おいしい京都 その1   | トップページ | No.1133 おいしい京都 その3 »

2026年2月 7日 (土)

No.1132 おいしい京都 その2

鎌餅本舗を後に、次に目指すは上御霊神社門前の水田玉雲堂さん。

唐板(からいた)という小麦のお煎餅のみを作り、

売られているお店です。 

静かな住宅街を歩くこと15分。

大きな上御霊神社をぐるりと回ったところに、真っ白な暖簾がはためいています。

260127144934295

そっけないほど清い店構え。

260127145419562

そして商品も唐板のみ。

なぜか番組の中でも、鎌餅と唐板が気になりました。

こちらは注文してあったのですが、

予約時間に着いた時にはまだ少し商品に余裕があるとのことだったので、追加で注文。

応対してくださった奥様とは、特別にお話しもしなかったけれど、

おひとりで、重労働のせんべいを作り、包み、販売もされている、

ご苦労を感じさせないようなさっぱりとしたご様子。 

唐板の歴史は遣唐使によって伝えられ、作られていた様ですが、

応仁の乱によって一旦途絶える。

それを記録を頼りに再現されていて、500年暖簾を守っているというから、驚きです。

しかも今の奥様のご主人が亡くなられた後、暖簾を降ろされていたけれど、

止めないでの声に押されて、奥様がおひとりで同じ味になるよう再起され、

また暖簾を掲げられたたとのこと。

すごいことです。手伝いながら、じっと側で見ておられたのでしょう。

一枚、一枚、手焼きされたお煎餅の模様は生地が膨れ、縮んだ時に現れるので、

みな違う模様です。

目的のお菓子二つを持って、静かな住宅街から地下鉄で京都駅へ移動。

余りの人の多さに気分が悪くなりながら、駅での買い物を済ませ、実家移動。

母は思っていたより、元気そうだったけれど、やはり90歳の坂はきついようです。

歩くのが大変で、手すりなどをつけてもらうようお願いしているとのこと。

それでも、お茶とコーヒーを用意してくれていて、持って行ったお菓子を

「おいしい、おいしい」「明日、もう一つ食べたい」と意欲は満々。

毎日の炊事も工夫しながら、なんとかやっている様子に一安心。

弟夫婦にも見守られ、何より阿弥陀さまに見守られ、

日々の生活は大変だけれど、好奇心と食いしん坊魂は相変わらずを確認して、

慌ただしく家路に着きました。

さて、お菓子のお味は次回に。

 

 

« No.1131 おいしい京都 その1   | トップページ | No.1133 おいしい京都 その3 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事